戻るべき処に……航空巡洋艦 虎狼 【『旭日の艦隊』より】 ♯9

2309010.jpg

虎狼の続きです。
今日は、「飛行甲板」問題です。

2309011.jpg

飛行甲板の先端を斜めにカットして、多少整形しています。

2309012.jpg

先端の中央を削り、三角プラ棒をカットし……

2309013.jpg

接着しました。
これ……故・居村氏のコミック版のみに描かれている「ホーン」です。
絵的にあったほうが映えるので装備することにしました。

2309014.jpg

これは「ブライドル・レトリーバー」という、カタパルトと機体を繋ぐワイヤーの回収装置です。
最近の空母には、ほぼ装備されていません。
一番メジャーなのは、退役した原子力空母エンタープライズのソレでしょうか。

2309015.jpg

『照和20年』の時代背景ですから、(前世)先進技術の前倒しで実現したのでしょう。

2309016.jpg

エレベーターのスジボリを彫りました。

2309017.jpg

さて……飛行甲板の図面を見ていて悩むのは、このターンテーブルにしか見えないモノです。
この虎狼が、伊勢、日向のような搭載機を抱えているのであれば、何の迷いも無く、同様のターンテーブルを再現すればよいのですが……。
この虎狼には飛行甲板の後方から艦載機が着艦します……ので、飛行甲板上にレールなど敷いているハズがありません。
あくまで、溝として再現するべきと考えました。
カタパルト先端器具が機体とワイヤーで接続された状態でエレベーターで、飛行甲板上にあがり、一度後退し、ターンテーブル2つを経由して前進。ジェット・ブラスト・ディフレクターを越えたところで一度固定、発艦シークエンスに入る……という段取りでどうでしょうか(*ノ∪`*)。

2309018.jpg

スジボリを入れました。解りやすいように油性マジックの黒でなぞった後、アルコールティッシュで拭き取っています。

2309019.jpg

続きます。
訪問者数【2000.6.21〜 通算】
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Webmaster

 sa-toshi

Author: sa-toshi
このブログはウェブサイト『やまとは くにの まほろば』の一部です。ブログのみで閲覧されている方はhttp://www.yamato-mahoroba.netからの再閲覧を推奨致します。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カテゴリ別記事一覧