フォルクス・イェーガー ♯11 【2021年完成品04】

ふと、思い出しました。
41年前の今日は、『ヤマトよ永遠に』の公開日。
私は、東横線のヤマト号に乗って渋谷に向かい、今は亡き渋谷東急レックスで、観賞しました。
13歳でした。(^o^)。

さて、フォルクス・イェーガー、フィナーレです(=∀=)。

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エナメルの黒と茶でウォッシングをしましたが、ふき取り作業時に、鉄十字を削ってしまいました( /ω)。
この部分は流用デカールでリテイクしました。

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15歳当時、タカラの『エリア88』のキットを造っている頃から、
「どんなにオーバースケールでも、加工が拙くとも、HUDの反射ガラスは付ける」
……というのが自分に課したルールでした(*ノ∪`*)。
今回もまた同様です。もちろん、時代的にHUDではなく光学式照準器ですが。
反射ガラス板は廃品利用の塩ビ板を小さくカットして、瞬着で接着しています。

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脚室部のハッチも接着し、いよいよ秒読み段階に入ります。
機首のピトー管は、キットパーツがダルいため、me262からの流用です。

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ベランダに持ち出して、水性つや消しクリアを全体に吹いた後、主翼を接着しました。

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キャノピーを接着し……

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2021年完成品04……レベル1/72 ハインケルHe162 フォルクス・イェーガー “サラマンダー” Ver.悪魔伝の七騎士。完成です\(^o^)/。

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景気付けのヘボ特撮です(ノ_<)。

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……いやはや、素直にタミヤの1/48を購入すれば良いものを、古いキットを選んで苦労してしまいました……せめてドラゴンのキットにすれば良かったかな(´・_・`)。

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しかし……30ウン年ぶりに、ドイツ機に帰ってこれた(?)記念品となりました……出来は……所詮私は『戦場まんがシリーズ』から入ってきたぬるいモデラーなので、こんなもんです(*´~`*)。
でも……このホームページを立ち上げる以前、20代半ばの頃は、
「これからは、WWⅡの海軍機やドイツ機が自分のモデリングの中心になるだろう(。-_-。)」
と、本気で考えていた時期があって……全く別の未来が待っていた訳ですが、手がここまで回らなかったというのも事実です。

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さて、次はどうしたものか……。

フォルクス・イェーガー ♯10

フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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ノズル部分はピンバイスで開口しています。そのまま塗装して最終工程あたりで、エンジン後端に接着予定(´・_・`)。

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パイロットもコクピット内部に接着。

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キャノピーは塩ビで絞ろうかとも考えましたが、この精度のキットでそんなに力むことはあるまい(*´~`*)、と考えました。
左側面前方に、円形状の小窓(?)をモールドしているのには驚きましたが(°_°)、どう見てもピン跡にしか見えませんので、ここはペパーがけの後磨いて消してしまいました。
さて、いよいよ塗装も大半が終了して、マーキングとなりますが……

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1994年に刊行されていた小学館の「ザ・コクピット」の書籍です。27年ほど前のものです。

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付録として、1/72、1/48のキットに使用出来るデカールが付いていたため、ずっと保管していました……が、残念ながら「悪魔伝の七騎士」は含まれていませんでした(ノ_<)。
キットのものや、他の流用でテキトーにやっていこうと思います。

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「21」はマシーネンのデカールの流用、他はキットものを使用していましたが、主翼上面に白フチもない黒の鉄十字はマズいよなぁ( ノД`)と、貼ってから思い至りました。

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リテイクしました。

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マーキングも終了……おっと、機首先端のピトー管の取り付けを忘れていました。
上手く事が運べば、次回完成です\(^o^)/。

フォルクス・イェーガー ♯09

……そもそも、タミヤカラーがドイツ空軍機の機体色のことを想定していないこと、それじたいが腑に落ちぬ話です(。-_-。)。
フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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……ライトブルーは XF25ライトシーグレイ……(/∀\*)。
という衝撃の事実はとりあえず受け止めましたが、リテイクなしで進めます。

マスキングをし、かなりテキトーに調色した自前の「ライトグリーン」を塗り始めます。

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ちょっと明度が足りないのか(ノ_<)……どうだろうか? 私は「色弱」故に、色味に関しては根拠も自信も希薄です(´・_・`)。
迷いをこじらせていても仕方無いので、進みます。

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塗り分けラインはまあまあ、といったところです……ダイソーの養生テープでマスキングをした割に(ノ∇≦*)……塗り分け部分でかなり段差が目についたので、2000番のスポンドヤスリで慣らしました。

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早いかもしれませんが、尾翼も接着。

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進捗としては、シュツルム・イェーガーとνガンダムを抜き去り、「2021年完成品4号」の最右翼となりました(´∀`*)。

フォルクス・イェーガー ♯08

……そもそも、XF-23ライトブルーは……ドイツ空軍機の機体下面色のライトブルーとは違うだろう?(。-_-。)。
フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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機体下部を塗っているうちに、40年ばかりの間、疑問すら感じていなかったことを気にし始めました(*´~`*)。
XF-23ライトブルーは、ちよっと青過ぎるのではないのかと、まぁ、博物館の展示機体はこんなもんかな、とは思いますが。

XF-23ライトブルー(ドイツ空軍)……という表記になっていないことを、今更気にしています。(日本海軍)、(イギリス空軍)等表記されている色があるので……本当にぬるいモデラーですわ( /ω)。
タミヤ缶のほうはしっかりと(ドイツ空軍)と謳っていますので確かなんですが、いろいろ事情があり、筆主体の塗りでこなすには、どうしたものか……。

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とりあえず、明灰白色、ロイヤルライトグレイ、ホワイトを混入して塗り重ねています。
そもそも上面のライトグリーンはX-15ライトグリーンで良いのか?(//>ω<)……絶対違うなこれは(//>ω<)。

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パイロットです。
コクピットの底がかなり浅くなっているため、シートはもちろん、全身収まりそうにありません。
膝でカットし、シートなしで、背もたれ上部あたりのみを適当に加工し、後頭部と接着しています。

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裏面の隙間の処理をした主翼も塗り始めました。

ネットでちょっと調べたところ以下のような見立てを発見しました。

RLM02RLM Grau XF22 RLMグレイ
RLM70Schwarzgruen XF27ブラックグリーン
RLM71Dunkelgruen XF26ディープグリーン
RLM74Graugruen XF24ダークグレイ
RLM76Lichtblau XF25ライトシーグレイ
RLM79Sandgelb XF59デザートイエロー
RLM80Olivgruen XF58オリーブグリーン

……ライトブルーは XF25ライトシーグレイ……(/∀\*)。

フォルクス・イェーガー ♯08

……そもそも、タミヤがウォーバードコレクションでコレを出してくれれば良いんですよね、1/48のスケールダウンで(ノ∇≦*)。
フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。
地味な作業が続いています。

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脚は一気に組み立て、塗装まで進めています。
タイヤは黒ではなく、ジャーマングレイで塗っています。
横山宏氏の『モデリングブック』を知ってから、黒を多用することを控える意識は持っていましたが……タイヤを塗る機会というものが全然ありませんでした……いったい、何年ぶりの航空機キットかと(*´~`*)

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脚室内部と……

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コクピット内部はRLMグレイです。

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機体下部、翼の裏はライトブルーで塗り始めましたが……

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主翼の裏面の、この豪快な隙間のことを忘れていました(/∀\*)。

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とり急ぎ、処理です(。-_-。)。



フォルクス・イェーガー ♯07

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……そもそも、タミヤがウォーバードコレクションでコレを出してくれれば良いんですよね、1/48のスケールダウンで(ノ∇≦*)。
フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

……もちろん、最初からドラゴンかスペシャルホビーのキットを買えば、こんなに手こずる事もない訳でして(ノ_<)。
ただ……やはり価格がネックなのと、それだとタミヤの1/48のほうが安いという困ったパラドックスに悩みました。

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脚です……前脚はまだ良いものの、主脚のほうは、オレオのヒンジ部分が板になっております(;д;)。
この脚はメッサーシュミットBf109Kの流用らしいので、ならば流用か? ……いやいや、こんなご時世 (キットの価格高騰) でそれは難しいので、削って加工していきます。

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経年劣化でプラが脆くなっているのか、整形中にポッキリ折ってしまいました( ノД`)。
ここもまた補修です(´・_・`)。

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エバーグリーンのプラ材の細いヤツで作り起こしです。

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こんな感じです。精度はいまひとつ |ω・`)。

……確かタミヤは1/48でBf109G-6をリリースした後、ウォーバードコレクションで同機をリリースしていたと記憶しているのですが……同じようになんとかならないものかなぁ(´・_・`)。
それなら実売価格1500円ぐらいになると思うのですが……。



フォルクス・イェーガー ♯06

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……そもそも、タミヤがウォーバードコレクションでコレを出してくれれば良いんですよね、1/48のスケールダウンで(。-_-。)
フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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などと、恨み言を言いつつ進めています。

ループアンテナ部分(?)もこれまたいやな分割となっており……プラパテ盛り→整形がやっかいです。

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なんとかこんな感じに……ここもエッチングにでも置き換えるべきかもしれません……が、ここだけそんな精度にしても仕方ないであろう(´・_・`)と。

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尾翼です。いやな場所にある抜け穴を、瞬着とプラパテでなんとか消しました。

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接着しています。塗装が先か、接着が先か……悩みましたが。

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エンジンポッド先端の、接着面がいやな感じに角が落ちています。

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流石にここは目立つので、補修してみます。とりあえずエポキシパテを少量盛っておきます。


フォルクス・イェーガー ♯05

フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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時代の限界……というやつでしょうか、このキットのモールドはイマイチ……いや、かなり正確さに欠けているようですが(*´~`*)、ま、それはそれとして、あまりこだわらずにケガキ直しをしています。

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しかし、非常に地味な作業のため、写真映えしません(/∀\*)。
私自身、これほどの量のスジポリは……

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2004年に製作した、コレ以来かもしれません……正直、ブランクがきつかったです(。-_-。)。

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手持ちで良いマスキングテープがなく、代用品で、とにかく厚手で柔軟性のあるテープなら、なんでも試しました。

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ところどころ、ヨレていますが、リテイク最小限に留めて進めています。
……そもそも、タミヤがウォーバードコレクションでコレを出してくれれば良いんですよね、1/48のスケールダウンで(//>ω<)。


フォルクス・イェーガー ♯04

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約4カ月振りの、フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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機体の合わせ目にタミヤパテを盛っていたものをペーパーがけで処理し、さて、次はどうしたものか……何しろ昔のキットですので、見事なまでの凸モールドですが、接着面近辺の凸モールドはあらかたペーパーがけで消失しました。

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もう、こんな根気も気力も乏しいのですが、ある程度は、凸モールドを凹モールドに置き換えていこうと思います。
しかし……かなり苦しいので、本当に「ある程度」に留めたいところです(T_T)。

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主翼、尾翼は8割方はなんとか彫り直し作業を進めています。


フォルクス・イェーガー ♯03

フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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このキット……いえ、これに限らず全てのフォルクス・イェーガーのキットが、そのまま作ると尻餅をつきます。
コクピットの背後に重りを詰められるだけ詰めました。

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機体を接着します。かなり合いが悪いので、輪ゴムで縛っておきます。

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製作途中の写真を撮り忘れました( /ω)。
タービンブレードとスピナーは、me262のパーツを使いました。
本当はスピナーの直径はもう少し太いようですが……まぁ、何もしないよりはマシです(*´~`*)。


フォルクス・イェーガー ♯02

フォルクス・イェーガーの続きです(。-_-。)。

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小さいキットですので、改修はほどほどにしていこうと思います。
機関砲部分は穴と銃身が一体でモールドされており、ここはなんとかしておきたいところです。
ピンバイスで開口していますが、なかなか難しい角度の穴開けとなり、イマイチの仕上がり(/∀\*)。

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コクピットと前脚収納部が吹き抜けになっていますので、コクピットの床を張るような感じでプラバンを貼りました。

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主脚収納部も、エンジン内部まで吹き抜けていますので、やはり仕切りをプラバンや流用パーツで加工しています。
一応、タミヤ1/48のキットの写真などを参考にはしています(。-_-。)。

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納得のいかない機銃の開口部を、エポキシパテで裏打ちし、形状を整えてみました。
ネットでいろいろ見てみると、どうもこのキットは「元フロッグ」のキットのようです。
そうすると……レベルのキットでも、2種存在するということなのか……現フジミのキングタイガー(フジミと旧ニットー)みたいに(*´~`*)。
いろいろありますねぇ……45年も昔でしたが、買ってもらったロボダッチの「ロボZ」が、何故か箱絵と違い「太い眉毛の全くない」しょぼい感じのもので不満を抱えていた後、後日、再び買って貰った同じ箱絵の「ロボZ」には眉毛がついていて得心したのを、ふと思い出しました……当時は金型どうのこうのなんて、全く頭にありませんでしたが……(/∀\*)。

フォルクス・イェーガー ♯01

……紛らわしい名前の新企画です(ノ_<)。
前回、「今、「ある飛行機」のコトが気になっていて仕方無いのですが……1/48じゃあ置き場所が(ノ_<)……。」
と述べていたヤツが早速登場です。

この飛行機を初めて知ったのはちょうど40年前……

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『悪魔伝の七騎士』で、でした。

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ただ……当時はインターネットはこの惑星には無く(´・_・`)、調べものは書籍以外ありません。
また、『戦場まんがシリーズ』には、架空機も登場することもあったため、私はしばらくの期間、この飛行機が実在したモンなのかどうか確信が持てずにいました……たぶん、1982年の秋ぐらいまで(*´~`*)。

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ホビージャパン1982年10月号は、当時ハセガワから1/72のA-10が発売されたのを機に、A-10キット特集が組まれていました。トップ記事で故・今井邦孝氏が……

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と述べているのを読み、「やっぱりアイツは実機があるんだぁ(〃▽〃)」と、なんとまぁのんびりとした時代であったことか……。
ただし……当時はキットがありません( /ω)。
国産キットはむろんゼロ。海外のキットはそこいらで売っているものではなかったですから……その頃 (私の知っている範囲ですが)、 横浜駅西口のALiC (アリック) 日進の、地下一階のホビーショップでは海外キットもそれなりの数が置いてあり、当時の私は1/72のコメートのキットなんかを、指を加えて眺めていました(*ノ∪`*)。……高かったです当時の海外キットって(*´~`*)。

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また、当時は相対的にはコイツ↑に対して熱を上げていたこともありましたので( /ω)、そこまでこの飛行機に固執することもありませんでした。

そして、時は流れ、40年余りが過ぎ( ノД`)、海外キットも、様々な手段で容易く買える時代がやってきました。

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レベルの1/72を購入。けっこう古いキットです。

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以外であったのは……予備知識として、レベルの1/72キットは、リンドバーグの金型のキットで、主翼が左右つながっているモノ……だと頭にあったのですが、購入したものは違うものでした。この辺はいろいろありそうですね(キット考古学的なものが)。
やはり年代モノなので、かなり大味です。

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コクピットはかろうじて標準機らしき成型物はありますが、シートとパイロットのみ。エンジンも口が開いているだけで、タービンブレードなどもありません(*゚Q゚*)。

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幸い……ハセガワのme262のジャンクがあり、ここから利用出来そうなパーツは貰います(ライバルメーカーですが)。このキットもきちんとストックしていたつもりが、単座にも複座にもパーツが欠けていて組めないことが最近判明したところです……この出来事があって、今回の企画が生まれたようなものです。

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インストはまた大味な画で表現されていますが、

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……いや、実に正確に描かれていました(ノ∇≦*)。左のがそれです。ここはme262から貰ってこようかと思います。
シートは、もう少しだけ手を入れてみたいとは思います。何しろ、世界で二番目に実用化された「射出座席」ですから(*’U`*)。

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1/72 ハインケルHe162 フォルクス・イェーガー “サラマンダー”。製作開始です。

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