80年代に忘れてきたものたち…… ♯05

ちょっとひと息つきます。

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先日、ブービーダックのパーツと共に発掘した、
2017年当時、1/35ツヴァークをやろうとした残骸、です。
このままではまだまだですが、なんとかなるのではないか……とまたいつもの病気です。
「ユニオンモデルの1/60がなかっただろうか? 形状の参考に出来れば……」
と、収納を漁ったものの、発掘出来ませんでした。
たぶん、転居前の片付けで破棄してしまったのかも……。
その代わりに、他のもの達がポロポロと登場してきました。

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タカラ1/72ダグラム!
これは、HGUCのゲルググの肩や二の腕、腿やらを流用すればかなりなんとかなる、と保管していたものの、今や肝心のHGUCのゲルググが地上から絶滅したかの有様です。いつでも買えるからいつでも取り組める、と考えていたのですがね。

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海洋堂の1/100ジュノーン初期型!

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ソフビキットですが、ランドブースターはレジン製!
私の最も好きなモーターヘッドのひとつです。いつか、いつの日にか関節を仕込んで完成させようと長い眠りについている最中です。

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ユニオンモデル 1/60ファッティー!
何故か2機ぶん箱におしこんでありました。
この1/60ファッティーにも、いろいろと苦い思い出があり、いずれその話とともに製作しようと考えています。

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タカラ1/24ブルーティシュドッグ!
袋もほぼ開けていません。
私がこの機体に取り組むとは思えないので、1/24ライトスコープドッグに、いつの日にか化けることになるのだと思います。

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タカラ1/35スタンディングトータスと玩具の同・スペースアサルト!
玩具の方は、ブースター等取り外し可能となっています。
これらのパーツを使って、キット改造で宇宙戦用のマーク2を造ろうと以前から夢想しています……肝心のストライクドッグを持っていないのが「画竜点睛を欠く」感じですが(*´~`*)。
ただ、玩具にはソリュッドシューターが付属しており、もしツヴァークが完成出来たら装備させたいという狙いもあります。

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タカラ1/35ダイビングビートル!
これまた苦い思い出のあるキットであるため、いつか再チャレンジを……と考えています。

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水場仕様があまり好きではないので、ノーマルのスタンディングビートルに化ける可能性大なり。

と、2023年を迎えたというのに、あまりにも多くのものを80年代に置き忘れてきております。
最近、永い時間をかけていた作りかけが、いろいろと回収していくことが出来つつあるので、これらにも手が回るかも、と楽観している昨今です。

1982年3月……

ちょっと探し物をしていて、中学生の時のスクラップブックに眼が止まりました。
いろいろ貼ってありましたが、今日はコレを……

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おそらく、1982年3月末の新聞(*ノ∪`*)。

今とは設定が違うのですが(*´~`*)、当時はこういう設定でした。
当時、この映画と原作に登場する、1000年女王のゴンドラ船をスクラッチしていましたが……完成させることが出来なかったのを覚えています(。-_-。)。
艦首の顔部分は、バンダイのゴライオン(大きい方のキットです)の顔を削り込み、両舷は積層プラバンで大まかなカタチを造るところまではいっていましたが……確かまだタミヤのエポキシパテは発売されておらず、造形が難しく断念していました。

映画館の名前……懐かしい名前が並んでいます(ノ_<)。
左下には『わが青春のアルカディア』の告知が……この「超ジャンボ前売り券」の上部、今でも大切に保管しています(´・_・`)。
何もかも皆懐かしい(ノ_<)。40年前のことでした。

80年代に忘れてきたものたち…… ♯04

疲れています(ノ_<)。そんな訳でまた、在庫の紹介です。

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エアフィックス 1/72 ダグラス・インベーダーです。これもはるか以前に購入していたものです。
「何故にあんたが米軍の爆撃機を(;゜0゜)」と思われるかも知れませんが、これもまたストレートに組むつもりではないです。

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スピルバーグ監督の1989年の映画『Always』。

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リチャード・ドレイファス主演。
私、この映画の細部が大好きでして……細部っていうのは序盤の航空機登場シーンが主なところで、映画としては……スピルバーグ作品としては、ちょっとどうかなぁ(*´v`)というのが率直な印象なんです。
確か、オードリー・ヘップバーン(天使?妖精?この世のものではない役でした)の遺作に当たるのではなかったかと思います。

主演のリチャード・ドレイファスは、ピンとこない方もいるかと思いますが、



『ジョーズ』(1975年)では巨大ザメと戦った海洋学者……



『未知との遭遇』(1977年(日本では78年))では、空飛ぶ円盤と出会ってしまい人生が狂った男。



『スタンドバイミー』(1986年(日本では87年))では、ラストにのみ登場する、成長した主人公の小説家(つまりは、スティーヴン・キングですね)。

と説明しますと、ある年代以上の方はピンとくるのではないかと思います。私、この役者さんが若いころから好きで、かなりマイナーな映画でも、映画館へ足を運んでいました。

一番印象的だったのは、バーブラ・ストライサンドと共演した1987年の映画『ナッツ』。日本公開は翌88年……映画館へ足を運んだ時は21歳かぁ~(ノ_<)。



脱線しました。話を戻します。

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そのリチャード・ドレイファス演じる主人公ピートが、映画冒頭で駆るのが、森林消防隊で「ウオーターボマー」として消化活動に従事する、ダグラスA-26Cインベーダーです。

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映画館でこの雄姿にガツン……とやられてしまい。
いつかは、コイツの製作を……と思い続けて……齢50半ばです( ノД`)。

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キットはリベットのモールドがびっしりとモールドされていて、なかなかのもんです。
今風のディテールではないですが、これはこれでかなり味わいのある良い出来かと思います。

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しかも、かなりの可動を目論んだ設計となっており、これを潰して組むのは勿体ない……と怯んでウン十年です。

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パイロットはかなりの出来です。ま、これはそのまま使えないので別の機体製作の時に活用したいものです。

もちろん映画では森林消防隊のオリジナルのマーキングがされており、そのあたりをどうするかとか、映画を購入して一時停止連発で資料作成の必要、など課題山積みです。
還暦……を迎える前には、製作開始したていと今は考えております(´・_・`)。

80年代に忘れてきたものたち…… ♯03

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少し前に、思い入れのある機体だと話をしましたHe219ウーフーですが……

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結局、ドラゴンの1/72をポチッとしてしまいました(ノ∇≦*)。

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昔のレベルのキットでは、フォルクス・イェーガー同様に難儀すると思いましたので、ま、妥当な選択だとは思います。

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エッチングパーツもありますので、これは期待できそうです。私の技量でどうか、という問題は残りますが(*´v`)。

80年代に忘れてきたものたち…… ♯02

零式艦上戦闘機11型(安藤大尉機)が完成したところで、ちょっと、ひと息です(。-_-。)。

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先日、近所のBOOKOFFで、イタレリ1/48Мe163コメートを偶然見かけました。
税込500円は、これはアリだろう、とポイントを使用して実質タダで購入(*´v`)。

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当然のことながら、かなり昔のキット。現代の基準からすると、「大味」の一語に尽きます。
なれど例の如く、40年前の私にとっては「高嶺の花」みたいなキットですので、
『ようやくコレが買えたかぁ(´・_・`)……』
と、心中いろいろです。
40年前、私に購入可能だったのは、Мe262とセットになっていたタミヤミニジェットシリーズ



確か、当時250円でした。まぁ現実的な購入対象はコレ1本でしたので、実際製作もしました。
でも、私にとってはそれが只一度の「Мe163コメート」体験でした。
当時のもうひとつの選択肢としては、ハセガワの1/32。



これは、たしか当時1500円。ちょっと手が届かない価格と、「大きい」という別の問題もあり、購入は憚られました。
で、このイタレリ1/48キットですが、なかなか近所の模型店でお目にかかれるようなモノではなかったです。
今年の3月8日、「フォルクス・イェーガー」の製作開始時点で、

海外のキットはそこいらで売っているものではなかったですから……その頃 (私の知っている範囲ですが)、 横浜駅西口のALiC (アリック) 日進の、地下一階のホビーショップでは海外キットもそれなりの数が置いてあり、当時の私は1/72のコメートのキットなんかを、指を加えて眺めていました(*ノ∪`*)。……高かったです当時の海外キットって(*´~`*)。

と書きました通りです

しかし、「いつか来る、その刻……」の為に、資料だけは確保してありました。

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どんな大味のキットでも、これさえあれば怖いものなし、です。
少なくとも、己の技量の範囲内でなら、十分手を入れることが出来るかと。
さて、この資料ですが、ふと、本棚から引き抜いたコレです。

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大日本絵画の『エアロ・ディテール10』1994年3月の初版です。
ちょっと失敗したのは、フォルクス・イエーガー製作の際。この本のことを失念、と言いますか、Мe163のみだと思い込んでいました(/∀\*)。

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隣にはコレも……どちらも価格は2800、2900円という(°_°)なモノ。
妙な言いぐさですが、今なら高価過ぎて買う気ナシです。
当時26、7歳でしたが……このホームページを立ち上げる以前、20代半ばの頃は、
「これからは、WWⅡの海軍機やドイツ機が自分のモデリングの中心になるだろう(。-_-。)」
と、本気で考えていた時期がありました、ちょうどその頃です
今回は昔話が主で、次回作がコレ、という訳でもありません。
私のコレに対する思い入れは、『戦場まんがシリーズ』の『エルベの蛍火』に尽きますので、
「垂直尾翼に描かれている蛍はどうする?」
というのが最大の難関です(*´~`*)。
水転写デカールが、もう少し安く発注出来る仕組みが欲しいところです。

80年代に忘れてきたものたち…… ♯01

……いったい、何年ぶりの航空機キットかと(*´~`*)、と前回書いたものの、
「……確かに、いったいいつの話だぁ(°_°)」と、我がことながら定かではありません。

ちょっと記憶を掘り起こしてみました。

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レシプロ機なら、コイツです。
2008年8月に紹介した、およそ15年越しで完成した零式戦闘機52型。残念ながら前回の転居時に破損・処分です。

ジェットでは……

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同じく2008年8月に完成した面々(*´v`)。これまた前回の転居時に破損・処分です。これらを紹介したココログ時代の記事が現在紹介出来ないというのが、当サイトの抱えている最大の問題(/∀\*)。かな。

WWⅡドイツ機となると、10代後半までに完成させたものたちを最後に……買い込んだ資料を基にいろいろ手掛けたものの、結局は完成させたものはひとつも無かったかもしれません。なんてこった(。-_-。)。

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WWⅡドイツ機で思い出す話ですが、2009年ごろから、思い入れのある昔のホビージャパンを、オークション等で買い戻す(//>ω<)という感傷全開な行為を細々と続けています。これもまた以前(2009年当時)に書いた話です。

今より小さいB5版時代のホビージャパンを……当時82年1月号から84年の終盤まで、毎月購入していました。
この、SF3Dオリジナル(現・マシーネンクリーガー)の連載開始頃から、MGにライターが引き抜かれるまでの、3年弱の面白さは至高であったと思っています。
若いころは「これはもういいかな……」などと時折愚かな思いつきで行動し、このホビージャパンをみな処分してしまい、40過ぎたころ後悔していました(ノД`)。
私のモデリングに大きな影響を、未だに与え続けてくれている、デザイナーであり、イラストレーターであり、編集者であり、モデラーであった故・今井邦孝氏が活躍されていたのもこの頃です。

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先日、1983年3月号を入手し、これで1983年は12冊揃い、万々歳です(*ノ∪`*)。

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私が大好きであった企画。故・今井邦孝氏の「エアキット・ホームランコーナー」ではハインケルHe219ウーフーが掲載されています。

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この記事を読んでいるともぉ(〃▽〃)、ネットでウーフーをポチッとしたくなってしまいます。
エアキット・ホームランコーナーでは、このように撮影に特化した簡易ディオラマなどが多く誌面に展開されていて、こんな感じの写真が撮りたい……と当時の私は夢想していました。
が、技術も拙く、撮影には絶対必要であった一眼レフや接写レンズも持っていませんでした……。当時はモデルの写真撮影って敷居がかなり高いものだったと思います。
時は流れて、2009年5月に1/72フランカーを完成させ、デジタルカメラと画像処理ソフトの力を借り……

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ようやく作り上げた拙い画像がコレです。
26年の歳月が流れていました(。-_-。)。
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