1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯10

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202209095.jpg

二重反転ペラ実現の目途がついたところで、機体製作に戻ります。

202209096.jpg

全体として、各部分均等に進めているような感じですので、今度は主翼です。

202209097.jpg

二重反転ペラが実現したため、飛行状態が確定。ギアカバーを閉じた状態とします。

202209098.jpg

202209099.jpg

前脚の扉も閉めた状態で接着しています。

202209100.jpg

主脚の扉の根本近くは、パーツの加工ではなく、プラバンで塞ぎました。

202209101.jpg

202209102.jpg

写真2枚で片付いてしまいますが……かなり時間を費やして、凸モールドのスジボリを凹モールドへ変更。彫り直しています。

続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯09

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202209090.jpg

ペラを4枚に変更しているので、スピナーの開口部分も変更しています。

202209091.jpg

尾部の「集合排気管 (・・?」はRGシャアザクのパイプを流用。

202209088.jpg

さて……二重反転ペラをここまで構築する過程で、うっすらと考えていました。
……これを電動化できないものか(*´~`*)……。
正直、自分に出来るとも思えなかったので、とりあえずネットで検索してみました。
構造じたいは、それほど高度なものでなくとも、実現可能なようでした。

202209092.jpg

タミヤ・ミニ四駆の一番安いキットと一番安いモーターを買い、こんなものを造りました(*ノ∪`*)。

202209093.jpg

プロペラを仮接続して……

202209094.jpg

テスト成功しました。

ギアのクリアランスの調整でいろいろ悩みましたが、都合2晩で完成したので、良しとします。



動画も撮ってみました。

続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯08

8ヵ月振りに『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202209083.jpg

「震電」は6枚ペラですが、これを4枚ペラの二重に改修します。
まず、一直線に並んでいる2枚以外をカットしています。

202209085.jpg

カットした2枚のペラは、真鍮線を挿して補強をしています。

202209086.jpg

4枚ペラにしました。

202209087.jpg

そして、もうひと組み、4枚ペラを造りましたが、このペラは1/48ペロハチのものです。
形状が少し違うため、「震電」のペラを少し削ってやる必要がありそうです。

202209084.jpg

排気タービンを載せる部分はこのように開口し、裏から底板になるパーツを接着しています。

202209089.jpg

1/72ファントムのインテイクを薄く削ったものをサブインテイクとして機体に接着。
隙間部分にエポキシパテを充填しています。

202209088.jpg

二重反転ペラを構築中……続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯07

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202201059.jpg

尻のカウリングの余計な部分を削り、スポンジヤスリでならしました。

202201060.jpg

旧ヤマトキットの何かのフェアリングをキャノピー前に接着。

202201061.jpg

57ミリ機関砲の機構の何かが出っ張ってしまっているという意匠だと思いますので、機関砲の延長線上に配置しています。

202201062.jpg

排気タービンの配置のための大穴を開けました。

202201063.jpg

作業のし易さを考慮して、コクピットを組み込んで、機体の左右を接着しました。

202201064.jpg

HGUCのザクⅢの脚のパーツから切り出した円形の部品を、タービンブレードの受け皿として機体に埋め込み予定です。

202201065.jpg

続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯06

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202201049.jpg

さて……この部分のインテイクですが、難しいところです。
OVA版のアウトラインですと、インテイクはこのままで、後ろを肉付けしてやればいいようにも感じましたが……

202201050.jpg

故・居村うじのコミック版ですと、かなり張り出している描かれ方です。
しかも、コレは推力式単排気管でしょうか? OVA版のデザインでは (作画上の問題でしょうか) 省かれていますが。

202201051.jpg

散々部品を供出している、1/72ファントムⅡのインテイクが似ています。

202201053.jpg

キャノピー後端部分はいろいろとプラ材で加工しているため、ここで改めてエポキシパテを盛っておきます。

202201054.jpg

202201055.jpg

プラバンで裏打ちし……

202201056.jpg

インテイクを削り、外側からエポキシパテを盛りました。

202201058.jpg

ファントムⅡのインテイクをゴリゴリと削って薄くしています。

202201057.jpg

カウリングのこの部分もすべて削り落とす必要が出てきました。

続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯05

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202201034.jpg

カナードの先端は、

202201040.jpg

このようにざっくりと整形済みです。

202201041.jpg

キャノピーのヒートプレスは手こずりました(ノ_<)。

202201052.jpg

前に処理したのは、12年前の『ガニメデ』以来ですので、たどたどしいことないです。

202201042.jpg

202201043.jpg

廃品利用の塩ビで作業しましたが、塩ビの厚みがかなり重要で、上手くいきません。

202201045.jpg

薄めの塩ビだと比較的作業は楽でしたが、絞ったキャノピーの強度がなく、フニャフニャでした。

202201044.jpg

形状はおおむね想定通りなのですが、カットをちょっとドジりました。

202201046.jpg

プラ材でキャノピーにフチをつけています。

202201047.jpg

202201048.jpg

しかし、いずれにせよ機体との擦り合わせのために、機体のほうも加工するという困った事態です。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯04

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。
……決してシュツルム・イェーガーや噴式零戦に飽きているのではないのですが、「ノッて(≧∀≦)」いるものをどんどん進めていかなければ、サイトの維持がままならない自転車操業の如きものです(ノ_<)。

202201029.jpg

キャノピーの原型を紙粘土で、というのは大失敗でした( ノД`)。
この紙粘土は、子供からひとつかみの供与を受けたのですが、彼の造形作業には適していても、こちらの用途に不向きでした……水分が飛んでも柔らかいままなのです(ノ_<)。

202201031.jpg

リテイク……ですが、エポキシパテの手持ちがごく僅かのため、ジャンクやらプラバンの切れ端やらで、出来るだけ埋めます。

202201032.jpg

そして、その上にエポキシパテでコーティング。これで硬化を待ちます。

202201033.jpg

カナードの後端にあるマスバランス(かな?)は蒼莢にはないため、

202201034.jpg

カットしてプラ材を接着。これも完全乾燥を待ちます。

202201035.jpg

次は、「排気タービン」……「過給機」か? すみません。違いがイマイチ解らないのですが、ウィキペディアでは「排気タービン過給型」との記述があるので、「排気タービン」で通します。シュツルム・イェーガーに部品を供出したライトニングのものがちょうど1/48でピッタリ、と考えていたのですが……

202201036.jpg

……どうも形状が違い過ぎて……どうしたものかと(´・_・`)。

202201037.jpg

なれど、たちまち解決の糸口が……右のコレを流用します。

202201038.jpg

テイルヘビーを避けるために、噴式零戦に組み込まなかった、ハチロクのタービンブレード部分です。

202201039.jpg

構造を理解出来ていないので、迷いながらの造形を進めています(´・_・`)。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯03

202201021.jpg

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202201001.jpg

次はコクピットまわりです。
キャノピーはそのほとんどが現用機のバブルキャノピーに近い形状です。
震電のそれは、零式戦闘機と大差ない感じですので、いろいろと加工しなければなりません。

202201022.jpg

まず、キャノピー後端の形状がまるで違います。細プラ材をこのように接着し、先にアウトラインを確保しておいて、中を埋めていく処理になります。

202201023.jpg

202201024.jpg

このあたりは、ちょうど20年前に『デスシャドウ1號艦』で経験済み、なんということはありません(ノ∇≦*)。

202201025.jpg

202201027.jpg

プラ材で埋めて瞬着でコーティング、そしてエポキシパテを盛って、硬化後に形状を出していきます。

202201028.jpg

失敗するのを前提に、まずはキャノピーを絞ることに挑戦してしまいます。
ジャンクで原型の骨組を作り、

202201029.jpg

エポキシパテ節約のために、まずは紙粘土を盛りました(´∀`*)。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯02

202201014.jpg

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

202201015.jpg

さて、サブインテイクのふくらみはカットしましたが、インテイク先端は別パーツとなっています。

202201016.jpg

これもカットしておきます。

202201017.jpg

ちょっと写真では解りにくいですが、全体の大半が凸モールドのため、8割方を彫り直しています。
そして……この機首部分を眺めていると、ちょっとばかり考えさせられます(*´~`*)。

202201001.jpg

蒼莢は震電に比べ、コクピットから機首先端に向かって、かなり細めに絞ってある感じがします(´・_・`)。

蒼莢をスクラッチするとなれば、震電をベースに……と誰しも考えると思いますが、実はちょっと違うという。

202201012.jpg

原作の表紙でも……

202201013.jpeg

コミック版の表紙でも、こんな感じです。
コミック版に登場する、艦船や機体の三面図は全般的にそういう傾向があり、パッと見は何かとそっくりに見えるが、見比べると微妙に違う、というのがなかなモデラー泣かせです(ノ_<)。
この蒼莢については、もし1/72で製作するのであれば、機首部分は『スカイ・クロラ』の「散香」を使ったほうが、むしろ形状は近いのかも知れません。
ま……私はこのまま進めますが(*ノ∪`*)。

202201018.jpg

カナードと機関砲砲口部分が一体パーツとなっています。
砲口を埋めつつ、大きな砲口を2つ開口する作業を並行しています。

202201019.jpg

左右の位置合わせに四苦八苦しましたが、どうにか見られる程度には位置合わせできたようです。
このまま開口部をスポンジヤスリがけしています。

202201020.jpg

砲口に適当な金属棒を差し込み、裏からエポキシパテを盛り、乾燥後引き抜きました。

202201021.jpg

なんとか、カタチにはなった模様(。-_-。)。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯01

202110105.jpg

202110106.jpg

昨年(2021)の11月にちょっこっと紹介しましたハセガワの1/48震電。これも購入してウン十年は経つ品物ですが……廃棄せずここまで温存していたのは、もちろんこれをストレートに組むのではなく、『紺碧の艦隊』に登場する「蒼莢 (そうらい)」として組もうという儚い夢のためです( ノД`)。

で、2022年最初の新企画として、満を持して1/48蒼莢 (そうらい)に、とりあえず一度チャレンジしてみようかと思います。
何しろ震電がベースキットがセオリーですので、いくらでもこののち再チャレンジの機会もあるであろうと(ノ∇≦*)。

202201001.jpg

まず、製作目標はこの『蒼莢 (そうらい)』か……

202201002.jpg

『蒼莢改』もしくは『噴式蒼莢』かということなのですが、せっかくの1/48スケールですので、二重反転ペラが映える『蒼莢 (そうらい)』で進めてみようと思います。

とりあえずイメージを掴むために、故・居村氏の画稿とОVAをこれでもかと睨み続けました……正月でなければ、ちょっと出来ませんでしたな。

202201003.jpg

ハセガワの1/48震電は、かなり古いキットのため、パーツ分割もあまりしつこくはなく、素材としては丁度よいのかと思います。

202201004.jpg

しかし、パイロットは立ち姿のみが付属です。よってタミヤの零式戦からパイロットを転属させて使用します。

202201005.jpg

武装は震電の30ミリ4門に対して、57ミリ2門という魔界転生ぶりです(*≧∪≦)。このあたりはかなり手を入れることになります。

202201006.jpg

キャノピーはまるで形状が違うため、塩ビを絞る必要があり、今から夢に出てきそうな困難が予想されます。
また、機体各部もすんなりそのまま、とはいかないため、注意を要します。まず、この機体側面のサブインテイクの涙滴状フェアリングです。

202201007.jpg

これは、蒼莢にはありませんので、削る必要有り、です。

202201008.jpg

プラバンで裏打ちしています。さすがに、数々の失策から多少は学んでいます(/∀\*)。機体の左右張り合わせの前に必要な工程をきちんとこなしていく予定です……今回は。

202201009.jpg

不要部分をカットし……

202201010.jpg

エポキシパテを詰めました。

202201011.jpg

続きます。

訪問者数【2000.6.21〜 通算】
カレンダー
04 | 2023/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Webmaster

 sa-toshi

Author: sa-toshi
このブログはウェブサイト『やまとは くにの まほろば』の一部です。ブログのみで閲覧されている方はhttp://www.yamato-mahoroba.netからの再閲覧を推奨致します。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カテゴリ別記事一覧