黒い大坂城 ♯23

黒い大坂城の続きです。

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天守台石垣の扉部分を製作していきます。

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いつものエバーグリーンのプラバンと通常のプラバンで積層したものを、このように切り出しています。一層目より下へ向かって下見板張りが伸びている部分です。

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下見板張りの壁は垂直なので、接触する石垣部分とはズレが生じます。その部分にアキが出来ないよう、プラバンを重ねていき、整形します。

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扉の周囲は、更にプラバンを貼り、スジボリと細プラ材で加工。
更に、石段部分はプラバンの積層で作っています。

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組合わせ、塗装まですすめました。

続きます。

黒い大坂城 ♯22

黒い大坂城の続きです。

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天守台の石垣を彫るのにも疲れてきました。

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天守台の周囲は、キットの台座の大半を破棄して、切り出したものを活用します。

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天守台をこのように配置する予定です。

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完全な再現とはいきません。

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ちょっと傾いてしまいましたが、天主はこんな感じで載ります。

202205064.jpg

続きます。

黒い大坂城 ♯21

黒い大坂城の続きです。

今回は地味な作業です。

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天守台部分の石垣をニードルで彫っていきます……これがやはり、かなりの重労働でした。

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「野面積み」を意識して彫っています。本当はもっと細かく彫るべきなのですが……これが限界です。

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しかも……天守台部分だけでも、まだまだ終わりません。

続きます。

黒い大坂城 ♯20

黒い大坂城の続きです。

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アップだと汚い塗りがバレバレですが……「顔」ともいえる部分です。

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一層目から上に向かって接着していきます。

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……どの層を見ても、仕上げの粗さが気になるところです(*´~`*)。

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天守台部分は、現在の大阪城ですので、ここも迷いながらバラし始めています。

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明らかに層塔型天主であるキットから、なんとか望楼型天守に寄せていきたいという、50半ばで初めての挑戦となりましたが、細部のツメ、仕上げはともかく、なんとかカタチにはなってきました。

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石垣のモールドを落として、これから地味な彫り作業にかかります。

黒い大坂城 ♯19

黒い大坂城の続きです。

いよいよ装飾の類に踏み込んでいきますが、結局のところ推測、私の場合は妄想の域に過ぎません。

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これらの屏風絵は、全て豊臣時代の大坂城を描いています……これが同一の建造物とは、到底信じ難い話ですが。

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最上部の「虎」と「鷺」ですが、まず、「虎」は、現在の大阪城の写真から、

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このような画像をでっち上げて、紙にプリントしたものを確保。

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「鷺」はネット上で、らしい画像を探し、多少手を加えたものを同様に紙にプリント。

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このように貼り付けます。
続きます。

黒い大坂城 ♯18

黒い大坂城の続きです。

202205032.jpg

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突上戸をプラ材で再現しています。

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鼠漆喰はグレイで塗装しています。

いよいよ装飾の類に入ります。

黒い大坂城 ♯17

黒い大坂城の続きです。

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五層目には「虎」、六層目には「鷺」の彫刻があったようだというのが定説の様です。

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現在の大阪城では、どういう解釈の差異か、「鷺」ではなく「鶴」になっているようですが……。

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その彫刻の処理については、また後日ですが、とりあえず五層目の外観をプラ材で加工してまとめています。

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更に、六層目も現在の大阪城仕様から加工しています。

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五層目、六層目をフラットブラックで塗装開始です。

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三層目の下見板張り部分に柱を接着。

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下見板張り部分をフラットブラック、屋根をミディアムブルー+フラットブラックで塗っています。

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ざっくりと各層を重ねてみると、こんな感じです。
完全に現・大阪城の層塔型の形状を払拭して、望楼型に改修出来たと思うのですが……。
続きます。

黒い大坂城 ♯16

黒い大坂城の続きです。

202205019.jpg

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五層目と最上階六層目のアウトラインはこんな感じでまとまりつつあります。

が……新たな問題が(ノ_<)。

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五層目を縮小してしまったので、この四層目の屋根との接合部分がブカブカになります(ノ_<)。

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……と、いう事で屋根を解体しました。
せっかく唐破風を移植したというのに……手際が悪いです。

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悪戦苦闘は続きます。

黒い大坂城 ♯15

黒い大坂城の続きです。

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さて、四層目の屋根まで構築してきましたが、ここで新たな改修案件です。

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現・大阪城は五層目とその上のベランダ廻り縁の張り出しが揃っており、また、当然キットもそのように再現されていますが……。

黒い大坂城の時代は……

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そうでは無かったのではないかと……この屏風画がソースであるはずが、何故か再現に別解釈を施したのは建築上の問題なのかもしれませんが(°_°)。

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天守閣復元案も大概はそのように想定されているようです。

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だんだんパーツが小さくなってきているので、なかなか辛いのですが、改修してみます。
カットして、上下ともに再使用は不可能と考え、五層目は削り取りとしています。

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最上階の六層目は、このようになりました。なお、ベランダ廻り縁部分は、こんな状態ですが、ここを細プラ材や真鍮線等で新規で起こすのは無理と考え、キットパーツをそのままです。
1/350でしたら挑戦していたと思いますが……ただ、「安土城」はカットしてしまったので、あちらの方は甚だ気掛かりの種となります。

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五層目は小天守の壁部分を利用して、でっち上げています。

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ちょっと妄想かもしれませんが……望楼型天主らしくするため、六層目の天井を嵩上げしています。

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このような感じです。

続きます。

黒い大坂城 ♯14

黒い大坂城の続きです。

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いつものプラバンで下見板張りの基礎を作成。

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三層目の屋根との兼ね合いは、こんな感じで……どの程度の高さに調節するか……結論はまだ出ていません。
しかし……屋根のガタつきが尋常じゃあありません(ノ_<)。

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強度的にも全く問題だらけのため、エポキシパテで裏打ちしています。

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ここまでの階層と同様に、下見板張りの梁部分をプラ材で……と、1行で書いてますが、かなり時間をかけています(´・_・`)。

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四層目をこれだけ嵩上げすると、屋根にも問題が……下の破風の屋根と接触する部分がねこのように大きく切り裂かれていますが、ここが全く接触しなくなる見込みです。

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そのため、余りパーツの屋根を移植します。
ちょっと迷いましたが、小天守の唐破風部分を移植としました。

202205011.jpg

続きます。

黒い大坂城 ♯13

黒い大坂城の続きです。

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三層目をもう一度、幅増ししました。

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入母屋造りの屋根は、つぎはぎだらけですが、どうにか拡張してみました。
もうちょっと綺麗になるよう整形しなければなりませんが……。

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次は四層目です。
まず、破風の壁部分をカットしました。
望楼型天主のイメージを強く押し出したいので、ここの天地を増したりと、いろいろと手を入れます。

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相変わらず矩形を維持するのがひと苦労ですが……。

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いつものエバーグリーンのプラバンで、一気に天地の寸法を増します。
続きます。

黒い大坂城 ♯12

黒い大坂城の続きです。

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一層目、二層目の下見板張りも同様に処理しています。

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二層目に下見板張りをしたため、幅が増しています。そのため、一層目の屋根が通らなくなり、カットして通るように手を入れています。

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一層目は屋根が干渉しないため、問題ありません。

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だんだん段取りが難しくなってきました。どこをどう進めていくか……。

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三層目はここまで加工しましたが……ここは入母屋造りの最上階となるため、もう少し幅増しをしたいと考えました。

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カットして積層プラバンで幅増しをしましたが……。

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……やってしまいました。整形時に力を入れ過ぎて崩壊(ノ_<)。
瞬着はこういう時にけっこう脆さがでます。
続きます。

黒い大坂城 ♯11

黒い大坂城の続きです。

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天守閣一層目の下見板張りも、付櫓と同様にエバーグリーンのプラバンで表現しています。

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二層目と三層目も切り離し作業にかかりました。

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一層目と同様に、いろいろな流用パーツで内部を補強しつつ、二層目を組み立てています。

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三層目の屋根……入母屋造りの屋根を少し拡張します。

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小天守の屋根パーツから切り出したもので補充する感じで塞いでいきます。

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二層目の下見板張りも接着しています。
続きます。

黒い大坂城 ♯10

黒い大坂城の続きです。

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付櫓のほうに戻ります。

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下見板張りをエバーグリーンのプラバン……いろいろな艦の木甲板に使っているプラバンですが、これで表現しています。

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細プラ材で、柱を表現しています。

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この大阪城のキットも、1/700ですので、かなりのオーバースケールであることは明白です(´・_・`)。

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しかし……コレをやらないのと、やってみるとではえらい違いです。
続きます。

黒い大坂城 ♯09

黒い大坂城の続きです。

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まず、一層目と二層目をカットしました。

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ここまでバラバラにしますと、四角にきちんと組むのもなかなか厄介です。ガイドとなるようなパーツを物色して、四隅の内側に接着しています。

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ようやく一層目の基礎組みが完成。付櫓との位置関係はこんな感じです。

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屋根を載せてみました。

黒い大坂城 ♯08

黒い大坂城の続きです。

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ここで、天主閣の作業に一度戻ります。
いろいろ検討しましたが、天主閣の窓は全て塞ぐことに決めました。プラバンでフタをし……

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瞬着でコーティング。乾燥後に整形します。

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数が……(ノ_<)。なかなかの手間です。

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付櫓の窓も全てプラ材で塞ぎます。

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プラパテも使用して整形作業中。

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いろいろ考えた結果、天主閣は各層ごとにバラして作業していくのが、最終的には一番の近道と考えました(ノ_<)。

続きます。

黒い大坂城 ♯07

黒い大坂城の続きです。

202204054.jpg

202204055.jpg

付櫓のほうを進めていますが……諸説ある豊臣時代の大坂城天守閣ですが、付櫓に関しては概ねその存在が肯定されているようです。
ディテールに関しては当然いろいろと差異がありますが、

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このあたりにあったのであろう、と。

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小天守閣のパーツの最上部をカットし、部品として使用します。

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このように組み立てています。

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屋根と組み合わせると……さて、これで天守閣本体と、どう繋げていくかというところになるのですが。
続きます。

黒い大坂城 ♯06

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「付櫓」の屋根の続きです。

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フジミか童友社か二択の選択肢で、フジミを選んだのは天守閣以外のパーツが充実(……というほどでもないですが)していたためで、白眉は……

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架空の三層の小天守閣のパーツが含まれていたため、この屋根を活かせるのではないかという見込みでした。

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屋根部分を大きく切り裂き、カットした二層目の屋根と合わせます。

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最終的には、こういう決着となりました。

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さて、大坂城の天守台も安土ほどではないらせよ、単純な矩形となっていません。
ここにどう天守を立ち上げるか……ですが、

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この架空本丸は、おそらく部分的にしか活用出来ないと判断しました。

202204053.jpg

天守台をこのように切り取りました。

続きます。



黒い大坂城 ♯05

黒い大坂城の続きです。

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202204043.jpg

どうにも勝手の違う作業が続きます(ノ_<)。

接合した屋根の隙間にプラパテを盛り……

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整形し、スジボリをし直しましたか、まだちょっと気に入りません。

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凹凸が目立つ部分と、まだ隙間の目立つ部分エポキシパテを塗り込み、乾燥させます。
屋根の改造に関しては……おそらくこの部分が今回一番目立つ箇所となりそうですから、一応は神経を使っています(´・_・`)。

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今度は一層目の屋根の加工を……となりますが、その前にこの「付櫓」の屋根をなんとか調達する必要があります。
フジミのキットを選んだのは、あてずっぽうという訳ではありません。

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まず、子小天守の二層目の屋根から、このように切り出します。

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そして、小天守の三層目の屋根です。これを活用します。

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これこそが、今回フジミのキットを選んだ理由です。

黒い大坂城 ♯04

黒い大坂城の続きです。

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(画像は新人物往来社「よみがえる天主」から)

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さて、屋根の破風部分の切り取りです。

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デザインナイフで慎重にカットしています。

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そして、このカットした部分を何かで埋めなければなりません。
とりあえずはキットの余剰パーツの屋根から流用していきます。

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カットした屋根を……

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このように接着し、隙間にはプラバンを挟み、乾燥を待ちます。

202204041.jpg

続きます。
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