10年前をプレイバック 『近藤版ズゴック』 後編【2013年5月を再掲載】

10年前のプレイバック。 『近藤版ズゴック』 後編です。

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そして、また全体像チェック……頭は通常型のものを削りこんだコイツを使用することでようやく決着つけました。
しかし、まだまだ何か違和感があります。何が違うのか(゚ー゚;……。
腕が……太いみたいです。延長が必要なように感じたので、キット2つ確保して伸ばしたのですが、どうやら腕の「先細り感」が足りないようです。
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腕は大半をゴッグのものと交換。
これで腕の「先細り感」をなんとか表現出来たかと……しかし、ズゴックの腕と合うかどうか解らないのに、ネットでゴッグを買うという大冒険をしました。
結果オーライでしたが(^-^;。

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ここで通常型(腕を伸ばしちゃってますが)との比較です。随分大柄になりました。

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これもまた、ずっと逃げ続けていた『胸ダクト』をプラバンとプラ材で自作です。

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スカート部分はMGザクのシャンクを多少加工して使用。腰パーツに接着しました。
今回、基本的に全てのパーツを可動式としましたが、唯一ここだけは可動しません。

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ずっと逃げ続けていた割には、リテイクなしで胸のダクト部分がまとまりました。

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とにかくひたすらバランスの確認です。スネ部分がかなり肥大化していますが、画稿もかなりのボリュームで描かれていますので、このまま作業続行しています。

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下脚はこのような感じにまとめました。
スネのスジボリにはかなり四苦八苦しました。満足出来る仕上がりにはなりませんでしたが、この部分に関しては「何もしない」という選択肢も最後までありましたので、まぁ、良しとします。

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ランドセルもずっと逃げ続けていましたが、流用パーツでまとめてみました。塗装前の写真なので、流用パーツが想像出来るのではないかと思います。

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腰のサイドアーマーは、旧1/100リックディアスのそれを流用。スプリングで接続という、ちょっと古い技法で処理しています。

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おおむね完成した姿です。
私の場合、「塗装で台無し」にしてしまう恐れが多分にありますので……もしかしたら、こういう写真が一番見栄えが良くなってしまうかも知れません。

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ランドセルとボディのパイプ接続は、塗装後の予定ですので、これでほぼ完成です。
腰の前部アーマーは、MGザクのそれに多少の加工をして作りました。
「塗装で台無し」を非常に恐れていたので、出品〆切の1ヶ月前までに、この状態までもってくることを目標としていましたが、それは無事達成できました。

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通常型とのツーショットです。残り約ヶ1月。塗装に集中します。

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ジャンクパーツの頭部で塗装パターンのテストを繰り返しましたが、なかなか決断出来ずに弱りました。


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鉛筆でラフを書き込み、それをガイドにして調色した青を全身にのせていきましたが、乾燥するとかなり暗い色に落ち着いてしまったので、やや明るめにリテイクしています。
虎の子のエアブラシを使用したいところですが、ベランダでの作業が前提となるため、「休日で確実に晴れる日」が残り3週間ではアテになりませんので、筆塗りに徹することにしました。

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デカールを各所に貼り、フラットクリアを吹き、いよいよランドセルを胴に繋ぐ作業です。
ランドセルと胴体の接している面積は非常に小さいので、その部分は真鍮線で軸打ちして接着し、支柱代わりにパイプの芯に通したコードを胴体内部でしっかりと結び、接着しています。

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脚部を中心に汚しを入れていきます。

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エナメルのフラットホワイトで脚部を中心にウォッシングを軽めに施しています。
途中経過の写真がありませんが、ツメはダークアイアン、アルミ、シルバーのメタルカラーの重ね塗りのうえで磨いています。
約7ヵ月を費やしましたが、これでようやく完成となりました。

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ここでは、『コンコバコン』『fg』と被らない写真を載せてみます。

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以上、『近藤版ズゴック』でした。
2回目のコンペ参加ということで、いつもとまた違った緊張感の中での7ヵ月でしたが、肩の荷が下りた感じがします(ノ∀`)。
これで、ひとくぎりが付きました手を広げすぎているので、どの作業に戻るか悩むところです(≧m≦)。
以上、ちょうど10年前のプレイバックでした。



10年前をプレイバック 『近藤版ズゴック』 前編【2013年5月を再掲載】

プレイバックが続きます。

ちょうど10年前に『コンコバコン3』出品用に製作した、『近藤版ズゴック』を振り返ります。


さて、いよいよ『コンコバコン3』が開催されました。

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会場はこちら↑です。
こちらでは製作過程を振り返っていきたいと思います。
今年は『近藤版ズゴック』で参戦しました。
資料は出来るだけ絞り、あまり多くの画稿をチョイスするのは控えました。特に設定画(風の画稿)を最も意識し、「ここに描かれているディテールだけは、出来うる限り落とし込んでみる」ことを目標に、作業を開始したのが、2012年の9月末です。

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下のほうから見ていきます。
まず、『足』からです。

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通常タイプのズゴックとあまりに異なる丸い足。これのベースとして、マジンガーZの足をチョイスしました。
底板は、ズゴックのものを移植していきます。

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『スネ』はMGのラルザクをベースに考えます。

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足の装甲が重なっているように見える部分は、まずはプラ材で枠を仕込みます。

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その枠に沿って、エポキシパテを盛って整形していきます。

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『胴』です。
E型ズゴックをベースにしますが、通常タイプの胴に「二人羽織」のように被せて隙間にエポキシパテを盛り付けて整形していきます。
胸のダクト部分の土台も、もっと前方に張り出す必要があるので、そこもパテ盛りしていきます。

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ざっと整形して、全体の構成を考えます。
腕はキットを2つ確保して、やや延長する方向で考えています。

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スネ部分の不要と思える部分をカットし、肉付けのガイドとして、キットのランナー中央にある円部分を接着しました。

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肩部分は、キットパーツの組み合わせにエポキシパテを盛って整形していきます。
スネもパテ盛り開始です。

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ズゴック豆腐(当時、とういう豆腐が売られていました)ではありません。頭の形状に関して、しばし検討。E型は、近藤版ズゴックが元になって形成されたデザインであるので、これをそのまま使うのは構わないと思います。が…

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画稿を延々と見ていると、通常型の頭を削りこんだほうが面白い形状になりそうな気が……しかし、通常型の頭部って、こうして見てみるとえらく尖がっています。
これはそうとう削り込まないと使えないのでは……まぁ、ここでは結論は出しません

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『スネ』に戻ります。
膝アーマーをE型から移植し、エポキシパテの盛り削りを繰り返していきます。このスネの盛り削りは、結果的に3~4カ月費やしました。
完成してしまえば、もっと効率の良い作業のやりようももあったなぁ、とは思いますが(o^-^o)

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『胴』に戻ります。
作業ポイントがやたらと横っ飛びしていますが、7ヵ月間の作業の進行状況は、【壁に行き当たったら、他の部分に逃げ、逃げられない状況になったら諦めて取り組む】というスタンスで進めていました。
腹部分にエポキシパテを盛り整形しました。

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また全体像のチェックです。とりあえず通常型の頭頂部をエポキシパテで裏打ちして、削り込みましたが、どうするかまだ思案中……。

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長い長い作業の果てに、数回のサフチェックを経た脚部がコレです。
今度はこれにスジボリを入れる、という恐ろしい作業が控えています。
当然、この時点では、他の作業に逃げますヽ(´▽`)/。
ということで、前編はここまで。
後編に続きます

ポルシェ・ティーガー 完結【2019年1~2月の再掲載】

ポルシェ・ティーガー【2019年1月~2月】のアーカイブ後半です。

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……見れば見るほど、排気口の小ささが気になります(;´д`)。
砲塔上面のハッチを開けたのは、別に進めていた搭乗員の目処が立ったからです。

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転輪類は今回は組みを先に進めています。
『ラインの虎』ではランナーに付いている状態で、先に缶で吹きましたが、組みあがれば殆ど見えなくなる部分にハイコストな缶スプレーを消費するのは馬鹿げた作業……という貧乏人の発想です。

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搭乗員の話ですが……。

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さて、今回の元ネタはこの2冊です。と、言ったものの、実際は右の『雑想ノート』です。
2冊ともに、かつて『モデルグラフィックス』で連載されていたものをまとめたものですが、私は雑誌類の保管がかなり雑で、かつまた、若い時分は定期的に、かなり発作的に雑誌をまとめて処分してしまっていたため、古い『モデルグラフィックス』本誌は大半を破棄しており、今回新たに中古で購入しました。
が、ネットの画像検索の情報を頼りに左の『泥まみれの虎』を購入したものの目当ての作品『豚の虎』は、1ページの紹介のみで、本編は『雑想ノート』に掲載していると冷たい記述が(ρ_;)……で、結局2冊購入です。
ご存じの方は多いとは思いますが、搭乗員は全員『豚』です。
いや……魔法をかけられて『豚』になった、どこぞのイタリア人の飛行艇乗りと同じではなくて、登場人物が全員『豚』なのです。

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写真が酷いですが……搭乗員は、件のイタリア人の飛行艇乗りを改造し、戦車兵の帽子をエポキシパテで作り、

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「おゆまる」で型を作ります。

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抜けはあまり良くないのですが、なんとか複製は可能なようです。
搭乗員の『豚』を表現するため、ポルコ・ロッソをおゆまる&エポキシパテで複製しました。

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写真が酷くて見え辛いですが、オリジナルのポルコはレシーバーを頭に被せました。

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色をのせた写真のほうが、まだいくぶん解りやすいかもしれません。

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今作の難易度が高く、手を出していなかった部分も進め、

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転輪も車体に接着。部分的にダークイエローの塗料ものせています。

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搭乗員を仮乗車させるとこんな具合です。

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履帯をダークアイアンで塗り、車体に取り付けます。

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変わり映えしないかもしれませんが、一応たるみ表現らしき処理はしています。

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いよいよ塗装開始。

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ディテールにいろいろと不明点が多い訳ですが、今回は思い切って大半を省略し、だいたいのカタチが出せれば良しと考えました。
全体にダークイエローで塗装し、最後の㐁巡。もう2色加えての迷彩をやるべきか否か(;´▽`A``。

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3色迷彩に踏み切りましたが、やはり下手な塗りです……ウォッシング&ドライブラシでいかに誤魔化すかです。このように。

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2019年(当時)の完成品1号……1/76 ポルシェ・ティーガー Ver.豚の虎。

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いずれにせよ酷い写真なのですが、だいぶごまかせたかと。
今年はなんとかこの位のペースで完成品を仕上げていきたいと考えています。
そのため、小品の連続の傾向が強くなっていくと思います。

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最後は、走行時等の砲塔後ろ向きポーズです。

……と、2019年1~2月のプレイバックでした。
この頃は、かなりスランプな時期で、2019年の完成品も小品ばかりで確か6点(ノ_<)でした。

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いつか1/48か1/35でも挑戦してみたいとは思いますが……ただ、スクラッチはかなりキツいので、1/35のキットが手頃か(*´~`*)と、日和ってます。

ポルシェ・ティーガー【2019年1~2月の再掲載】

さて、また旧ブログのアーカイブです。

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先日、ひょんなことから1/76ポルシェ・ティーガーを撮影したことがあり、その連鎖です。
2019年当時、使用していたスマホのカメラ性能が劣悪で、かなり眠い写真になっていること、先にお断りしておきます。

以下、2019年1月~2月のアーカイブです。

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さて、昔懐かしい1/76のエレファントと、初めての購入となったエアフィックスの1/76ティーガーです。
この2つのキットをニコイチでポルシェ(フェルディナント)・ティーガーをでっち上げようという企画です。
1/76スケールですので、ざっくりと形状が出せれば良いだろうと手を抜く気満々です。
ティーガーはフジミのものもありましたが、安さでエアフィックスに決めました。

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フジミ1/76エレファント……漫画『幽霊軍団 THE GHOST ELEPHANT』(1969 松本零士)の主役機(?)ですから、やはり35、6年前に1度組んだことがあります。

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続いてエアフィックスの1/76ティーガー……うぁ(゚ー゚;。何でしょうコレは?
箱はアレだが、随分……エレファントよりもはるかに古いキットでした。
安かろう悪かろうとはこのことか……。

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まずはエレファントのシャーシー部分を組んでいきます。
垂直をきっちり出すために、使いそうも無いパーツを柱代わりにバシバシ使用しています。

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そして車体後部を切り開き、形状変更の作業にかかります。

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ティーガーのほうですが、ターレット部が……これはキツイです(;´▽`A``。
これでは旋回もままならんでしょう。

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よくやる手ですが、持病治療用のインスリン注射器のキャップ部分を軸代わりにしています。これで砲塔の旋回は問題無し。

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そして、砲身の上下動きのギミックも、バリが酷くてよく判らない状況です。
これをどうアップデイトするか……。

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ガンプラの関節で上下動きを実現しようかと考えましたが、可動範囲が予想外に狭く、あまり可動にこだわる必要はないのかも……どうしたものかと熟慮中です。

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続きです。
今回は車体の作業が中心です。
ティーガーの車体上面、ちょうど砲塔の回転軸穴を中心としたパーツを切り出し、上下逆にして、車体に接着しました。

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砲塔を仮置きしてみると、こんな具合です。
雰囲気らしきものは出てきたかと。

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カメラの設定をいじっていると、色味が変わってしまいました……後部の上面も塞いで、真鍮線で手摺を作っています。

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このスケールでしかできない手抜きです。
左右の吸気口はウォーターラインシリーズの艦名プレートを切り詰め、開口せずにメッシュを貼ってごまかしました。
後部の排気口は、エレファントのパーツを2つ繋げたものを元に加工しています。

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比較的順調に作業は進んでいます……ただ、2019年始まって僅か半月(当時)で、いろいろと煩わしい事やら何やら頭痛の種に事欠かない状況。もう少し落ち着いて作業をしたいところです。

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砲塔の回転軸のパーツ構成を見たあたりで予感はしていましたが……砲身の上下可動のシステムも……いや……こりゃあちょっと無理があるだろうと(ノ∀`)。
ちょっと見直し再構築です。

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で、前にチラっと紹介した、私のプランにも無理があり……ガンプラの関節を利用してスムーズ可動を実現……したものの、砲塔に収納出来ないサイズに( ゚д゚)。
なんとか削りこんで、収納可能サイズにしてみましたが、収納すると、砲塔前面の開口部が狭くて殆ど動かないという結果となりました。

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砲身です。
えらく金型がくたびれているようで、抜けの状態はかなり劣悪。
砲口部はエレファントのもの……こちらのほうがまだかなりマシでした……と差し替え。
この差し替えが考証的にどうかは突っ込まないで下さいm(_ _)m。度外視しています。
さらに、砲身付け根部分もまるで「円」を維持していないため、削って、ウォーターライン関連の流用パーツでアップデイトしています。

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砲塔天蓋部分は若干角度がついていますが、これを金ヤスリなどで、かなり強引に平坦に近くしています。
ティーガーの車体から切り取った板状の部品 (これは逆に削って角度を出しています)をセンター付近に接着。正面から見ると 凸 の様に見えますが、砲身を上下動させるクリアランスの関係上、この分のスペースが必要だったようです。数両ある量産型には無かったようですが。

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砲塔に関しては、当初はティーガーのものがそのまま使えるなどと甘い見積もりをしていましたが、実は結構手を入れなければなりませんでした。

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製作途中の写真を撮り忘れていますが、砲塔後部右側のハッチを塞ぎ、両側にハッチを追加しています。キューポラも適当な流用パーツを含めて構成。
続きます。

金色夜叉2 【2012年4月15日の再掲載】

アーカイヴの連打です。


さて、長い間ずっと気にしつつも、高価でもあり、実際、市場から姿を消していたため入手できずにいたコイツを、縁あってようやく手に入れました。

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メガハウスのオージ(ノンスケール)です。
個人的に、オージェ系のプロポーションはこれがベストだと考えています。……何かこう、理屈抜きにこの体型が好きです(゚▽゚*)。

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今回入手できた品物は、塗りの状態もまずまずで、ひとまずほっとしましたヽ(´▽`)。

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以前紹介した1/144キットと同サイズに見えてしまっていますが。
キットのほうは「ピンヒール」にしているので上背がかなり伸びています。

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全身像で比較すると、こんな具合です。
ゴールドの色合いがずいぶんと違います。
……私はかなりの格安で仕入れることができましたが、コレ……まともにいくと13,440円と4,725円の対決ですよ(´-`)。

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新品ではなかったため、関節にヘタりが出てきており、何らかの処置は必要ですが、やはりボディラインには文句のつけようがありません。

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と、とりあえずのお披露目でした(相変わらずレビューになっていません)(o ̄∇ ̄)。


金色夜叉 【2012年3月14日を再掲載】

アーカイヴが続きます。

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金色夜叉……というタイトルで、かつてコイツを紹介したハズなのですが……ケータイ投稿か何かで上書きでもしてしまったのか、記事が見当たらないコトに気づきました(;´▽`A``。

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メッキバージョンのオリジナル・オージェです。
エルガイム本編では、確かにそう呼ばれており、誰一人『オージ』とは呼んでいません。

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現在休眠中の『ブラッド・テンプル』のヒール部分を迷っていた際、コイツでテストしています。取り付け部を90度ひっくり返して取り付けて、ダブルピンヒールにしているだけなんですが。

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メッキバージョンゆえ、たいして処理もしていなかったコレに、ちょっとだけ手を入れてみようかと考えています。が、今はちょっと忙しいため、実行するかはまだ怪しいものですが……。

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と、2012年当時夢想していましたが、約2年間の紆余曲折の末に『プディン・オージェ』として完成しました。
最も、この『オージ』の部品は両バインダーと頭部とサイドスカートのみの使用に留まり、大半はナイトオブゴールドからの……ということになりましたが。

L.E.D.アクション・ミラージュ 【2012年2月~3月を再掲載】

アーカイヴが続きます。

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1年前(2012年当時)に紹介した、海洋堂のアクションフィギュア(レッド・ミラージュ)を引っ張り出しました。

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コイツをリボ球などでアップデイトした関節可動モデルにしていきたいと思います。

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右手をひきあいに出してみます。
このように関節部分はボールジョイント風になっているのですが、「受け」の側がただの穴ですので、実際は回転するだけで、肘を曲げることが出来ません。
全身がほぼこんな感じです。

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その穴に、市販の球体関節がほぼ合致しますので瞬着で固定し、二の腕のボールジョイント部分はカットしてしまいます。
プラと違い作業は楽です。

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二の腕にピンバイスで穴を開け、球体関節のシャフト部分を差し込むと……こんな感じのポーズが可能となります。
この調子でいじってみたいと思います。
左手はまだオリジナルのままですが、ベイルの取り付け部分は、既にボールジョイントへ更新しました。

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肩関節を換装中です。
プラでないというのは、こういう際には便利なものでヽ(´▽`)/。サクサクとストレスなく削れます。

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腰のジョイントをむりやり剥がしてみました。
こんな具合になっておりますが、塗料が流れ込んで接着されたような状態でした。

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彫刻刀の丸刀で、腰の中をザクザクと穴掘り、ボールジョイントの受けを埋め込みました。
上半身にはボールを埋め込み。これでいくらかは動くハズです。

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ベイルも付けて、仮組みしてみました。

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永野デザインの繊細な関節のディテールを、情緒もへったくれもない丸ジョイントにしてしまいましたが、このぐらい動いてくれるのなら、それもまた良し、です。

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下半身には、まだ何も手が入っていません。
が、上半身に表情が付いたので、立ち姿もいくらかマシになったように思っています。

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さて、このフィギュアは右手に太刀を持つ仕様になっているのですが、前から気になっていたのは『右手に太刀を持っているのに、右腰に鞘のみで左腰に鞘入りの太刀というのは逆なのでは?』ということです。
切断して、柄を着け直しましたヽ(´▽`)/。
さて、その太刀ですが……

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2011年初頭に作ったブラックナイトと同様に、ステンレス製のモノに差し替えました。
どうやっても、塗装でこれを表現するのは無理……ちょっとオーバースケールというオチ付きですが(ノ∀`)、この作業はやらずにはおれません。

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足首部分も丸刀でえぐり、ポリキャップを埋め込みました。
ここの固定がしっかりしてくれるかどうか、非常に気がかりです(瞬着のみ使用)。

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膝部分は二重関節の導入も考えましたが、可動範囲に大きな差がないので、通常のボールジョイントとしました。

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足首の接続部分は、ただの穴でした。そこにスペーサーをかませてボールジョイントを埋めました。
これで、可動範囲はぐっと広がるハズですが……すそ部分がどの程度干渉してくるか次第です。

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脚を組み上げてみました。
やはり足首の可動はイマイチでした。が、ずいぶんとマシにはなったと思います。

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又のボールジョイントは、別のものに置き換えても、可動範囲は殆ど変わらないことが解り、オリジナルのままとしました。

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それでも、なんとかこの程度のポージングは可能となりました。やはり、膝と足首のアップデイトが効いているようです。

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スカートを脚の動きに干渉させないために、何か手を打つ必要がありましたが、スプリングで繋ぐことにしました。

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ボディ全体にセミグロスブラックでスミイレ・拭き取りをしました。
太刀は接着せずに挿しています。鍔はゴールドに塗っています。

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脚の動きには全く逆らわなくなりました。
【雑談】今日、某店で「ROBOT魂」のカルバリー・テンプルを見かけたのですが、値段を見て驚きました( ̄ロ ̄lll)。定価を見て更にびっくりです。普通に1/144HGのキットでリリースしてくれれば十分だと思うのですが、何故こうなってしまうのか(。>0<。)

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レッド・ミラージュのアクションフィギュア・アップデイト化。どうにか完成となりました。

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似合いませんが、この位のポージングが可能となりました

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バリやらパーティングラインもほとんどそのままで仕上げてしまいました(;´▽`A`。
この製品はデカールも付いていましたが、『血の十字架』の数が少々足りませんでした。
特に、目立つコクピットハッチに貼るものが用意されていなかったため、ベイルで隠れる左手首のものをこちらに貼ってみました。デカールを貼った上からパールクリアを軽く吹いています。

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最大のポイントはやはり、このステンレス製の太刀です。

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誰の騎体にするか迷いましたが、やはり最初のレッド・ミラージュですので、ログナーを選びました。『バビロンズ』はあくまで式典用の意匠なのであろうと思いますしヽ(´▽`)/

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マイティ・シリーズなどに乗らずに、こいつで2~30騎を瞬殺する画を観てみたいのですが、『パワーゲージ表』によると、レッド・ミラージュよりログナーの方が強い(!)ということになるので、まぁ、そんなシーンは夢のまた夢です。

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……と、約11年前のことでした。
ファイブスター物語のその後の変遷については、ここでは黙します。
が、このレッドミラージュは、現在も我が家のリビングのガラスケースの中で、大見得を切っています(*´~`*)。

ディスカバリー号(o^-^o)  【2014年6月10日の再掲載】

本日もアーカイヴです(/∀\*)。

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ディスカバリー号
『2001年宇宙の旅』『2010年』に登場した、あまりにも有名な宇宙船ですが、正味数日間の作業で急遽製作してみました(o^-^o)。

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……何か微妙に違和感です。

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……いや、実は、微妙ではなくだいぶ違います(≧∇≦)。
高価なガレキはあるらしいのですが、無論、とても手が出せませんので、雰囲気だけでも……とミキシングしてみました。

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……コイツを使ってみました。量販店の棚で、コイツを眺めていて、突然ひらめきました

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球体の曲面が落ちている部分を、パテや流用パーツで追加工作しましたが、全体的には、さほど手は入れていません。

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後部のエンジンブロックも、このノズル3つ以外は、すべてボールのパーツです。

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中心軸は、マテリアルではなく、ちょっとした医療器具の消耗品の廃品利用です。

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0.8ミリ真鍮線1本で固定しているので、瞬着が乾くまでは、このように大事を取っています。

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以上、約9年前のジヨーク・モデリングでした。
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Author: sa-toshi
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