2021年が良き年になりますように……

恒例の1年の成果です……。

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高校生のとある日に製作開始し、長い長い歳月を経て完成した、「1/72 VF-1S スカルワン・ブービーダック」

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そして、ジョークモデリングの、漫画家の徳光康之氏のコラムに登場する、「デザートタイガーガンナー I 型」。

以上、過去ワースト2の成果となる、完成品2つにとどまりました( ノД`)。
世間一般、世界全般、わが国全般、私自身にとっても辛い1年でした。
2021年は良い年になって欲しいと思います。
皆様、良いお年をお迎えください。ヽ( ´_`)丿。





アーケロン ♯04

そろそろ年末の雑事が立て込んできますので、これが2020年の実質的な締めくくりになるかも知れません。
ちょこちょこと塗装など進められるとは思いますが、このブログ更新はちょっと難しいかも(。-_-。)。

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「塗り1日目」
今回はロイヤルライトグレイをカサコソとタッチを入れてみました。

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まだまだハルレッドが強く、これで大丈夫か?(°_°)という気もしますが、前例もありますし、なんとかなるのではないかと。

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気長に、気楽にやります。

S.A.F.S.1982 ♯12

今年はこのコロナ禍の中、いまひとつ気が乗らずにサイトを放置してきた期間が延々とあった訳ですが、ここにきていろいろと手を動かす気分になってきています。
良い一年ではなかったので、師走になってから、せめて「疲れを模型で癒し」ているような感じです(*´v`)。
とうとう模型仲間とも一度も会わずに終わった一年でした。
最近、製作の進捗以外のことをあれこれと書いているのも、そんなことの反動なのかもしれません。……傍目から見て、小賢しいコトを言っていなければ良いのですが(ノ_<)。

続きです。

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ぼちぼち本体の組み上げを仕上げにもっていこうかと思います。

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足首近辺のパイピングは、こんな感じです。塗料を多少のせて、グロス抑え目にしていますが、まだまだ途上。最終的な汚しもこの後で入れていきます。
ふと、思い至りました(;゜0゜)。アーケロンのこの部分のことを、すっかり忘れておりました。
WAVEのキットのインストには、「追加ディテールアップはこのように……」的な記述が全く記載されていないので、ついつい失念しがちです。

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レーザーガンへの動力伝導配線(?)は、このように。これもアーケロンでも処置しなければ……。

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後は、機体内部の配線の類です。
ストラップ類のヒモを流用したため、テンションが凄いですが、いずれ落ち着かせます。
スーパーA.F.S.の「カメラの映像を直接視神経に送り込む」という設定からすると、少なくともヘルメットに接続するような感じか?……では、ヘルメットと視神経の接続は(゚д゚)……と妄想に耽るとキリがなくなりそうです。

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さて、パイロットの塗りも少し進めなければなりませんが……こいつが何より荷が重いのです(´・_・`)。
皆様、良いクリスマスを(。>ω<。)ノ。

アーケロン ♯03

続きです。

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ハルレッドの下地塗りがおおむね終了しました。
こういうカラーリングもアリだな、とも思いましたが(゚∀゚)l これから、色を重ねていこうと思います。
……この「ハルレッド」は皆さんにはどんな風な色合いに見えているのか(´∀`*)……「色弱」の私には一番苦手な色合いでして、赤なのか茶なのか……感じたままに言うと、「クワトロ大尉のリックディアスの胸板の色」なのですが、果たして。

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この「ハルレッド立ち上げ」なのですが、言うまでもなく、プロモデラー金子辰也氏のそれを模倣してのことです。
この前、塗装はタミヤのアクリルで、ほぼこなしているという話をしましたが、プロモデラーでタミヤのアクリルを塗装の主軸としているのは氏ぐらいしか知りません。

ですから、氏の塗装に関してのノウハウは、私にとっては非常に実践的な指針となります。
横山宏氏の2冊の『モデリングブック』は、塗装に関してのバイブルのような書ですが、そのバイブルは、「ラッカー塗料による塗装」という言語で書かれていて、「これがアクリルだと……どうなる(-∀-)」と、全般的に間引いて考えなければならない部分があり、多少……いやいや、多大なもどかしさが常に付きまといます。
このあたりの微妙な感覚はうまく言語化出来ません……えーと、
「カトリックの教義とかいろんなものは、とっつきにくくて敬遠してしまうのだけど、遠藤周作氏が書かれたカトリックのことなら解るような気がする」
……という例えが個人的にはドンピシャなんですが、伝わらないだろうなぁ(ノ_<)。

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塗装……というものは、私にとっては常に足枷であったり重荷であったりしました。
今現在でも、大抵は「塗装で台無しにしている」感じの出来ですので、今後も日々勉強といったところです。

S.A.F.S.1982 ♯11

続きです。

う~ん。やはり明灰白色は緑が割合強いのか、はたまた下地のフィールドグレイが影響しているのか……青みの強さは残ったままです。
今度はニュートラルグレイをスポンジで軽く上塗りし、ひとまず本体塗装はひと休みとしました。

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イエローサブマリンのフィギュアから移植した内部に、上塗りをしてみました。

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ずっと前に、足首周囲のコードのための穴をピンバイスで開けていましたが、エナメル線で再現します。すごくグロスですが、ツヤはあとで処理します。

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関節部のラバー部分の塗装は、今まではジャーマングレイでべったり、というのが我流でしたが、今回は薄めたグレイ系何淑かで重ねていきます。

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左腕にはレーザーガン用(?)の動力パイプの配線が必要でした。ピンバイスで開口して細めのパイプスプリングにエナメル線を通したものを接着。えらく長いですが、胴体部の差し込み穴は内部まで貫通させたため、いくらでも中に納まります。

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伸ばしたペリスコープも、軸の他にコードらしきものがもう1本あります。細めの真鍮線で再現しました。
その下あたり、肩のあたりに縦の分割線がありますが、合わせ目を消し忘れた訳ではありません(〃▽〃)。ここの合わせ目を消している方もおられるようですが、ここ、胴体の分割線です( /ω)。

S.A.F.S.1982 ♯10

続きです。

作業中はだいたい動画サイトのプラモ関係のものを観ながらというのが定番なのですが、時々気になるのが、『S.A.F.S.』のことを『エス・エー・エフ・エス』って、凄く言いづらそうに呼んでいる方がけっこういて……『サフス』って言っちゃってるのなら、もはやアリかと思いますが、『エス・エー・エフ・エス』って読みが、どこかで普及する何かがあったんでしょうか? 
私は1982年の暮れからずっと『スーパー・エー・エフ・エス』って言っています……もっとも人に『スーパー・エー・エフ・エス』って口にしたことは、たぶん一度もありませんが(*´v`)
何しろ、初登場時の『ホビージャパン 1982年12月号』の見出しと本文で『スーパーAFS』って書いてありますから(o゚□゚)o。

本編です。

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うーん(T_T)……やはり変わらないです。
今回はフラッシュや照明点けた写真を混ぜこぜて掲載してみます。色味の参考になるかと。

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ま……これも悪くはないと思いますが……なんだか、アーケロンの色ならこれが似ているか、などと本末転倒な事など思っています。

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さてさて、どうしたものか。別の明るいグレイ系統の色を重ねてみようか……ちょっと考えています。

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パイロットの塗装は、これまた違う意味で混迷の極みです( ノД`)。

S.A.F.S.1982 ♯09

続きです。

……プラモデルってなんでこんなになってしまったかなぁ(´・_・`)……数年前、息子と量販店の棚チェックをしている最中、大学生風の二人組の男子がガンプラの棚の前で、世間話をしつつ棚を眺めていました。そのうちの一人が、
「俺、プラモデルって作ったことないんだよね~」……と、マジかオイ(゚△゚;ノ)ノ。

50過ぎても、の私はともかく、我々の世代でプラモデル経験がゼロの男ってまず考えられないです (いるかもしれませんが)。
ゲームやらなんやら、ホビーの選択肢が増え過ぎたんだよなぁ……それは決して悪い事ではないはずだけれども。

プラモデルを、どんなカタチであれ完成させるっていうのは、スケールは小さくても一種の「成功体験」だと思うので、幼年期にはけっこう重要な要素だと思えます。
それがたとえばゲームをクリアすることによって代替が利くのだとしたら、こちら側の人間としてはちょっと寂しいです。
それを否定する訳ではないですが、ちょっと種類が違うと思うんです。
サッカーの素晴らしさを、野球の素晴らしさで代替出来るのかってことです。例えが変かな(°_°)

本編です( ̄^ ̄)ゞ。

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ベランダで乾燥中……「緑」の強さが気になり、4日目は明灰白色を重ねてみました。

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仕上がりはこんな具合です。
……(°_°)なにか、写真ではほとんど違いが解らないのではないのか、と思えてなりません。

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アップでは……ちょっとフォーカスが甘いです。

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こうなるといろいろと疑い始めます。
「この明灰白色……緑系の何かを混ぜちゃっているのでは?」相変わらず記憶にありませんが(´・_・`)。
ガサゴソと漁り、別の瓶を発掘しました。

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なんとまぁ……大瓶も出てきました。大瓶のものは、開けてみると中身がカチカチになっているものがほとんどですが、コイツはまだ現役で塗れます。
次はコレで試します。

アーケロン ♯02

続きです。

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このキット、インストによると2012年発売 (なんと既に8年前) で定価2400円です。
が、ちょっとネットを観てみるとヤフオクにせよアマゾンにせよ、最低でも倍の価格になっています。気安く作っている場合じゃないなぁ……そんな値段では私なんぞは買える身分ではありません(;_;)。
シュトラール贔屓ということもあって、グスタフとコンラートは僅かにストックがありますが、NIXE(ニーゼ)は買い漏らしていたため調べると、やはり5000円以上はだいたい覚悟しなければならないようです。
グラジエータの発売決定に歓喜したものの10000円オーバーの価格に購入断念(;д;)。
ガンプラ等と違って数が出ないでしょうから、仕方の無いという事は理屈では解ります。
しかし、感情としては……プラモデルってなんでこんなになってしまったかなぁ(´・_・`)……と時代の変化がうらめしくもなります。
そのガンプラですら、最近はプレバンへの比重が大きくなる傾向があり、「売れるか売れないか分からないモノを量販店や、大型スーパーの玩具エリアに置くよりも、価格を上げて確実に欲しがるところへ売ったほうが……」とバンダイさんは考えているんじゃないの? と勘ぐっています。
HGUCリックディアス・赤のアップデイト版をプレバンで販売って、そりゃあないでしょう(;д;)。

本編です。

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完成寸前の状態であったため、たちまち組み上げは完成しました。

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関節カバー部分のゴムパーツは、メタルプライマーを塗り、粉が吹くくらいフラットベースを入れたジャーマングレーで塗っています。
実際、粉を吹いています。が、上手くしたもので、ペーパーがけのあと、ウェットティッシュで吹くと白濁は消えますが、乾くと復活します。

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そしてハルレッドで下地塗装……なのですが、そのゴムパーツに塗料を乗せないように塗るのがひと苦労です。
最初の塗りはかなりいいかげんなことになりました。
関節固定ならば……とも思いますが、ニットーのものならともかく、これだけのギミックをオミットするのはあまりに勿体ない話です。
完成すれば、殆ど動かさないことは目に見えているのではありますが(´・_・`)。

S.A.F.S.1982 ♯08

塗装の話の続きです……高校生の頃はピースコンのヤング88を愛用 (愛用と言えば聞こえが良いが……ま、一番安く買えたので) していて、「フロンガス」のボンベで環境破壊に一役買っていました(ノ∇≦*)。手塗りより乾燥時間が短めで重宝、当時は殆どあれで塗っていました。
時は流れ……独り暮らしをしていた頃でしたか……タミヤが最初に発売した「スプレーワーク」を購入してみましたが、あのけたたましい駆動音が生理的にダメで、以来ずっと収納の中で眠っています(´・_・`)。
ですからこの20年、ウェブで公開した完成品の全てが缶吹きと手塗りです。前の家ではベランダで缶を吹いていましたが、今はマンションで両隣のこともありますし、(´・_・`)あんまり缶は吹けないだろうなぁ……と自粛中。そうなるとしばらくは、こんなふうにマシーネンや戦車がラインナップの主役になるのか……戦車はホントにド素人ですが……。
でも、最近はタミヤの1/48が気になっています。何しろ価格が手頃(*≧∪≦)。
若いころはドイツ機や帝国海軍機の資料本を買い漁っていました。メッセーシュミットMe262などは洋書まで買っていましたが、戦車でそこまでやるかどうか、解りませんが。

本編です。

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「緑」が強すぎると感じたため、今度は明灰白色と明灰緑色を混ぜたものを重ねてみました。

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これが3日目の仕上がりです。
冒頭の話に戻しますが、洋書まで買って資料は超充実していながらも、Me262のキットはタミヤミニジェットの1/100しか作っていないという衝撃の事実(*´~`*)。下手だろうとなんだろうと、作らなければいけません。「持ち時間」の半分を間違いなく超えている歳になると、ちょっと深刻な思いです。
取りこぼしたキットは、息子が決着をつけてくれるのではないか、という望みはありますが。

アーケロン ♯01

さて……私にしては珍しく塗装に時間をかけて取り組んでいますので、ちょっとその塗装の話など……。
最近はいちいち断り書きを入れていませんが、塗装にはタミヤのアクリル塗料を使っています。マシーネンっていうと横山氏が使われているようにラッカー系塗料っていうイメージが強いと思いますが……。
私は部分的なものや、缶以外では、ほとんどラッカー系を使用しないでこの歳まで来てしまいました。
1980年頃、ヤマトや当時のガンプラに塗装をするようになったのですが (それ以前は油性マジックとかで部分塗装していましたね)ラッカー系塗料のあの匂いが苦痛で、なおかつ窓を開けて換気をしていても、家族にも何か言われそうだと思い、エナメルの「パクトラタミヤ」を使い始めていました。
あれはあれで独特の匂いがありますが、ラッカー系よりは随分とマシでした。
それに、当時の水性塗料「レペ」「ホッペ」も使っていましたが、この当時の水性塗料って、おそらくかなり品質に問題があったのではないかと思います。
そんな折、タミヤからアクリル塗料が発売! 真っ先に飛びつきました。以来約40年、ほぼこれ一筋でやっています。
例外もありますが……たとえば今回でいえば「ミドルストーン」ってタミヤアクリルでは発売されていないので、クレオスの水性ホビーカラーを使っています。

以下、本編。
S.A.F.S.の塗装は1日に1回としています、タミヤアクリルの乾燥時間確保の為です。
そうなりますと間が持たないので、何かを挟み込もうと考え、収納をガサゴソと漁っていたところ、こんなものを発掘しました。

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WAVEのアーケロンの箱が出てきました。「これは……えーとっ……」と箱を開けると……

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なんと……あらかた組み上げて、接着面にパテ盛りした状態のキットが入っていました。
あれ、あれ……。
このキットって(°_°)……

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パリジェンヌ (2013年10月完成) にパーツを使って、脚部とか無いキットになっていたのでは……。
と、まず思ったのですが、インストの部品注文の部分が切り取られていました。
……と、いうことは、部品注文して、2機組める状態にしていた? ……全く覚えていません ○| ̄|_。
まったくもぉ、おっさんにはなりなくないなぁ(ノ_<)……見事になってしまっているけれど。

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接着面にパテ盛りしてあったので、さっそく耐水ペーパーをかけて、一気に組み上げ体制に入りました。
S.A.F.S.の塗装の合間に、コイツの組み上げと塗装を挟み込んでいきます。

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資料はアーケロン初登場のこの一冊で充分事足ります。


S.A.F.S.1982 ♯07

続きです。
一番苦手な塗装工程となりました。
今回は初心に帰ってという訳でもないのですが……じっくりと取り組みたいと考えています。
改めてホビージャパン1982年12月号のS.A.F.S.初登場の記事読み直してみました。

『ミドルストーンをベースに塗りそれをライトブルーやダークイエロー等でドライブラシ……』と書かれています。
前回ハルレッド立ち上げをしましたが、今度はその上にミドルストーンをドライブラシで乗せてみました。

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無理して色を載せずに、気長にやっています。

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まず、1日目の仕上がりはこんなところです。

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パイロットとベースも少しずつ色を乗せていきます。
パイロットはスーツ以上に難敵です……。

さて、誌面の写真を見入っていると、S.A.F.S.の色合いというのは本当に微妙で、正直どうしたものかと……それは、私が「色弱」であることも原因のひとつであるとは思いますが、手探りで色を重ねていくしか、どのみち道はないかと。
まず、考えたのはフィールドグレイをやや明るめの乗せていけばどうか? ということでした。

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撮影台の代わりに、WAVE(確か)のHハンガーを使ってみました。小品のバックには良いかと。

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写真で見るとどうか解りませんが、思っていたよりも「緑」が強くなりました。
またちょっと考えます。これが2日目の仕上がりです。

S.A.F.S.1982 ♯06

【余談】
バンダイ キャンディ事業部の『スーパーミニプラ』で『レイズナー』のシリーズ展開が発表されました。
3機セットで第一弾は「レイズナー」「ターミネーターポリス」「ダルジャン」の3機!……って、「ダルジャン」……「ダルジャン」のみ?
「エルダール」
「ダンコフ」
「ガシュラン」は……。
……なんとまぁ、ガレキ以外の市場では一度も4機揃ったことのない『死鬼隊』をまさかの1機ずつのバラマキとは(`o´)。
6000円以上の定価なので、『死鬼隊』をコンプリートするのには……あぁ本当に酷い仕打ちです。
『死鬼隊』セット発売を!

……続きです。

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頭部ハッチを開いた状態で固定するため、ハッチ裏に多少のディテールを追加する必要があります。
イエローサブマリンのフィギュアのハッチがあればそのまま流用出来ますが、これも1年前の転居の際、紛失してしまい、自前で何とかしなければなりません。

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流用パーツでらしく……それっぽくしておきます。完全に再現などということは諦めています。

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ハルレッド+フラットベースで下地塗り。今回は出勤前の時間を使って、2日間で処理しています。
これにミドルストーンをベースに色を載せていくつもりです。


パンツァー・フォー (* ̄0 ̄)/ !【2020最後の完成品】

前回の悪ふざけの内容についてです。

さて……ただただ混沌とした1年が過ぎようとしております。
自宅に籠る時間が多くても、何やら手を動かす気分になれず。……それはコロナであったり他の問題でもあったりした訳ですが……そういう状況を打開してくれるのは、『ジョーク・モデリング』しかないのではないか……と、手を動かしてみました。
あれこれ理詰めで考えず、楽しむために製作するのみ、と。

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キットはコレ……ハセガワの1/72ティーガーです。
モノは何でもよかったのですが……安いものを選びました。フジミの新しいものの出来は素晴らしいのですが、今回は不適格かと思いまして。

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そして、いきなり足廻りを全排除しています。

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その状態で車体下部を組み上げ。

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やや悩んで……ディテールをすべて取り除きました。

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コレ……HGUCボールのマニュピレーターです。これを活用するというのが今回のキモです。

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そのままでは「長さ」が足りない為、なんらかの延長を検討しています。

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同じく、ボールのマニュピレーターの基部から、円形の部分をカットしていきます。

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まだ接着していませんが、イメージとしてはこんな感じで考えています。

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車体上面を組んでいきます。
ただ、今回はティーガーの『型』に関しては何も考えず……『記号』としてのティーガーであれば良しとしています。ランナーにあるパーツは極力使用しますので、前期型・後期型といったものは当てはめられないごちゃ混ぜティーガーとなります。

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装備品のモールドは削ってしまいます。

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とにかく……ぱっと見ティーガーに見えれば良いので、気に入らない部分にはどんどん手をいれいいきます。

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先ほどのパーツを接着します。

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マニュピレーター延長の件に話を戻します。
強度が心配なので、真鍮線をこのように挿しました。

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その上からプラパイプを接着し、先端にはコトブキヤのボールジョイントを仕込みます。

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コトブキヤのノズルパーツ。これかなり大きめのものです。このように穴を開け……

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バールジョイントの「受け」を接着し、中側には補強のためエポキシパテを詰め、更に不要となっている転輪をこんな感じで接着……非常にテキトーな作業です。

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そして……ボールジョイントの接合。

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車体上面はこんな感じでまとめました。

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塗装に入ります。
転居後、作業スペースの手狭さ・不便さには弱っているのですか、ひとつだけ良いことが……ベランダ脇に机が置いてあるので、塗装したものをすぐにベランダに置いて自然乾燥させることが出来るようになりました。

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ここのところ……というより以前より、汚しにはタミヤエナメルの黒やブラウンでウォッシングというのが汚し塗装ベースの定番作業なのですが、今回は脚のほとんどがHGUCボールのパーツであるので、プラが割れるのではないかという予感がしていました。
そこでウォッシングはせずに、ドライブラシのみで仕上げています。

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で……コイツが何かという話ですが。
漫画家の徳光康之氏のコラムで、『デザートタイガーガンナー I 型』という話があり、その中で描かれている、ティーガーにデザートガンナーの脚を付けたら……に触発されて、実際に作ってみたというだけのことです(//>ω<)。

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残り時間を考えると、2020最後の完成品となります。
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