零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯14

零式艦上戦闘機11型、続きです(*´~`*)。

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アンテナ線の張り作業に入ります。
強度確保のため、垂直尾翼には真鍮線を挟み込んで固定していました。
ぐるぐる巻いて、瞬着で固定します。

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支柱を接着しています。

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……本当はもうちょっと「ピンっ」と張りたかったのですが、無理なテンションをかけますと、この支柱は容易く折れてしまいそうです。
ここは妥協しました。

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翼端灯を少しずつ削っています。ここも力加減では接着したクリアパーツごと脱落しそうでヒヤヒヤです。

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おおむね仕上がったところで、順次、400、800、1200、2000番と磨いていき、完了です。


零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯13

零式艦上戦闘機11型、続きです(*´~`*)。



プロペラの回転が実現したところで、いよいよゴールが見えてきました。

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おそらく最後の苦行? 主翼の凸モールドをスジボリに直すという地味な作業です。

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数時間かけてようやく終了し、主翼の上下を接着。

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テープ止めして、一昼夜寝かせています。

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その間に、主脚扉のスジボリと、塗装、デカール貼り。
プロペラのデカール貼りと進め、一緒にフラットクリアを吹いています。

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主翼のピトー管は、オーバースケールは承知の上で、真鍮パイプと真鍮線でかなりごつく作成しました。
完成後の破損の危険性が高そうなので、記号的に、とにかくカタチとして最低限装備させることに徹します。

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翼端灯部分はカットして、透明パーツのランナーを削って接着しています。
この後、削り込みます。
以前検討した、光を反射させるような仕掛けは、小サイズ故断念しています。


零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯12

続きです(*´~`*)。

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モーターそのもののシャフトだけですと、ちょっと短いです。
幸い、最初からジョイントパーツがシャフトの先端に付いていたので、そのまま利用します。ただ、少しでもクリアランスを向上させるため、ヤスっています。
延長軸をプラにすると、悲惨な結果が予想されますので、金属を使用しています。

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かなりコードが持て余し気味となりました。機体の内部に押し込んでいます。

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そして、モーターと干渉してしまうので、主脚収納室はこのように切り取りました。ま、どのみち飛行形態ですから問題なしです。

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エンジンカウルを接着……しかし、このように回転軸の通過する穴はギリギリのサイズです。
接触しているようで、プロペラが回転しなくなってしまいました(ノ_<)。

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穴をヤスったりと再調整して、再度、接着しています。

回転テストは動画で紹介です↓(*´v`)




零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯11

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零式艦上戦闘機11型の続きです。

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エンジンカウリングとスピナーは、ある程度塗装が終了しています。

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十数年ぶりに、ハンダごてをコンセントに挿すことになりました。
とりあえずモーターに残っているハンダを溶かして、

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再度、配線し直してハンダ付けして……これで良し。

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と……と、(ノ_<)。機体の外で配線済ましてどうするんだ( ノД`)。リテイクです。

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このように機体内部を通過させて、再配線、再ハンダ付けです。

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本当にギリギリの収納です。

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プロペラの回転テストは……成功です。

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯10

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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キャノピーの塗りに膨大な時間を費やしました(ノ_<)。
マスキングゾルでのマスキングに失敗し、たどたどしくマスキングし、ちょこちょこと進めました。
何度リテイクしても、決して満足のいかぬ仕上がり……ですが、どこかで妥協は必要となります。

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エナメルのフラットブラック、レッドブラウンでウォッシングしてごまかしました。

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コクピット部分も、そろそろ機体内に接着の必要が出てきます。

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いよいよ、モーターの内蔵工程となります。

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯09

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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4回から5回重ね塗りし、機体の基本塗装は概ね終了です。

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エナメルのフラットブラックを薄めたものでウォッシングし、拭き取りました。

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台座・アームとはこのように接続しますので、この機体部分だけは細かい作業を済ませます。

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デカールを貼り、フラットクリアを吹いています。
いい感じの「飴色」にはなったかと。
余談ですが、『ベルリン飛行指令』のハードカバーの表紙画は、どういう訳か零式戦闘機の機体上面が緑に塗られているもので、当時から「(°_°)?」でした。
本編にはっきり「飴色」と書かれているのに、どういうことであったのか? その後発売された文庫の表紙では、きちんと描かれています。

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さて、小説の記述に則って、マーキングを施しました。まず、
『垂直尾翼には仮番号が、それぞれ11、12と白い塗料で小さくペイントされていた』
その文庫の表紙画を参考にデカールを貼っています。

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『胴体後部のネーム・ステンシルには、形式・零式艦上戦闘機とあるだけだった。製造番号は空白、製造年月日も空白……』
と、これも記述通りに。デカールの不要部分の文字を削ったものを貼っています。

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯08

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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ドロップタンクと尾翼も凸モールドをガイドに、スジボリを入れています。

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なんとかモーターも機体に納まってくれました。

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モーターへの配線は、ディスプレイ台と機体との接続が前提となりそうです。
となると……そろそろ機体だけは塗装に入る必要がありそうです。

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機体色の候補は、この3つ。
明灰白色、明灰緑色、灰緑色です。
現在も様々な考察がされているようですが、私としては、どうにも判断が付けかねました。

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結論として、明灰白色と灰緑色を半々で混ぜたものを塗り始めました。

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯07

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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これが21型の集合排気管の位置です。
当然、キットでもこの位置に接着するよう、インストにも描かれていますし、カウルフラップにも接着位置の目安となるガイドのモールドがあります。

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そして、これが11型の集合排気管の位置。
当然カウルフラップのサイズにも変更が必要です。

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ガイドのテープを貼り、ケガキ直し。逆に不要な分割線は瞬着で塞いで加工していきます。

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そして、集合排気管を、21型より上つきの位置に接着しています。
……カウリングの合わせ目が何度パテ&瞬着盛りしても消せません(ノ_<)。
よく例えに出される話ですが……プラモ用接着剤での接着は、「溶接」であり、瞬着での接着は、いわば、レンガの狭間にセメントを塗っての接着です。
最終手段として、消えてくれない合わせ目に、リモネンを塗りました(*´~`*)。
これでなんとかなってくれると助かりますが……。

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こんな感じになりました。どうでしょうか。

終戦記念日

本日、8月15日です。

最近思うのは……平成の御代が31年目にして、令和となりましたが、この31年という時間を考えると、自分が終戦から、22年しか経っていないときに生まれたということに、改めていろいろと考えさせられます。自分の子供時代は、まだ「戦後」であったのだ、と。

『機動戦士クロスボーンガンダム・ゴースト』の中で「100年戦争をしない国」というフレーズが語られることがありました。
今、それが「夢ではない」ところまで、来ています。その時、私は78歳になっているはずです。
見れるかなぁ(*´~`*)。

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯06

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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ちょっと勇気が必要でしたが……機体下面、ドロップタンクと接触しないあたりに大穴を開けました。

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この、電源ルート確保のためです。

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こんな感じで接続の予定です。中にリード線が通るこのフレキシブルアームで、好きに飛行姿勢を取らせることが……出来るようになると夢想しています。

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固定の為の基礎工事ですが、径の合うものなら、とりあえずなんでも活用です、使い終わったボールペンの先端近くをカットしたもの……

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機体内部に接着し、エポキシパテで補強しています。

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心配していた通り、モーターとコクピットパーツが干渉してしまいました。
コクピット、エンジンともども削って調整中です。

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どういう訳か……カウリングの合わせ目が消えてくれません。三度目のリテイク中です。

相互リンクしている (この言葉も今やあまり聞きませんねぇ(´・_・`))「政府開発援助」さんから資料の提供を受けました。次回あたりでそれを反映させたカウリングの修正作業をやってみようと思います。

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯05

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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ハーロック大尉と同じディスプレイ台を使います。
接触が怪しくなったUSBライトのアーム部分を挿しています。

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この中に配線を仕込むという目論見です。

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コクピットはストレート組みです。

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機首上面のスジボリがようやく終了(*´~`*)。ここは難儀しました。

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悩み悩みましたが……アレスティングフック部分は、完全に埋めることをしました。
いろいろ資料を読み込んでいくと、11型の36号機以降は、主翼先端の折り畳み機構以外、アレスティングフック部分と、機首の集合排気管の位置は、21型と同一ではないのか……と(。-_-。)。納入されたのが1940年11月初旬……う~ん。

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まぁいいかここは!
純然たる11型ということで、行きます(/∀\*)。


零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯04

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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古いキットですので、翼端灯は透明パーツにはなっていません。
ここは、何か工夫したいところです。

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100均でこういったテープを買ってみました。

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クリアランナーを接着し、クリアーレッドで塗装してみました。
右側のほうは、たとえクリアーといえども、塗料の被膜が発光を邪魔してしまうようです。
さて、どちらをチョイスすべきか(*´~`*)。

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……11型と21型を網羅した資料をアマゾンで購入しました。

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11型の下面……やはり、アレスティングフック部分は完全に埋めて良いようです。

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翼端の折り畳み機構に関しては、外見上の差異は無いと考えてよさそうです。

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カウリング上の、集合排気管の位置がも11型と21型では異なるようです。
これでだいたい11型と21型の差異は把握できたのですが……まだ悩んでいます

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯03

零式艦上戦闘機11型の続きです。

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機体内部への収納検討でいろいろと弄っているうちに、リード線が切れてしまいました。
後々、ハンダ付けの必要ありです。

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コクピット内部を塗装し始めました。
タミヤアクリルのXF-71ですが……この色も昔はありませんでしたね(*´~`*)。
確か、インストにも青竹色とかなんとか……メタリックグリーンだか、ブルーだかの指定になっていたような気がします。

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シートは、重量軽減のための肉抜き穴がありません。
が、パイロットの安藤大尉を座らせれば見えなくなるので、加工はオミットします。

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安藤大尉を相変わらずの試行錯誤しつつ塗装しています。
『ベルリン飛行指令』は、後に書かれた『エトロフ発緊急電』『ストックホルムの密使』と合わせ、“第二次大戦三部作”と称されています。
今回、またしても『ベルリン飛行指令』を読み返し、現在は『ストックホルムの密使』を読み返している最中です(〃▽〃)。この作品にも安藤大尉が登場します。胸熱です、本当に。

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モーターを仕込むために、機体前面を切り裂いてしまったせいか、強度が失われ、接着した機体前部上面が何度も割れてしまいます。

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エポキシパテで補強しました。


零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯02

いろいろ問題があるとは思うのですが、まずは……『ペルリン飛行指令』に登場するのは11型だということです(´Д`*)。
このタミヤのベテランキットは21型(*´~`*)。
さてさて、この21型から11型への改造は避けては通れぬ道です。
なに……資料はあるし、何とかなるだろう……

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手持ちの資料を引っ張り出して……(;゜0゜)あれ、22型から63型? なんだかなぁ~一番好きな21型の未掲載の本なんで買っているんだ若いころの自分?(*゚Q゚*)

やむなし……ネットで調べたところ、
・主翼先端の折り畳み機構が無い
・着艦フックが無い
・無線帰投方位測定器が未装備
と、とりあえず既知のことが良く書かれていますが、ビジュアルが全然見つからないです。
例えば、「着艦フックが無い」と言っても、ただ付いていないだけなのか、カバーでもはめ込んであるのかとか、知りたいのはそういったことなんですが……
う~ん、中島製の栄一二型エンジンを搭載している11型は64機作られていますが、作品中では、
「来月納入予定の2機を先にこちらに回してくれる……」
というセリフがあります。
つまり1940年11月初旬……作品に登場する2機の11型が、この64機に含まれるのか、別枠(つまり架空)と考えるのかっていうのは余計な妄想かもしれませんが(〃▽〃)、ウィキペディアには、「着艦フックや無線帰投方位測定器は11型の後期生産18機も装備または装備可能になっている」というのがあり、「この後期生産型になるのでは……」などと妄想が止まりません(〃▽〃)。
何か資料を探すかぁ(。-_-。)。

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とりあえず進めている作業としては、全体的に凸モールドが多いので、それらの彫り直しです。
前作のサラマンダーと同様、あまり上手くこなせていないのですが、胴体は左右の合いがイマイチのため、ペーパーがけでモールドをかなり消すことになりますので、少なくとも胴体の方は大部分を彫りなおさないとまずいかも知れません。

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プロペラはスピナーと一体になった状態の前後2パーツ構成。これ以降のタミヤ1/48キットの零式各型では、ペラにスピナーを被せるパーツ割になっていたかと思います。
しかし、プロペラ回転を企んでいるのでむしろ好都合のパーツ割りです。
栄一二型エンジンも前面のみの簡素なもの。これまたうってつけの部品で、こんなふうにモーターと密着させます。
カウリングの中にエンジンパーツが詰まっていては、とても出来る加工では無かったです。

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エンジンカウルにギリギリモーターが収まります。
エンジン先端(減速機ケース?)はモーターのシャフトを通すために、大きくカットしています。

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本当にギリギリ……これ、コクピットの部品が入るだろうか(*´~`*)?

零式艦上戦闘機11型【『ベルリン飛行指令』より】 ♯01

また、少し古い話です。
1988年に佐々木譲氏が発表した小説『ペルリン飛行指令』という作品があります。



「太平洋戦争開戦前夜、極秘裏に大日本帝国海軍からナチス・ドイツに零式艦上戦闘機が飛行していた」という謎を追うライターが書いたドキュメンタリーの体裁をとった航空史IF小説。 (ウィキペディアより引用)」

私は90年当時、そのタイトルと、表紙に描かれていた零式戦闘機に興味を惹かれ、単行本を購入して読んでみたのですが……正直、驚きました。
確かに「IF小説」の体裁ではあるものの、ありがちな仮想戦記的な小説とは、まるでレベルの違う、奥行きのある物語。たちまちに引き込まれました。
1990年には、第3回山本周五郎賞を受賞していますので、確かに格が違うのです。

太平洋戦争開戦前夜、ドイツ空軍はバトル・オブ・ブリテンにて自軍の戦闘機の航続距離の短さに苦汁を舐めることとなった。ヒトラー総統は日独伊三国軍事同盟を結んだ日本に対し航続距離の長い零式艦上戦闘機のライセンス生産をドイツで行うことを持ちかけ、性能評価のために数機を購入することを希望。ドイツとの関係を重視した海軍上層部はそれに応えるため零式艦上戦闘機をドイツまで輸送することとなった。
海軍士官である大貫と文官の山脇はその計画を担当することになる。しかし、イギリスの海上封鎖が予想されるため船舶での輸送は不可能であり、ソ連への侵攻をもくろむドイツ上層部の意図によりソ連領土内の飛行も不可能であった。したがってインド上空を経由して飛行していくしかないのだが、海軍のベテランパイロットは「不可能」と断言する。
しかし、上海で不祥事を起し左遷されていた海軍パイロット安藤と部下の乾は大貫の説得によりその計画のパイロットとなることを受けるのであった。陸軍の工作員やインド、イラクの反英勢力の協力により中継飛行場も確保され、安藤たちは未曾有の長距離飛行に旅立つことになる… (ウィキペディアより引用)


と、おおまかなあらすじですが、当然のことながら、実在人物が大勢登場します。ヒトラー、ゲーリング、ガーランド、井上成美等々……正直言って、どの人物が実在で、どの人物が架空の人物なのか解らなくなりました(/∀\*)

そこで、今回のお題です(*ノ∪`*)。

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これまた古いキット、タミヤの1/48零式艦上戦闘機21型です。

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昭和の御代に購入していたストックです。なんと600円(*≧∪≦)。このキット、現在は1650円します。
航空機のキットを造るとなると、まぁ大概は着陸状態ってことになりますが、本当に一番美しいのは飛行状態だというのは、誰もが認めるところかと思います。
そこで、「このキットを飛行状態で製作しよう」と考え、手を付け始めたのが10年ほど前のことです(*≧∪≦)。

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シュツルム・イェーガーの出だしでも書きましたが、サイトを立ち上げて20年以上が経過し、かなりの数の「挫折したキット」がありますが、それ以外にも、「これは、本当にどうなるか解らないから、アップはしないでおこう」と、製作を始めていてもウェブで取り上げていないものが相当数あります。
コレもそのうちのひとつです。

機体前部の壁をぶち抜いています(〃ノωノ)。

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ゴミの中にあった子供のおもちゃから、モーターとスイッチ付き電池ボックスをサルベージしていました。
……これでプロペラを回転させようという企みです(ノ´▽`*)。
いろいろ問題があるとは思うのですが、まずは……『ペルリン飛行指令』に登場するのは11型だということです(´Д`*)。
このタミヤのベテランキットは21型(*´~`*)。さてさて。

フォルクス・イェーガー ♯11 【2021年完成品04】

ふと、思い出しました。
41年前の今日は、『ヤマトよ永遠に』の公開日。
私は、東横線のヤマト号に乗って渋谷に向かい、今は亡き渋谷東急レックスで、観賞しました。
13歳でした。(^o^)。

さて、フォルクス・イェーガー、フィナーレです(=∀=)。

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エナメルの黒と茶でウォッシングをしましたが、ふき取り作業時に、鉄十字を削ってしまいました( /ω)。
この部分は流用デカールでリテイクしました。

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15歳当時、タカラの『エリア88』のキットを造っている頃から、
「どんなにオーバースケールでも、加工が拙くとも、HUDの反射ガラスは付ける」
……というのが自分に課したルールでした(*ノ∪`*)。
今回もまた同様です。もちろん、時代的にHUDではなく光学式照準器ですが。
反射ガラス板は廃品利用の塩ビ板を小さくカットして、瞬着で接着しています。

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脚室部のハッチも接着し、いよいよ秒読み段階に入ります。
機首のピトー管は、キットパーツがダルいため、me262からの流用です。

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ベランダに持ち出して、水性つや消しクリアを全体に吹いた後、主翼を接着しました。

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キャノピーを接着し……

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2021年完成品04……レベル1/72 ハインケルHe162 フォルクス・イェーガー “サラマンダー” Ver.悪魔伝の七騎士。完成です\(^o^)/。

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景気付けのヘボ特撮です(ノ_<)。

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……いやはや、素直にタミヤの1/48を購入すれば良いものを、古いキットを選んで苦労してしまいました……せめてドラゴンのキットにすれば良かったかな(´・_・`)。

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しかし……30ウン年ぶりに、ドイツ機に帰ってこれた(?)記念品となりました……出来は……所詮私は『戦場まんがシリーズ』から入ってきたぬるいモデラーなので、こんなもんです(*´~`*)。
でも……このホームページを立ち上げる以前、20代半ばの頃は、
「これからは、WWⅡの海軍機やドイツ機が自分のモデリングの中心になるだろう(。-_-。)」
と、本気で考えていた時期があって……全く別の未来が待っていた訳ですが、手がここまで回らなかったというのも事実です。

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さて、次はどうしたものか……。

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