1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯07

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

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尻のカウリングの余計な部分を削り、スポンジヤスリでならしました。

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旧ヤマトキットの何かのフェアリングをキャノピー前に接着。

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57ミリ機関砲の機構の何かが出っ張ってしまっているという意匠だと思いますので、機関砲の延長線上に配置しています。

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排気タービンの配置のための大穴を開けました。

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作業のし易さを考慮して、コクピットを組み込んで、機体の左右を接着しました。

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HGUCのザクⅢの脚のパーツから切り出した円形の部品を、タービンブレードの受け皿として機体に埋め込み予定です。

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続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯06

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

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さて……この部分のインテイクですが、難しいところです。
OVA版のアウトラインですと、インテイクはこのままで、後ろを肉付けしてやればいいようにも感じましたが……

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故・居村うじのコミック版ですと、かなり張り出している描かれ方です。
しかも、コレは推力式単排気管でしょうか? OVA版のデザインでは (作画上の問題でしょうか) 省かれていますが。

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散々部品を供出している、1/72ファントムⅡのインテイクが似ています。

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キャノピー後端部分はいろいろとプラ材で加工しているため、ここで改めてエポキシパテを盛っておきます。

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プラバンで裏打ちし……

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インテイクを削り、外側からエポキシパテを盛りました。

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ファントムⅡのインテイクをゴリゴリと削って薄くしています。

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カウリングのこの部分もすべて削り落とす必要が出てきました。

続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯05

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

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カナードの先端は、

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このようにざっくりと整形済みです。

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キャノピーのヒートプレスは手こずりました(ノ_<)。

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前に処理したのは、12年前の『ガニメデ』以来ですので、たどたどしいことないです。

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廃品利用の塩ビで作業しましたが、塩ビの厚みがかなり重要で、上手くいきません。

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薄めの塩ビだと比較的作業は楽でしたが、絞ったキャノピーの強度がなく、フニャフニャでした。

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形状はおおむね想定通りなのですが、カットをちょっとドジりました。

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プラ材でキャノピーにフチをつけています。

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しかし、いずれにせよ機体との擦り合わせのために、機体のほうも加工するという困った事態です。
続きます。

999

先日、劇場へ足を運んできました(*≧∪≦)。



……およそ25年振りでの劇場鑑賞となりました。感無量です。

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完全復刻版のパンフも購入。写真がテカってしまいましたが、左が先日購入したもの、右が1979年8月6日購入のものです。

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劇場で観ることが出来るのは……おそらく今回が最後ではあるまいか……と、ちょっと感傷的になりました(ノ_<)。

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……さてと、やはり刺激されてしまいましたので、これの構想を練り始めているところです。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯04

『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。
……決してシュツルム・イェーガーや噴式零戦に飽きているのではないのですが、「ノッて(≧∀≦)」いるものをどんどん進めていかなければ、サイトの維持がままならない自転車操業の如きものです(ノ_<)。

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キャノピーの原型を紙粘土で、というのは大失敗でした( ノД`)。
この紙粘土は、子供からひとつかみの供与を受けたのですが、彼の造形作業には適していても、こちらの用途に不向きでした……水分が飛んでも柔らかいままなのです(ノ_<)。

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リテイク……ですが、エポキシパテの手持ちがごく僅かのため、ジャンクやらプラバンの切れ端やらで、出来るだけ埋めます。

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そして、その上にエポキシパテでコーティング。これで硬化を待ちます。

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カナードの後端にあるマスバランス(かな?)は蒼莢にはないため、

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カットしてプラ材を接着。これも完全乾燥を待ちます。

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次は、「排気タービン」……「過給機」か? すみません。違いがイマイチ解らないのですが、ウィキペディアでは「排気タービン過給型」との記述があるので、「排気タービン」で通します。シュツルム・イェーガーに部品を供出したライトニングのものがちょうど1/48でピッタリ、と考えていたのですが……

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……どうも形状が違い過ぎて……どうしたものかと(´・_・`)。

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なれど、たちまち解決の糸口が……右のコレを流用します。

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テイルヘビーを避けるために、噴式零戦に組み込まなかった、ハチロクのタービンブレード部分です。

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構造を理解出来ていないので、迷いながらの造形を進めています(´・_・`)。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯03

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『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

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次はコクピットまわりです。
キャノピーはそのほとんどが現用機のバブルキャノピーに近い形状です。
震電のそれは、零式戦闘機と大差ない感じですので、いろいろと加工しなければなりません。

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まず、キャノピー後端の形状がまるで違います。細プラ材をこのように接着し、先にアウトラインを確保しておいて、中を埋めていく処理になります。

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このあたりは、ちょうど20年前に『デスシャドウ1號艦』で経験済み、なんということはありません(ノ∇≦*)。

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プラ材で埋めて瞬着でコーティング、そしてエポキシパテを盛って、硬化後に形状を出していきます。

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失敗するのを前提に、まずはキャノピーを絞ることに挑戦してしまいます。
ジャンクで原型の骨組を作り、

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エポキシパテ節約のために、まずは紙粘土を盛りました(´∀`*)。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯02

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『蒼莢 (そうらい)』の続きです(。-_-。)。

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さて、サブインテイクのふくらみはカットしましたが、インテイク先端は別パーツとなっています。

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これもカットしておきます。

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ちょっと写真では解りにくいですが、全体の大半が凸モールドのため、8割方を彫り直しています。
そして……この機首部分を眺めていると、ちょっとばかり考えさせられます(*´~`*)。

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蒼莢は震電に比べ、コクピットから機首先端に向かって、かなり細めに絞ってある感じがします(´・_・`)。

蒼莢をスクラッチするとなれば、震電をベースに……と誰しも考えると思いますが、実はちょっと違うという。

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原作の表紙でも……

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コミック版の表紙でも、こんな感じです。
コミック版に登場する、艦船や機体の三面図は全般的にそういう傾向があり、パッと見は何かとそっくりに見えるが、見比べると微妙に違う、というのがなかなモデラー泣かせです(ノ_<)。
この蒼莢については、もし1/72で製作するのであれば、機首部分は『スカイ・クロラ』の「散香」を使ったほうが、むしろ形状は近いのかも知れません。
ま……私はこのまま進めますが(*ノ∪`*)。

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カナードと機関砲砲口部分が一体パーツとなっています。
砲口を埋めつつ、大きな砲口を2つ開口する作業を並行しています。

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左右の位置合わせに四苦八苦しましたが、どうにか見られる程度には位置合わせできたようです。
このまま開口部をスポンジヤスリがけしています。

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砲口に適当な金属棒を差し込み、裏からエポキシパテを盛り、乾燥後引き抜きました。

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なんとか、カタチにはなった模様(。-_-。)。
続きます。

1/48 蒼莢 (そうらい) 【『紺碧の艦隊』より】 ♯01

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昨年(2021)の11月にちょっこっと紹介しましたハセガワの1/48震電。これも購入してウン十年は経つ品物ですが……廃棄せずここまで温存していたのは、もちろんこれをストレートに組むのではなく、『紺碧の艦隊』に登場する「蒼莢 (そうらい)」として組もうという儚い夢のためです( ノД`)。

で、2022年最初の新企画として、満を持して1/48蒼莢 (そうらい)に、とりあえず一度チャレンジしてみようかと思います。
何しろ震電がベースキットがセオリーですので、いくらでもこののち再チャレンジの機会もあるであろうと(ノ∇≦*)。

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まず、製作目標はこの『蒼莢 (そうらい)』か……

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『蒼莢改』もしくは『噴式蒼莢』かということなのですが、せっかくの1/48スケールですので、二重反転ペラが映える『蒼莢 (そうらい)』で進めてみようと思います。

とりあえずイメージを掴むために、故・居村氏の画稿とОVAをこれでもかと睨み続けました……正月でなければ、ちょっと出来ませんでしたな。

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ハセガワの1/48震電は、かなり古いキットのため、パーツ分割もあまりしつこくはなく、素材としては丁度よいのかと思います。

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しかし、パイロットは立ち姿のみが付属です。よってタミヤの零式戦からパイロットを転属させて使用します。

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武装は震電の30ミリ4門に対して、57ミリ2門という魔界転生ぶりです(*≧∪≦)。このあたりはかなり手を入れることになります。

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キャノピーはまるで形状が違うため、塩ビを絞る必要があり、今から夢に出てきそうな困難が予想されます。
また、機体各部もすんなりそのまま、とはいかないため、注意を要します。まず、この機体側面のサブインテイクの涙滴状フェアリングです。

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これは、蒼莢にはありませんので、削る必要有り、です。

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プラバンで裏打ちしています。さすがに、数々の失策から多少は学んでいます(/∀\*)。機体の左右張り合わせの前に必要な工程をきちんとこなしていく予定です……今回は。

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不要部分をカットし……

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エポキシパテを詰めました。

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続きます。

噴式零戦REBOOT【『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』より】 ♯08

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『噴式零戦』の続きです。

今度は主翼です。
ここにも気がかりな点があり、今まで工作を避けていたのですが(ノ_<)……。

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流石にフルアクションを謳うだけあり、前縁スラットが別パーツとなっており、

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見事に可動します。
が……|ω・`)。

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『墳式零戦』には、主翼上面に境界層板が各2枚ずつ設置されています。

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昔のミグにもこのように装備されています。
まぁ、このあたりのこともあり、以前はミグからの改造を始めていた訳ですが(´・_・`)。
ただ、これって前縁スラットと同居できるモンなのか?(*゚Q゚*)前縁スラットの可動とベクトルが違うので、う~ん(*´~`*)。

いろいろ調べてみると、ハチロクのF-25とF-35のタイプは、前縁スラットを廃止して境界層板を装備していたということなので、やはり併用は出来ないというのは間違ってはいないようです。

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接着しました。
もっとも、ハチロクのF-40タイプでは前縁スラットと併用されたなんていう記述も見つけてしまいました。おそらくそれは前縁スラットと位置がずれている場所に境界層板があるのではないかな(。-_-。)と推測しています。

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で……それをどう接着するか、ですが。
主翼上面にプラバンを立てて……では絶対無理であろうということで、Pカッターとプラノコで切込みを入れました。
ここに、それなりに形状加工したプラバンを差し込むかたちで試してみます(*ノ∪`*)。
続きます。

噴式零戦REBOOT【『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』より】 ♯07

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『噴式零戦』の続きです。

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機体側面のエアブレーキは、キットの構造をそのまま活かしてみました。
塗装でドジったら接着すれば良いので、このあたりは成り行き任せです。

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エンジンノズルとエンジンについては、テイルヘビーの原因となるため、最低限のパーツのみ使用します。
ノズル部分の形状が気に入らなかったため、適当なジャンクを漁り、すげ替えました。
これ、透明プラですが……蛍光ペンの先端をカットしたものです(´∀`*)。

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ノズル部分と機体内部をガンメタルで塗装し……

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機体後部も左右を接着しています。

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水平尾翼取り付け用の穴もランナーで塞ぎました。

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その水平尾翼は、垂直尾翼と十字型という構成になりますが、垂直尾翼前縁を延長したため、サイズが全く合っていません。

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迷いましたが、延長を試みました。
ジャンクの中からハセガワ1/72Мe262の主翼前縁をカットして、瞬着で無理矢理接着しています。

続きます。

噴式零戦REBOOT【『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』より】 ♯06

『噴式零戦』の続きです。

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当初はまるで消極的であった、垂直尾翼前縁の面積拡大ですが、手をつけてみることにしました。

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プラバンからの切り出しは、ちょっと厄介に感じたため、ジャンクを物色。
既にいろいろとパーツを供出している、ハセガワ1/72旧キットのファントムⅡから、垂直尾翼を切り取りました。

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その前縁部分をカットし、ハチロクの垂直尾翼前縁を多少ヤスって、合わせ目のラインをおおまかに揃えました。

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瞬着で接着し、隙間にも大量に瞬着を充填しています。

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これで……かなり図面に近づいたと思います。

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垂直尾翼後端のラダーは可動パーツのため、まだ取り付けていませんが、図面では、ノズル部分が尾翼後端からかなり奥まった位置になっています。
こうなれば、ここも加工です。

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ノズル近辺のラインをそのままトレスするような感じで、奥に向かってカットしています。
水平尾翼を挿す穴がありますが、ここもいずれ埋めます。
ハチロクと違い、水平尾翼は垂直尾翼と一体の十字型のためです。このあたりの加工はまた後日になります。

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繋ぎ目にエポキシパテを薄く盛っています。

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最低限度の外形をいじるつもりが、予定以上に加工が増えてきています。
続きます。

噴式零戦REBOOT【『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』より】 ♯05

2022年、『噴式零戦』の作業再開です。

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とりあえず、機体内部をコクピット色でベタ塗りし、機体の前半を左右接着しました。

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ハチロクの機首左右の機関砲はボツとなるため、プラバンを差し込み、カウリング基部を接着。

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エポキシパテを盛ります。

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乾燥後、240~1200まで段階的にスポンジヤスリをかけています。

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まだまだ細かい隙間があり、更にプラパテ盛りです。

続きます。

シュツルム・イェーガーへの遠い道 ♯49

2022年はシュツルム・イェーガーからスタートしています(*´~`*)。

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今回のモノアイは、コレです。同じようにダイソーのネイルアートものですが、径が小さく、無色のものに、油性マジックで赤く塗っています(/∀\*)。

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これが案外いい感じの雰囲気を出します。

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……と、思いませんか?

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そして、全身の塗りはここまで到達しました。

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モノアイが、反射で発光しているかのように……

続きます。



……それはもちろん、配信でいつでも見れますし、ビデオもレーザーディスクもDVDも購入し続けてきた訳ですが、どれで見ても1979年8月6日のあの日には及ばない……映画館で観なければダメなのですよこれはo(≧ω≦)o。
私が映画館で観た回数は……おそらく20回程度で、最後は確か1997年、翌年公開される『エターナル・ファンタジー』の前売り券発売開始キャンペーンの一環として、有楽町でリバイバル上映されたのを7回ぱかり鑑賞したのが最後……それから早22年。

まぁ、なんと遠くに来てしまったものか(´・_・`)。

鑑賞後はきっと、止まっていたアルカディアが動き始める予感がひしひしと……

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