高速戦艦 比叡 ~第15夜~

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……まさか、まさかの『高速戦艦 比叡』の第15夜です。

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主砲塔については、20世紀に購入していた、ハセガワのキットより価格が高い(ノ∇≦*)、ピットロードのレジン製・砲身は真鍮の高級品を使用します。

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前檣の構築を進めています。
羅針艦橋の上部・機銃銃座が4基乗る階層は、平面形状をプラバン・プラ材で修正・拡張をしています。

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見張指揮所等の階層は、窓枠のセットが複雑怪奇……なので、雑に表現しています。

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見張指揮所等にプラバンで屋根を張ります。

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戦闘艦橋部分は、ハセガワと旧フジミのパーツを基に捏造しています。

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このように構築していきます。

続きます。

~第14夜~ そして、そしてまた、時は流れた

また少し、古い話です。

21年前、2001年の海軍記念日 (私の34歳の誕生日でもありましたが) に立ち上げた。

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の……

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これは、(ブログのみでなく、ホームページのアドレスから入って頂いている場合は)左のメニューから今でも全12回分を閲覧出来ます。
2001年5月27日から、2008年の12月28日まで、紆余曲折ありながらも続けていました。
今一つ満足出来ない、ハセガワの比叡を、ハセガワがリニューアルする日までに完成させたい、という願望で始めたものでしたが……そもそも、ハセガワが比叡を含む金剛型戦艦を発売したのは、フジミがウォーターラインから脱退したからです。が、そのフジミがまさかまさか、「ひとり連合艦隊」を始めるとは思いもよらぬこと……2008年の金剛発売を皮切りに、ハセガワのそれを遥かに凌駕する金剛型4隻をキット化してしまいました……。
あのようなクゥオリティのキットがある以上、もはや企画そのものが腰砕けになっていたのは確かなのですが……2016年11月に、7年11カ月振りに旧ブログに進捗をアップしました。『 ~第13夜~ そしてまた、時は流れた。』
赤城の作業進捗を機会に、今一度手を動かしてみた結果でした

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艦体の塗装、航空機甲板に手を入れ、前檣を再構築し、それなりの進捗がありました。
もう、この時点で既に、老眼やら何やらいろいろあり、以前のような解像度で細かい仕上げが出来るとは考えていないため、淡々と処理していました。
しかし、この後、また手が動かなくなるという……。
「……フジミの比叡を購入したら、全てにケリがつく」とは考えながらも、それはせずに、また5年7カ月の歳月が流れました。
今回、第14夜となります。

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改めて、パーツ点検をし、久しぶりに前進しています。

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……全然記憶が無いのですが(*´~`*)、副砲は必要門数を塗装まで進めていました。

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煙突周辺のトラス類は、なかなか比叡の純正パーツが無いため、金剛型やその他の日本戦艦のエッチングパーツから、流用出来そうなものを融通しています。

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煙突のトップは、適当なエッチングパーツが手元に無かったので、「赤城」と同様に真鍮線で再現を試みました。

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もうちょっと精度をなんとかしたいところでしたが、ま、これぐらいが限界でした。

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煙突周りを、流用のエッチングパーツと真鍮線で構築していきます。

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煙突を中心に各部の作り込みを進めました。

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そして一気に塗装まで持っていきます。

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当初の想定を超える進捗でした。全く……この14年余りの停滞は何だったのかと(*´~`*)。

続きは……たぶん何とかなるなではないか、という予感はあります。

巡洋戦艦 13号艦 ♯04 【2013~2015年 ここまでの総括】

これもまた、旧ブログのまとめ。少し昔の話です。

2006年8月から……

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2017年8月まで、実に11年をかけて、ハセガワの旧キット赤城を改造し、巡洋戦艦赤城を製作、完成させました。

製作を開始した2006年夏頃、同時進行で、幻となった八八艦隊の主力艦『巡洋戦艦 13号艦』も製作しようと素材集めを始めていました。

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光栄 刊『未完成艦名艦1906~1945』 (今回の撮影画像は全てこちらに掲載されているものです)
この本に、やはり故・今井邦孝氏のイラストで『巡洋戦艦 13号艦』が掲載されていました。

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当初は、コイツを先に作ろうかとも思いましたが、赤城を製作して、それなりにノウハウを確立してからの方が良いだろうという考えのため、少し先の2013年の11月から作業を始めました。

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素材は、『フッド』です。

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大和並みの長さの船体ですが、これでもまだ31ミリほど延長する必要があります。

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シェルター甲板の素材は、アオシマの扶桑と山城(旧キット)のそれを合体させようという算段です

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主砲についは諸説あるようですが、私はもちろん46センチの連装砲の仕様で考えています。
ファインモールドの長門・陸奥用の砲室に真鍮砲身のコンボです。

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この長い船体をさらに延長しなければならないということで、後のアイオワ級戦艦よりも長いというのは、時代背景を考慮すると途方も無い計画です。確かに、実現性について諸説あるのも頷けます(´~`)

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さて、このフッドなのですが、船体内部に1976年の刻印が見られます。1976年製……ちょっと信じられないような名キットです。40年近く前のモノとはとうてい思えません。
船体中央が、「ここにプラノコを入れなさい( ^ω^」といわんばかりの構造となっています。

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故・今井邦孝氏の画稿のページに、1/700換算の全長を書置きしていましたが、いろいろ資料を見ますと、全長はさらに大きい278.3メートル説が主流なようなので、だいたい1/700では397ミリ程度になる見込みです。

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30ミリちょいの延長ということになります。
3ミリ角棒やバラストで延長部分の骨格を仕込みます

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結果的に、延長部分の骨組みは、3ミリ角棒8本とバラストとなりました。
ゆがみなどは出ていないようです

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上甲板は全て張り直すことになるので、バーベットをひとつプラノコでカットし、確保しておきます

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このバーベットは、シェルター甲板用に確保しておいた、「扶桑・山城(アオシマ旧キット)」のバーベットと、直径が全く同じでした(v^ー゜)

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非常にイギリス艦っぽい艦首形状です。ここはエポキシパテを詰めたのも、もう7年ほど前になります。
削り込んで、八八艦隊らしくします。

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ナイフと180番で削りました。
だいぶ、らしくなったと思います

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最上甲板部分。コイツは旧キットの「扶桑」「山城」……まぁ全く同一の艦体ですが、それの最上甲板部分を長めに切り出したモノ同士を接着しました。
副砲が片舷8問ずつということで、これでどうにか。
しかし、厳密なところで言えば、長さがオーバースケールのようですが、実艦はありませんので、このまま押し通します。

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「フッド」の艦体を延長した部分は、積層プラバンで補填し、舷側も埋めます

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甲板の下地を作ります。このあたりは、もう何度も経験済みなので迷いはなし。とりあえずプラバンを貼り、穴は艦底部分のみとなりました。
この時点で2015年9月。まだ『赤城』が完成していないことから、のんびりと進めていました。
そして、約7年が過ぎ去りました。
そろそろ、再起動を、と考え始めているところです。
ただ……この艦よりも齢を重ねているフネがもう1隻あるので……次回はその話になると思います。

22周年

『やまとは くにの まほろば』は本日、開設22周年を迎え、23年目に突入しました。
皆様に感謝ですヽ( ´_`)丿。


Break Time ♯03

ちょっと一休みです。
いろいろとあり、かなり参っているところです(´・_・`)。

引っ越し後に行方知れずとなっていたものが、ひょんなことから出てきました。

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この艦体は……確か初公開です。10数年前に既に加工していたものです。
フジミの旧キットの金剛型2隻分を繋いだ長大な艦体ですが……

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↑コレです。

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光栄 刊『未完成艦名艦1906~1945』 (今回の撮影画像は全てこちらに掲載されているものです)
この書籍に、故・今井邦孝氏のイラストで掲載されていた『超甲巡』を目指して加工していたものです。

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263.7……とは多分1/700換算で263.7ミリになるという計算結果だと思います(*´~`*)。

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↑そしてこれも発掘。

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『13号巡洋戦艦』
これも同書籍で、故・今井邦孝氏のイラストが掲載されております。
これについては、旧ブログで3回ほど記事を上げていたので、後日とりまとめようと考えています。

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↑そして最後の発掘物は……ハセガワのキットに手を入れている『比叡』です。
……製作開始は2001年の、ちょうど今頃の時期……

扶桑1915 ♯12

戦艦扶桑1915の続きです。

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いつもの悪癖です……バーベットのパーツが行方不明となりました。

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プラバンの積層から円形に切り出して再生産しました。

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ここで前檣の土台も艦体に接着しています。

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……ここで新たな問題が発覚しました(ノ_<)。

続きます。

扶桑1915 ♯11

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戦艦扶桑1915の続きです。

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薄めた木甲板色を筆塗しています。

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2回目

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3回目

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第2、第4砲塔のバーベットは、キットから切り出したものです。
砲塔装着用のネオジム磁石を仕込んでいます。

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バーベットを呉グレイをベースとしたグレイで塗っておきます。

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4回目。だいたいこんなところでしょうか。

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エンピツで書いていた「センターライン」が消えたので、先に進みます。

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第2、第4砲塔のバーベットを接着しました。

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バーベットに砲塔をセットしてみます。

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磁石の力で砲旋回(*´v`)♪
続きます。

扶桑1915 ♯10

大坂城の石垣を彫るのに飽きがきたため、気分を変えます。
2020年5月に旧ブログのまとめを掲載し、今回は新ブログでの実質的なリスタートとなります。

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使用キットはアオシマの旧キット。

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製作の参考には、モデルアート社のこの2冊の恩恵に……画像中で図面等が映っている場合、誌面の図面を1/700相当に拡大コピーしたものです。

ここまでの進捗は、前回(♯9)をご覧ください。

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作業は、2018年11月で完全に停止しており、3年半ぶりの再開となります。

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ひとまずは現状確認に時間を費やします……正直、進捗がどうであったか全く覚えていません。

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艦体の基礎は完成しています。
ここはやはり、景気づけも兼ねて木甲板を塗るのが一番良い。というのがひとまずの結論ですが。
問題は缶のタンを吹けるのか……ということでした。
転居後の住宅環境はちょっと外での缶吹きが難しいもので……ベランダで吹くのは両隣さんのこともあり、迷います。

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結論……タミヤアクリルの木甲板色を筆塗りでスタートです(。-_-。)。
続きます。

黒い大坂城 ♯23

黒い大坂城の続きです。

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天守台石垣の扉部分を製作していきます。

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いつものエバーグリーンのプラバンと通常のプラバンで積層したものを、このように切り出しています。一層目より下へ向かって下見板張りが伸びている部分です。

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下見板張りの壁は垂直なので、接触する石垣部分とはズレが生じます。その部分にアキが出来ないよう、プラバンを重ねていき、整形します。

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扉の周囲は、更にプラバンを貼り、スジボリと細プラ材で加工。
更に、石段部分はプラバンの積層で作っています。

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組合わせ、塗装まですすめました。

続きます。

黒い大坂城 ♯22

黒い大坂城の続きです。

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天守台の石垣を彫るのにも疲れてきました。

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天守台の周囲は、キットの台座の大半を破棄して、切り出したものを活用します。

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天守台をこのように配置する予定です。

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完全な再現とはいきません。

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ちょっと傾いてしまいましたが、天主はこんな感じで載ります。

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続きます。

黒い大坂城 ♯21

黒い大坂城の続きです。

今回は地味な作業です。

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天守台部分の石垣をニードルで彫っていきます……これがやはり、かなりの重労働でした。

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「野面積み」を意識して彫っています。本当はもっと細かく彫るべきなのですが……これが限界です。

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しかも……天守台部分だけでも、まだまだ終わりません。

続きます。
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