巡洋戦艦 13号艦 ♯04 【2013~2015年 ここまでの総括】
これもまた、旧ブログのまとめ。少し昔の話です。
2006年8月から……








2017年8月まで、実に11年をかけて、ハセガワの旧キット赤城を改造し、巡洋戦艦赤城を製作、完成させました。
製作を開始した2006年夏頃、同時進行で、幻となった八八艦隊の主力艦『巡洋戦艦 13号艦』も製作しようと素材集めを始めていました。

光栄 刊『未完成艦名艦1906~1945』 (今回の撮影画像は全てこちらに掲載されているものです)
この本に、やはり故・今井邦孝氏のイラストで『巡洋戦艦 13号艦』が掲載されていました。

当初は、コイツを先に作ろうかとも思いましたが、赤城を製作して、それなりにノウハウを確立してからの方が良いだろうという考えのため、少し先の2013年の11月から作業を始めました。

素材は、『フッド』です。

大和並みの長さの船体ですが、これでもまだ31ミリほど延長する必要があります。

シェルター甲板の素材は、アオシマの扶桑と山城(旧キット)のそれを合体させようという算段です

主砲についは諸説あるようですが、私はもちろん46センチの連装砲の仕様で考えています。
ファインモールドの長門・陸奥用の砲室に真鍮砲身のコンボです。

この長い船体をさらに延長しなければならないということで、後のアイオワ級戦艦よりも長いというのは、時代背景を考慮すると途方も無い計画です。確かに、実現性について諸説あるのも頷けます(´~`)

さて、このフッドなのですが、船体内部に1976年の刻印が見られます。1976年製……ちょっと信じられないような名キットです。40年近く前のモノとはとうてい思えません。
船体中央が、「ここにプラノコを入れなさい( ^ω^」といわんばかりの構造となっています。


故・今井邦孝氏の画稿のページに、1/700換算の全長を書置きしていましたが、いろいろ資料を見ますと、全長はさらに大きい278.3メートル説が主流なようなので、だいたい1/700では397ミリ程度になる見込みです。

30ミリちょいの延長ということになります。
3ミリ角棒やバラストで延長部分の骨格を仕込みます

結果的に、延長部分の骨組みは、3ミリ角棒8本とバラストとなりました。
ゆがみなどは出ていないようです

上甲板は全て張り直すことになるので、バーベットをひとつプラノコでカットし、確保しておきます

このバーベットは、シェルター甲板用に確保しておいた、「扶桑・山城(アオシマ旧キット)」のバーベットと、直径が全く同じでした(v^ー゜)

非常にイギリス艦っぽい艦首形状です。ここはエポキシパテを詰めたのも、もう7年ほど前になります。
削り込んで、八八艦隊らしくします。

ナイフと180番で削りました。
だいぶ、らしくなったと思います

最上甲板部分。コイツは旧キットの「扶桑」「山城」……まぁ全く同一の艦体ですが、それの最上甲板部分を長めに切り出したモノ同士を接着しました。
副砲が片舷8問ずつということで、これでどうにか。
しかし、厳密なところで言えば、長さがオーバースケールのようですが、実艦はありませんので、このまま押し通します。

「フッド」の艦体を延長した部分は、積層プラバンで補填し、舷側も埋めます

甲板の下地を作ります。このあたりは、もう何度も経験済みなので迷いはなし。とりあえずプラバンを貼り、穴は艦底部分のみとなりました。
この時点で2015年9月。まだ『赤城』が完成していないことから、のんびりと進めていました。
そして、約7年が過ぎ去りました。
そろそろ、再起動を、と考え始めているところです。
ただ……この艦よりも齢を重ねているフネがもう1隻あるので……次回はその話になると思います。
2006年8月から……








2017年8月まで、実に11年をかけて、ハセガワの旧キット赤城を改造し、巡洋戦艦赤城を製作、完成させました。
製作を開始した2006年夏頃、同時進行で、幻となった八八艦隊の主力艦『巡洋戦艦 13号艦』も製作しようと素材集めを始めていました。

光栄 刊『未完成艦名艦1906~1945』 (今回の撮影画像は全てこちらに掲載されているものです)
この本に、やはり故・今井邦孝氏のイラストで『巡洋戦艦 13号艦』が掲載されていました。

当初は、コイツを先に作ろうかとも思いましたが、赤城を製作して、それなりにノウハウを確立してからの方が良いだろうという考えのため、少し先の2013年の11月から作業を始めました。

素材は、『フッド』です。

大和並みの長さの船体ですが、これでもまだ31ミリほど延長する必要があります。

シェルター甲板の素材は、アオシマの扶桑と山城(旧キット)のそれを合体させようという算段です

主砲についは諸説あるようですが、私はもちろん46センチの連装砲の仕様で考えています。
ファインモールドの長門・陸奥用の砲室に真鍮砲身のコンボです。

この長い船体をさらに延長しなければならないということで、後のアイオワ級戦艦よりも長いというのは、時代背景を考慮すると途方も無い計画です。確かに、実現性について諸説あるのも頷けます(´~`)

さて、このフッドなのですが、船体内部に1976年の刻印が見られます。1976年製……ちょっと信じられないような名キットです。40年近く前のモノとはとうてい思えません。
船体中央が、「ここにプラノコを入れなさい( ^ω^」といわんばかりの構造となっています。


故・今井邦孝氏の画稿のページに、1/700換算の全長を書置きしていましたが、いろいろ資料を見ますと、全長はさらに大きい278.3メートル説が主流なようなので、だいたい1/700では397ミリ程度になる見込みです。

30ミリちょいの延長ということになります。
3ミリ角棒やバラストで延長部分の骨格を仕込みます

結果的に、延長部分の骨組みは、3ミリ角棒8本とバラストとなりました。
ゆがみなどは出ていないようです

上甲板は全て張り直すことになるので、バーベットをひとつプラノコでカットし、確保しておきます

このバーベットは、シェルター甲板用に確保しておいた、「扶桑・山城(アオシマ旧キット)」のバーベットと、直径が全く同じでした(v^ー゜)

非常にイギリス艦っぽい艦首形状です。ここはエポキシパテを詰めたのも、もう7年ほど前になります。
削り込んで、八八艦隊らしくします。

ナイフと180番で削りました。
だいぶ、らしくなったと思います

最上甲板部分。コイツは旧キットの「扶桑」「山城」……まぁ全く同一の艦体ですが、それの最上甲板部分を長めに切り出したモノ同士を接着しました。
副砲が片舷8問ずつということで、これでどうにか。
しかし、厳密なところで言えば、長さがオーバースケールのようですが、実艦はありませんので、このまま押し通します。

「フッド」の艦体を延長した部分は、積層プラバンで補填し、舷側も埋めます

甲板の下地を作ります。このあたりは、もう何度も経験済みなので迷いはなし。とりあえずプラバンを貼り、穴は艦底部分のみとなりました。
この時点で2015年9月。まだ『赤城』が完成していないことから、のんびりと進めていました。
そして、約7年が過ぎ去りました。
そろそろ、再起動を、と考え始めているところです。
ただ……この艦よりも齢を重ねているフネがもう1隻あるので……次回はその話になると思います。