スカルワン ♯16

スカルワンの続きです(*ノ∪`*)。

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まずは、やれるだけやってみようと思います。
失敗したら、それまでのこと。
ネオジム磁石を機首内部に接着しています。

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プラバンで箱組を造り、金属片を底に接着。これとネオジム磁石で、脚収納室ごと脱着可能を目論みます。
ハッチはスーパーバルキリーのパーツを……

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カットして真鍮線を接着。

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それを、こう接着します。

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テストです。これを機首下面に……磁石の力で見事に(*´v`)。
これで第一関門突破、続きます。

スカルワン ♯15

スカルワンの続きです。

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ギアをつけるかどうか……ハムレットのように悩んでいます(*´~`*)

1.付けない(スタンド固定)
2.付ける
3.付ける(差し換え式)
4.付ける(可動・内臓可能に)

……まぁ、選択肢はこれで充分だと思います。
4の可動・内臓可能に……まぁ、これはちょっと厳しいです。コレをやるのであれば、先に引き込み機構を造って内蔵しないと……。
いちおう、3、2、1の順に作業しながら、また検討しようと思います。

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可変キットが元の機首と、スーパーバルキリーの追加パーツである前ギアハッチです。
これ、いかにもぴったりな感じなのですが、ちょっと待った(`o´)。

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設定画を参照すると、このハッチは機首先端部分との区切りとなる黒ラインより手前ではなく、後方に位置しています。
可変キットの位置は、前過ぎるのです。

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プラバンで埋めます。

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正規な位置とおぼしき箇所にスジボリを入れ、じっくりと削りました。

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このように開口しました。

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脚部分も同様にスジボリを彫り、そこを更に切り込んでいき……

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このとおり。これ結構大変でした(ノ_<)。

技術的なことはさておき……私の気持ちとしては断然「付ける」です。
ただ、それですと写真的にイマイチなのが引っ掛かるのです。

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こういうウソ特撮には、飛行状態のほうが向いていますので。

ただ、ただ、あの時代……F-14似の戦闘機が変形する……それが空母から発進する……武装は機関砲……プラモデル発売……1/72だと!……タミヤと見まごう白箱(〃▽〃)……高荷画伯!……ガウォークといいつつ、パーツ構成はあとちょっとでファイター……これは、これは……
と、あの日、あの時……1982年秋。15歳の自分が抱いていた、ほんの少し先の、未来の展望とは、いかなるものであったか……

続きます(*ノ∪`*)。

スカルワン ♯14

スカルワンの続きです。

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気になる部分をちょこっといじります。
機体の主翼下のこの部分。本来はなにか塞ぐパーツが欲しいところです。

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エポキシパテでこのように埋めました。

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例のマルイチモールド追加工作です。主翼付け根のここにも開口して、RGザクのパイプパーツを埋め込み……

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プラ材でこんな感じにしています。

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脚部のマルイチモールドも同様に。

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脚部エンジンブロックは、こんな具合で全体像がかなり仕上がってきています。

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ゆえに……決めかねていた件も白黒つけなければなりません。
ギアを付けるかどうか……これ、とてつもなく悩んでいます(*´~`*)

続きます。

レストア・クラブガンナー♯05 【ここまでの総括】

さて、今回は2017年5月立ち上げ、月内で4回更新と注力していた記事のアーカイブです。

お題は……初の、『太陽の牙』がらみです(*ノ∪`*)。


さて……昨今(2017年当時)、戦車系統のものにどっぷり浸かっていますが、今度はコレです。

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タカラ 1/72 クラブガンナー。ここでダグラム関連は初であったかと思います。
以前に古い完成品を入手して、バラして保管していたものをレストアする試みです。
ダグラム放映時は、1/72のダグラム、ソルティック(ラウンドフェイサー)、デロイア7が使用していた小型ホバークラフト・グランドサーチ……ぐらいは作ったのをはっきり覚えていますが、何しろ史上初(おそらく)の『アニメ放送と並行して、登場メカが次々とプラモ化されていく』事件の真っ只中で、それはコンバットアーマーに限らず、ヘリ、トレーラー、装甲車、Jロックさんのバギー……と、現在ではちょっと考えられないような状況でして、とても中学生にカバーしきれるものではありませんでした(゚ー゚;

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ですから、このクラブガンナーも初製作です。が、そこは昔のキットですので、何とかなるかと。
まずは、全体にペーパーがけしつつ、気になる箇所を補修していきます。

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主砲は、1/76ヤクトタイガーのものを流用して、長砲身化の予定です。

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このクラブガンナーは、見たとおりの『歩行戦車』ですので、『戦車としての記号』がいろいろと散りばめられています。
例えば、この車体部中間ブロックと砲塔に2ヶ所、『コマンダーキューポラ』があるのですが……。
……作品世界は確か2100年代、殖民惑星が舞台、恒星間飛行を実現しているというのに、何故コマンダーキューポラ? もっと別の技術があると思うのですが(ノ∀`)。
ま、作品中に出てくる電話はほとんどが黒電話で、テレビも確かチャンネルを回す代物なので、そちらとは釣合いは取れているのですけれど。

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当初は何か別のものに差し替えようかとも考えましたが、良い思いつきも無かったため、あくまで記号なのだと割り切ってディテールアップしてみます。
こちらがキットの素の状態。ちょっとおとなしめな表現なのが気になりました。
どうせ記号なのですから、見た目の印象は強いほうが良いです。

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改修後はこのような感じに。
キューポラハッチはキットのものですが、ハッチ周囲は、HGUCガンタンクの腕のパーツを短く切り詰めたものを使用しています。
また、ハッチの奥のダクト状のモールドはモールドの甘さが目立つので、開口しています。

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開口部の裏からメッシュを接着しています。

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このような具合に、好きにディテールアップしています。

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ミサイルポッドも補修中です。今回はラッチを新造して、車体中間ブロックから吊り下げる予定です。
何故そのような仕様にするかは……割合有名な話なのでご存知の方も多いかと。

ミサイルポッドをノーマルの配置にしてみますと…

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このような位置関係……コレ、ミサイルを発射すると、ライトを直撃します(;´д`。
劇中では作画の機転により、ライトが下に引っ込んだりしていたそうですが、フェンダー上ですので引っ込むスペースなどは下にはありはしません(^-^;。
この矛盾解消のために、ラッチにぶら下げますが、その辺りの加工は次回以降です。

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脚の状態を確認してみますと、ポリキャップの劣化はごく僅かのようなので、このまま使用してみます。関節の置き換えをするとなると一大事ですので、まあこれで良いか( ̄○ ̄;)

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作業はサクサクと進んでいますヽ(´▽`)/。パテ盛り処理をして各パーツを仕上げていきます。

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延々と色を重ねていってる訳ですが、単調な作業です。
塗装前の段階で……

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このミサイルポッドを装着するラックを探してウン時間を費やしています。

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MGグフの関節のパーツを加工して使用します。

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砲塔のコマンダーキューポラも加工してディテールアップしています。

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1/72のフィギュアをこのように配置してみると……この中間ブロックのコマンダーキューポラの存在理由が解りません(´ρ`)。……と言うよりも、この中間部ブロックが回転する理由が解りません。回転・旋回するのは最上部の砲塔だけで良いハズです。
ミサイルポッドの件は、この中間部ブロックが回転することの理由付けにもなります。

多分、続きます(*´~`*)。

スカルワン ♯13

スカルワンの続きです。

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インテイク脇の逆噴射用スラスターの部分は、アリイ1/100バトロイドのものを整形しています。

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インテイクと接着しています。

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さて、各所の「マルイチモールド」を加工していますが……前に処理しておいたキャノピー後方の小さな箇所です。
今回、設定画を確認していて、気付きました。

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ここは……「マルイチモールド」ではないのか(;゜0゜)。

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どこまで適切なのか解りませんが、黒メッシュを裏から貼っています。

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機首内側を塗っています。そろそろここも接着する予定です。

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今回参照の資料のひとつ、小学館のムックです。1983年2月発売のもちろん初版。約40年経過している割に、状態はまあまあです。

そして、製作がはかどるにつれ、気になってきたのが「本当にスカルワンでやれるのか? デカールは?」
と、デカール保管箱からマクロス関連のデカールを漁り……

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あまりの量につき、リビングのテープル上に並べました。
40年の蓄積です(*´~`*)。

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アリイ1/100のファイター関連が、こんなにあるのは……それだけ購入していたって事に他ならないのです。ただ、1機も完成していないという現実も(*ノ∪`*)。

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もっとも気にしていたコイツも確認(〃▽〃)。
これで当初の予定通り、スカルワンでいけそうです。
続きます。

スカルワン ♯12

スカルワンの続きです。

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インテイクや脚部の横幅を広げたため、ベクタードノズルとの隙間が顕著でした。
そこで、プラバンを脚部末端に貼り、隙間を少し狭めようとしています。

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この程度は解消しています。

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ペーパー、スポンジがけまで進めました。こんな感じに仕上がっています。

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脚部の「マルイチモールド」の追加加工を進めています。

続きます。

スカルワン ♯11

スカルワンの続きです。

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さて……脚部分のボリュームアップをすると、畳んだ腕部分のブロックと干渉していました。
やむなく、腕ブロックをカチ割り……

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幅をかなり詰めて再接着し、加工を続けています。

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これで脚部分との干渉はかなり軽減されました。

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機体上面の加工です。
尾翼ブロックとの接続を設定画を参考にこのように加工しています。

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ちょっと仮組みしてみます。
このように、腕ブロックを薄くして、ボリュームアップした脚部がなんとか配置できそうです。

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これで設定画等と見比べて検討しようと思います。

続きます。

スカルワン ♯10

スカルワンの続きです。

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さて、39年前に製作した可変バルキリーの太ももをレストアしています。
タービンブレード部分を移植する方法でいろいろ考えましたが……

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失敗の果てに……こういう乱暴な接着に落ち着きました。

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機体上面にそろそろ手を入れ始めます。
この部分(何と呼べば良いものか)はあっさりしたモールドなので、ヤマト関連から部品移植をしています。

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スジボリ。マルイチモールド用の加工などを進めています。

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インテイク部分はバトロイドに寄せた形状をしており、インテイク前に遮蔽するようなモールドがあるのはちょっとおかしいです。

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カットして整形しています。
続きます。

スカルワン ♯09

スカルワンの続きです。

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バトロイド時のランドセル。ファイターの尾翼取り付け部を薄く加工しています。

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とりあえずここまで形状を出し、他へ移ります。

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機首部分です。
いわゆる「マルイチモールド」はキットのものは甘く、バトロイド製作時と同様に作り直します。

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開口し……

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マテリアルのパイプを埋め込みます。

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コクピット後方や、さきほどの尾翼ブロックの側面にも同じ処理をしています。

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次は、バトロイド時の「脚」にあたる部分です。
これは約39年前製作の可変バルキリーのもの。

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今回は、ももの部分はこれを流用してみたいと思います。
まずは、39年前の接着をカチ割ります。

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プラバンを挟んで幅増ししています。
続きます。

スカルワン ♯08


スカルワンの続きです。

202210185.jpg

さて、頭部はイマイの可変バルキリーのものしか手持ちが無いため、これを流用したいところですが、カメラアイのゴーグル部分をロストしていました。
とりあえずプラバンの積層から削り出しました。

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これをおゆまるで型取り、UVレジンで複製しました。

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2回複製して、形状のましな方を使用します。

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ただ、頭部も若干の形状修正を施します。

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これはバトロイドのランドセルにあたる部分。このブロックはファイター時には180度半回転移動して、尾翼の取り付け部分となっています。
ガウォーク、バトロイドではこのブロックの厚みがすごいです。

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これを薄く加工していきます。

続きます。

スカルワン ♯07

スカルワンの続きです。

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シャッター部分の横幅が圧倒的に足りません……これはもう自作以外方法がないものかと……気おくれしますが(´・_・`)。

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数度のプラバン切り出しに失敗し、少しは頭を使おうと考えなおしました(ノ_<)。
紙で型紙を造って、それをガイドにしてプラバンを切り出せば良いのだとようやく気付きました。

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ようやく切り出しに成功。そして、段差表現のために細プラ材を片側下面に接着しています。

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これでどうにか恰好がつきました。
ただ、色分けのこともありますし、接着するのはまだ先になりそうです。

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バトロイドヘッドはこれも昔製作した可変バルキリーから流用です。
しかし、カメラカバーの透明パーツをロストしているため、このようにプラバン積層で再構築。

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このパーツに色を塗っても良いですが……例のUV透明レジンで複製を造れないものか……と。

続きます。

スカルワン ♯06

スカルワンの続きです。

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進めやすい部分をどんどん進めます。
足首ノズルはキットのものそのままで。ただ、ガンプラ流用のノズルを中に仕込んでいます。

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この段階で内部を塗り、接着しておきます。

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脚部インテイク部分は少し手を入れます。

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タービンブレード・ファンを取り付ける壁部分を、全てぶち抜きます。

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タービンブレード・ファンのパーツロストという事情がらみですが、もう一箱保管してあるスーパーバルキリーから部品を拝借すれば済む話です。
ですが、この部分表現を少しオーバーにしたいと思います(*ノ∪`*)。

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HGUCガンタンクの転輪パーツだったと思います。これをタービンブレードと見立ててしまおうと考えましたが、ちょっとサイズオーバーでした。

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プラ材をかませて、2ミリ横幅を広げます。

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インテイクの外側のカウンター・ノズルのティアドロップ型フェアリングは、形状が中途半端なので一度カットしています。

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インテイクの横幅が2ミリ増したため、キットパーツのインテイクシャッターがどう見てもまずい状態になりました(*´~`*)。

スカルワン ♯05


スカルワンの続きです。

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ホビージャパン 1983年6月号の渡辺誠(現・МAX渡辺)氏の記事では、このように機首部分のバランス変更やキャノピーのヒートプレスなども処理されていますが……現時点ではキットストレートでいこうと考えています。最終的に全体のバランスを見て判断しようと思います。

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腕部パーツはキットストレートで。
ただし、適当なガンプラから指のパーツをこのように配置しています。

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腕部のパーツを接着。

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このように収納されている手首が見える意匠です。

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ガンポッドもストレート組みです。

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腕部がらみで、機体下面の、ちょうどガウォーク形態で肩の軸が配置される部分。ここの埋めパーツをロストしているので……。

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プラバンで埋めました。

このキットの部品分割を見ていると、40年前の時点では「いずれファイター形態も発売されるはず」と多くの人が考えていたのも無理からぬ事だと思います。実際、1/144のキット化は実現しましたし……ランナーをもうひとつ追加程度で実現出来ていたと思います。
当時売り上げは好調であったと思うのですが、それが叶わない夢に終わるとは……そして18年後に、それをあのハセガワが発売することになるとは……まったく浮世は奇々怪々です(*´~`*)。


スカルワン ♯04

スカルワンの作業を5年振りに再開です(*≧∪≦)。

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リブートにあたり、指標となるべきものは、これ以外に存在しません。
ホビージャパン 1983年6月号の渡辺誠(現・МAX渡辺)氏による、イマイ 1/72ガウォークからファイターへの製作記事です。

時系列的には……ちょうどテレビの「マクロス」の終了間際、劇中では「西暦2011年」と、今となってはややこしい限りですが。
この時代の自分や、当時の模型ファン達に、
「西暦2000年に、ハセガワが1/72ファイター・バルキリーを発売するよ(*^_^*)」
と言っても、まず信じなかったでしょうなぁ(*ノ∪`*)。正直、「その可能性」すら考えていなかったと思います。

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さて、まず機首について考察を。
発掘した作りかけ……これはイマイの1/72可変バルキリーの機首をクレイ状の型取り材で型取り、レジンで複製したものを先端に差し換えています。
記憶があいまいですが、20ウン年前の作業だと思います。
わざわざ機首を複製しているのは、ずっと長いこと「バルキリーを造るからには、同じ仕様でスカルワン&マックス&ミリアを造るのだ(〃▽〃)」と夢見ていたためです。
若い頃は、自分には無限の時間が残されているような心得違いをしているものですよ(*ノ∪`*)。

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ただ、この複製品はディテールに難があるため、とりあえず今回は残されていた可変バルキリーのオリジナルパーツを使用することにしました。
いずれにせよ、ガウォークの垂れ下がりの機首そのままとは絶対にいかない訳です。

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まず、可変キットは機首の横幅がガウォークより少し広いようです。幅詰めのために、いちどバラします。

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ヤスった後に再接着。
「昭和の頃の塗り」の大半が残っていますが、これの元ネタも……

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この渡辺氏の塗りに感化されてのこと。
1982年10月3日放送(……ついに40年が過ぎましたか。(ノ_<)) ♯24『グッバイガール』以降、スカルワンは昼間の大気圏内以外はこういった色合いで表現されることになっていきました。

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こんな感じです。

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「昭和の頃の塗り」をあらかた落とし、再構築の始まりです。

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コクピット部分を水洗いしました。
これも、可変バルキリーにスーパーハーツを取り付けいてた過去作の残りです。
今回は、これをそのまま使用してみようと思います。
いわば……16歳当時の自分との、コラボレーションです(*ノ∪`*)。

続きます。

スカルワン ♯03 【ここまでの総括】

またしてもアーカイヴ、ですが、これは今後は継続となります。
2017年6月に2回のみ掲載した、5年前のまとめです。

……話が前に進まず、横にばかり広がっているような昨今です(´ρ`)。【←当時、1/72バトロイド・ブービーダックと1/100スーパーファイターを並行作業していました(/∀\*)】

漁っていた、バルキリー関連のジャンクの中から、もうワンセット組み上げ可能と思われるものがありました。

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コレ↑です。
1/72でバルキリーのファイターが構築できる見通しがつきました。
1/72ガウォークから、ファイターを製作する、というのは当時は多くの方がおそらく挑戦していたと思います。
私自身は「パーツのストックは充分あるから、いずれそのうち……」という考えのまま現在に至りました。若い時は、時間は無限に残されているような心得違いをしていたもの、とつくづく思います。
以前書いたように、イマイの可変バルキリーとスーパーバルキリーのミキシングで、可変スーパーバルキリーを製作した関係上、各々の余ったパーツでファイターの部品は揃います。

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もっとも、各々ワンセットのパーツのみを30有余年保管していた訳でもなく、ガウォークもスーパーバルキリーも数個の購入をしており、それら混ぜこぜの山の中から必要分を確保出来たに過ぎません。
このように↑機首は2セットあるものの、キャノピーは1個しか発掘できませんでした。

202210139.png

下がノーマルの機首パーツ。上は可変バルキリーの機首パーツの複製を取り付けたものです。
ただ、シリコンゴムではなく、クレイ状の型取り剤を使用したため、かなり抜けが甘いです。
エポキシパテで作った機首もあったはずですが、今回発掘出来ませんでした。
D型のガウォークがあれば、この機首や全体に施されたマルイチモールドのことはだいぶ助かるのですが、当時の私は金型改修のことを知りませんでした。

202210140.png

ホビージャパンのMAX渡辺氏の製作記事ですと、設定画図面に比べて脚部と主翼が短いということで、延長処理をしていたと思います……が、ここはどんなもんでしょうか。
16歳当時の私がそこまでやったかどうかはなはだ疑問です。
尾翼部分は可変キットのものですが、当時、妙な色をのせています。
♯33『レイニー・ナイト』(1983-6-5)の回想シーンに登場した試作機VF-X1を製作しようとした名残りです(*ノv`)。

202210141.png

機体部分も発掘しました。
一度はVF-X1を製作しようとして筋彫りを施し、そしてまたそれを埋める、という処理をした形跡があります。このあたりのことは、ちょっと記憶が曖昧です。

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脚部ですが、可変キットのものと長さを比べてみると、確かにちょっと短いようです。
しかし、これはどうしたものか。まだ迷っています。

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これは、当時完成させた可変スーパーバルキリーのコクピット部分。
まるまる残っていました。
HUDを透明プラバンで、スティックと左右両サイドのスティック(テレビ版なので、これが腕の操作用)合計3本を再現。と、力を入れていたのが解ります。

202210144.png

センタースティックをちゃんと握らせようとすると、キットのパーツは足を閉じているのでそのまま使えません。
ハセガワのパイロットのパーツを使用して、頭のみキットのものに挿げ替えています。昔の昔のハセガワ製品は、律儀にパイロットのフィギュアを付けてくれていたので、出自不明のパイロットをたくさん抱えていました。
そして、ちゃんとスティックを持っています(*^.^*)。
同じ仕様のものをもう一人発掘。これは製作途中での放置品ですが、色はのせ始めています……この色は……フォッカー先輩!
なにもかもみな懐かしい(≧∇≦)

……と、ここで作業は停滞してしまい、5年後の現在に至ります。

スカルワンについては、やはり……

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この雄姿が40年を経た今も忘れ難いのですが、今はまだ、いいです(*ノ∪`*)。イマイのスーパーバルハリーのキットは、まだひとつ在庫を残してあるので、これはいずれ、決着をつけます。
まずは、このファイターの作業再開……です。

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