再び緋色の…… ♯17 【2023年 完成品5號】
10年前をプレイバック 『近藤版ズゴック』 後編【2013年5月を再掲載】
10年前のプレイバック。 『近藤版ズゴック』 後編です。

そして、また全体像チェック……頭は通常型のものを削りこんだコイツを使用することでようやく決着つけました。
しかし、まだまだ何か違和感があります。何が違うのか(゚ー゚;……。
腕が……太いみたいです。延長が必要なように感じたので、キット2つ確保して伸ばしたのですが、どうやら腕の「先細り感」が足りないようです。


腕は大半をゴッグのものと交換。
これで腕の「先細り感」をなんとか表現出来たかと……しかし、ズゴックの腕と合うかどうか解らないのに、ネットでゴッグを買うという大冒険をしました。
結果オーライでしたが(^-^;。

ここで通常型(腕を伸ばしちゃってますが)との比較です。随分大柄になりました。

これもまた、ずっと逃げ続けていた『胸ダクト』をプラバンとプラ材で自作です。


スカート部分はMGザクのシャンクを多少加工して使用。腰パーツに接着しました。
今回、基本的に全てのパーツを可動式としましたが、唯一ここだけは可動しません。

ずっと逃げ続けていた割には、リテイクなしで胸のダクト部分がまとまりました。

とにかくひたすらバランスの確認です。スネ部分がかなり肥大化していますが、画稿もかなりのボリュームで描かれていますので、このまま作業続行しています。


下脚はこのような感じにまとめました。
スネのスジボリにはかなり四苦八苦しました。満足出来る仕上がりにはなりませんでしたが、この部分に関しては「何もしない」という選択肢も最後までありましたので、まぁ、良しとします。

ランドセルもずっと逃げ続けていましたが、流用パーツでまとめてみました。塗装前の写真なので、流用パーツが想像出来るのではないかと思います。

腰のサイドアーマーは、旧1/100リックディアスのそれを流用。スプリングで接続という、ちょっと古い技法で処理しています。



おおむね完成した姿です。
私の場合、「塗装で台無し」にしてしまう恐れが多分にありますので……もしかしたら、こういう写真が一番見栄えが良くなってしまうかも知れません。



ランドセルとボディのパイプ接続は、塗装後の予定ですので、これでほぼ完成です。
腰の前部アーマーは、MGザクのそれに多少の加工をして作りました。
「塗装で台無し」を非常に恐れていたので、出品〆切の1ヶ月前までに、この状態までもってくることを目標としていましたが、それは無事達成できました。

通常型とのツーショットです。残り約ヶ1月。塗装に集中します。

ジャンクパーツの頭部で塗装パターンのテストを繰り返しましたが、なかなか決断出来ずに弱りました。


鉛筆でラフを書き込み、それをガイドにして調色した青を全身にのせていきましたが、乾燥するとかなり暗い色に落ち着いてしまったので、やや明るめにリテイクしています。
虎の子のエアブラシを使用したいところですが、ベランダでの作業が前提となるため、「休日で確実に晴れる日」が残り3週間ではアテになりませんので、筆塗りに徹することにしました。


デカールを各所に貼り、フラットクリアを吹き、いよいよランドセルを胴に繋ぐ作業です。
ランドセルと胴体の接している面積は非常に小さいので、その部分は真鍮線で軸打ちして接着し、支柱代わりにパイプの芯に通したコードを胴体内部でしっかりと結び、接着しています。

脚部を中心に汚しを入れていきます。

エナメルのフラットホワイトで脚部を中心にウォッシングを軽めに施しています。
途中経過の写真がありませんが、ツメはダークアイアン、アルミ、シルバーのメタルカラーの重ね塗りのうえで磨いています。
約7ヵ月を費やしましたが、これでようやく完成となりました。

ここでは、『コンコバコン』『fg』と被らない写真を載せてみます。











以上、『近藤版ズゴック』でした。
2回目のコンペ参加ということで、いつもとまた違った緊張感の中での7ヵ月でしたが、肩の荷が下りた感じがします(ノ∀`)。
これで、ひとくぎりが付きました手を広げすぎているので、どの作業に戻るか悩むところです(≧m≦)。
以上、ちょうど10年前のプレイバックでした。

そして、また全体像チェック……頭は通常型のものを削りこんだコイツを使用することでようやく決着つけました。
しかし、まだまだ何か違和感があります。何が違うのか(゚ー゚;……。
腕が……太いみたいです。延長が必要なように感じたので、キット2つ確保して伸ばしたのですが、どうやら腕の「先細り感」が足りないようです。


腕は大半をゴッグのものと交換。
これで腕の「先細り感」をなんとか表現出来たかと……しかし、ズゴックの腕と合うかどうか解らないのに、ネットでゴッグを買うという大冒険をしました。
結果オーライでしたが(^-^;。

ここで通常型(腕を伸ばしちゃってますが)との比較です。随分大柄になりました。

これもまた、ずっと逃げ続けていた『胸ダクト』をプラバンとプラ材で自作です。


スカート部分はMGザクのシャンクを多少加工して使用。腰パーツに接着しました。
今回、基本的に全てのパーツを可動式としましたが、唯一ここだけは可動しません。

ずっと逃げ続けていた割には、リテイクなしで胸のダクト部分がまとまりました。

とにかくひたすらバランスの確認です。スネ部分がかなり肥大化していますが、画稿もかなりのボリュームで描かれていますので、このまま作業続行しています。


下脚はこのような感じにまとめました。
スネのスジボリにはかなり四苦八苦しました。満足出来る仕上がりにはなりませんでしたが、この部分に関しては「何もしない」という選択肢も最後までありましたので、まぁ、良しとします。

ランドセルもずっと逃げ続けていましたが、流用パーツでまとめてみました。塗装前の写真なので、流用パーツが想像出来るのではないかと思います。

腰のサイドアーマーは、旧1/100リックディアスのそれを流用。スプリングで接続という、ちょっと古い技法で処理しています。



おおむね完成した姿です。
私の場合、「塗装で台無し」にしてしまう恐れが多分にありますので……もしかしたら、こういう写真が一番見栄えが良くなってしまうかも知れません。



ランドセルとボディのパイプ接続は、塗装後の予定ですので、これでほぼ完成です。
腰の前部アーマーは、MGザクのそれに多少の加工をして作りました。
「塗装で台無し」を非常に恐れていたので、出品〆切の1ヶ月前までに、この状態までもってくることを目標としていましたが、それは無事達成できました。

通常型とのツーショットです。残り約ヶ1月。塗装に集中します。

ジャンクパーツの頭部で塗装パターンのテストを繰り返しましたが、なかなか決断出来ずに弱りました。


鉛筆でラフを書き込み、それをガイドにして調色した青を全身にのせていきましたが、乾燥するとかなり暗い色に落ち着いてしまったので、やや明るめにリテイクしています。
虎の子のエアブラシを使用したいところですが、ベランダでの作業が前提となるため、「休日で確実に晴れる日」が残り3週間ではアテになりませんので、筆塗りに徹することにしました。


デカールを各所に貼り、フラットクリアを吹き、いよいよランドセルを胴に繋ぐ作業です。
ランドセルと胴体の接している面積は非常に小さいので、その部分は真鍮線で軸打ちして接着し、支柱代わりにパイプの芯に通したコードを胴体内部でしっかりと結び、接着しています。

脚部を中心に汚しを入れていきます。

エナメルのフラットホワイトで脚部を中心にウォッシングを軽めに施しています。
途中経過の写真がありませんが、ツメはダークアイアン、アルミ、シルバーのメタルカラーの重ね塗りのうえで磨いています。
約7ヵ月を費やしましたが、これでようやく完成となりました。

ここでは、『コンコバコン』『fg』と被らない写真を載せてみます。











以上、『近藤版ズゴック』でした。
2回目のコンペ参加ということで、いつもとまた違った緊張感の中での7ヵ月でしたが、肩の荷が下りた感じがします(ノ∀`)。
これで、ひとくぎりが付きました手を広げすぎているので、どの作業に戻るか悩むところです(≧m≦)。
以上、ちょうど10年前のプレイバックでした。
10年前をプレイバック 『近藤版ズゴック』 前編【2013年5月を再掲載】
プレイバックが続きます。
ちょうど10年前に『コンコバコン3』出品用に製作した、『近藤版ズゴック』を振り返ります。
さて、いよいよ『コンコバコン3』が開催されました。

会場はこちら↑です。
こちらでは製作過程を振り返っていきたいと思います。
今年は『近藤版ズゴック』で参戦しました。
資料は出来るだけ絞り、あまり多くの画稿をチョイスするのは控えました。特に設定画(風の画稿)を最も意識し、「ここに描かれているディテールだけは、出来うる限り落とし込んでみる」ことを目標に、作業を開始したのが、2012年の9月末です。

下のほうから見ていきます。
まず、『足』からです。

通常タイプのズゴックとあまりに異なる丸い足。これのベースとして、マジンガーZの足をチョイスしました。
底板は、ズゴックのものを移植していきます。

『スネ』はMGのラルザクをベースに考えます。


足の装甲が重なっているように見える部分は、まずはプラ材で枠を仕込みます。


その枠に沿って、エポキシパテを盛って整形していきます。




『胴』です。
E型ズゴックをベースにしますが、通常タイプの胴に「二人羽織」のように被せて隙間にエポキシパテを盛り付けて整形していきます。
胸のダクト部分の土台も、もっと前方に張り出す必要があるので、そこもパテ盛りしていきます。

105
ざっと整形して、全体の構成を考えます。
腕はキットを2つ確保して、やや延長する方向で考えています。

スネ部分の不要と思える部分をカットし、肉付けのガイドとして、キットのランナー中央にある円部分を接着しました。


肩部分は、キットパーツの組み合わせにエポキシパテを盛って整形していきます。
スネもパテ盛り開始です。

ズゴック豆腐(当時、とういう豆腐が売られていました)ではありません。頭の形状に関して、しばし検討。E型は、近藤版ズゴックが元になって形成されたデザインであるので、これをそのまま使うのは構わないと思います。が…

画稿を延々と見ていると、通常型の頭を削りこんだほうが面白い形状になりそうな気が……しかし、通常型の頭部って、こうして見てみるとえらく尖がっています。
これはそうとう削り込まないと使えないのでは……まぁ、ここでは結論は出しません



『スネ』に戻ります。
膝アーマーをE型から移植し、エポキシパテの盛り削りを繰り返していきます。このスネの盛り削りは、結果的に3~4カ月費やしました。
完成してしまえば、もっと効率の良い作業のやりようももあったなぁ、とは思いますが(o^-^o)

『胴』に戻ります。
作業ポイントがやたらと横っ飛びしていますが、7ヵ月間の作業の進行状況は、【壁に行き当たったら、他の部分に逃げ、逃げられない状況になったら諦めて取り組む】というスタンスで進めていました。
腹部分にエポキシパテを盛り整形しました。


また全体像のチェックです。とりあえず通常型の頭頂部をエポキシパテで裏打ちして、削り込みましたが、どうするかまだ思案中……。

長い長い作業の果てに、数回のサフチェックを経た脚部がコレです。
今度はこれにスジボリを入れる、という恐ろしい作業が控えています。
当然、この時点では、他の作業に逃げますヽ(´▽`)/。
ということで、前編はここまで。
後編に続きます
ちょうど10年前に『コンコバコン3』出品用に製作した、『近藤版ズゴック』を振り返ります。
さて、いよいよ『コンコバコン3』が開催されました。

会場はこちら↑です。
こちらでは製作過程を振り返っていきたいと思います。
今年は『近藤版ズゴック』で参戦しました。
資料は出来るだけ絞り、あまり多くの画稿をチョイスするのは控えました。特に設定画(風の画稿)を最も意識し、「ここに描かれているディテールだけは、出来うる限り落とし込んでみる」ことを目標に、作業を開始したのが、2012年の9月末です。

下のほうから見ていきます。
まず、『足』からです。

通常タイプのズゴックとあまりに異なる丸い足。これのベースとして、マジンガーZの足をチョイスしました。
底板は、ズゴックのものを移植していきます。

『スネ』はMGのラルザクをベースに考えます。


足の装甲が重なっているように見える部分は、まずはプラ材で枠を仕込みます。


その枠に沿って、エポキシパテを盛って整形していきます。




『胴』です。
E型ズゴックをベースにしますが、通常タイプの胴に「二人羽織」のように被せて隙間にエポキシパテを盛り付けて整形していきます。
胸のダクト部分の土台も、もっと前方に張り出す必要があるので、そこもパテ盛りしていきます。

105

ざっと整形して、全体の構成を考えます。
腕はキットを2つ確保して、やや延長する方向で考えています。

スネ部分の不要と思える部分をカットし、肉付けのガイドとして、キットのランナー中央にある円部分を接着しました。


肩部分は、キットパーツの組み合わせにエポキシパテを盛って整形していきます。
スネもパテ盛り開始です。

ズゴック豆腐(当時、とういう豆腐が売られていました)ではありません。頭の形状に関して、しばし検討。E型は、近藤版ズゴックが元になって形成されたデザインであるので、これをそのまま使うのは構わないと思います。が…

画稿を延々と見ていると、通常型の頭を削りこんだほうが面白い形状になりそうな気が……しかし、通常型の頭部って、こうして見てみるとえらく尖がっています。
これはそうとう削り込まないと使えないのでは……まぁ、ここでは結論は出しません



『スネ』に戻ります。
膝アーマーをE型から移植し、エポキシパテの盛り削りを繰り返していきます。このスネの盛り削りは、結果的に3~4カ月費やしました。
完成してしまえば、もっと効率の良い作業のやりようももあったなぁ、とは思いますが(o^-^o)

『胴』に戻ります。
作業ポイントがやたらと横っ飛びしていますが、7ヵ月間の作業の進行状況は、【壁に行き当たったら、他の部分に逃げ、逃げられない状況になったら諦めて取り組む】というスタンスで進めていました。
腹部分にエポキシパテを盛り整形しました。


また全体像のチェックです。とりあえず通常型の頭頂部をエポキシパテで裏打ちして、削り込みましたが、どうするかまだ思案中……。

長い長い作業の果てに、数回のサフチェックを経た脚部がコレです。
今度はこれにスジボリを入れる、という恐ろしい作業が控えています。
当然、この時点では、他の作業に逃げますヽ(´▽`)/。
ということで、前編はここまで。
後編に続きます
ポルシェ・ティーガー 完結【2019年1~2月の再掲載】
ポルシェ・ティーガー【2019年1月~2月】のアーカイブ後半です。

……見れば見るほど、排気口の小ささが気になります(;´д`)。
砲塔上面のハッチを開けたのは、別に進めていた搭乗員の目処が立ったからです。

転輪類は今回は組みを先に進めています。
『ラインの虎』ではランナーに付いている状態で、先に缶で吹きましたが、組みあがれば殆ど見えなくなる部分にハイコストな缶スプレーを消費するのは馬鹿げた作業……という貧乏人の発想です。

搭乗員の話ですが……。

さて、今回の元ネタはこの2冊です。と、言ったものの、実際は右の『雑想ノート』です。
2冊ともに、かつて『モデルグラフィックス』で連載されていたものをまとめたものですが、私は雑誌類の保管がかなり雑で、かつまた、若い時分は定期的に、かなり発作的に雑誌をまとめて処分してしまっていたため、古い『モデルグラフィックス』本誌は大半を破棄しており、今回新たに中古で購入しました。
が、ネットの画像検索の情報を頼りに左の『泥まみれの虎』を購入したものの目当ての作品『豚の虎』は、1ページの紹介のみで、本編は『雑想ノート』に掲載していると冷たい記述が(ρ_;)……で、結局2冊購入です。
ご存じの方は多いとは思いますが、搭乗員は全員『豚』です。
いや……魔法をかけられて『豚』になった、どこぞのイタリア人の飛行艇乗りと同じではなくて、登場人物が全員『豚』なのです。

写真が酷いですが……搭乗員は、件のイタリア人の飛行艇乗りを改造し、戦車兵の帽子をエポキシパテで作り、

「おゆまる」で型を作ります。

抜けはあまり良くないのですが、なんとか複製は可能なようです。
搭乗員の『豚』を表現するため、ポルコ・ロッソをおゆまる&エポキシパテで複製しました。

写真が酷くて見え辛いですが、オリジナルのポルコはレシーバーを頭に被せました。

色をのせた写真のほうが、まだいくぶん解りやすいかもしれません。


今作の難易度が高く、手を出していなかった部分も進め、

転輪も車体に接着。部分的にダークイエローの塗料ものせています。

搭乗員を仮乗車させるとこんな具合です。

履帯をダークアイアンで塗り、車体に取り付けます。

変わり映えしないかもしれませんが、一応たるみ表現らしき処理はしています。

いよいよ塗装開始。



ディテールにいろいろと不明点が多い訳ですが、今回は思い切って大半を省略し、だいたいのカタチが出せれば良しと考えました。
全体にダークイエローで塗装し、最後の㐁巡。もう2色加えての迷彩をやるべきか否か(;´▽`A``。

3色迷彩に踏み切りましたが、やはり下手な塗りです……ウォッシング&ドライブラシでいかに誤魔化すかです。このように。



2019年(当時)の完成品1号……1/76 ポルシェ・ティーガー Ver.豚の虎。


いずれにせよ酷い写真なのですが、だいぶごまかせたかと。
今年はなんとかこの位のペースで完成品を仕上げていきたいと考えています。
そのため、小品の連続の傾向が強くなっていくと思います。


最後は、走行時等の砲塔後ろ向きポーズです。
……と、2019年1~2月のプレイバックでした。
この頃は、かなりスランプな時期で、2019年の完成品も小品ばかりで確か6点(ノ_<)でした。


いつか1/48か1/35でも挑戦してみたいとは思いますが……ただ、スクラッチはかなりキツいので、1/35のキットが手頃か(*´~`*)と、日和ってます。

……見れば見るほど、排気口の小ささが気になります(;´д`)。
砲塔上面のハッチを開けたのは、別に進めていた搭乗員の目処が立ったからです。

転輪類は今回は組みを先に進めています。
『ラインの虎』ではランナーに付いている状態で、先に缶で吹きましたが、組みあがれば殆ど見えなくなる部分にハイコストな缶スプレーを消費するのは馬鹿げた作業……という貧乏人の発想です。

搭乗員の話ですが……。

さて、今回の元ネタはこの2冊です。と、言ったものの、実際は右の『雑想ノート』です。
2冊ともに、かつて『モデルグラフィックス』で連載されていたものをまとめたものですが、私は雑誌類の保管がかなり雑で、かつまた、若い時分は定期的に、かなり発作的に雑誌をまとめて処分してしまっていたため、古い『モデルグラフィックス』本誌は大半を破棄しており、今回新たに中古で購入しました。
が、ネットの画像検索の情報を頼りに左の『泥まみれの虎』を購入したものの目当ての作品『豚の虎』は、1ページの紹介のみで、本編は『雑想ノート』に掲載していると冷たい記述が(ρ_;)……で、結局2冊購入です。
ご存じの方は多いとは思いますが、搭乗員は全員『豚』です。
いや……魔法をかけられて『豚』になった、どこぞのイタリア人の飛行艇乗りと同じではなくて、登場人物が全員『豚』なのです。

写真が酷いですが……搭乗員は、件のイタリア人の飛行艇乗りを改造し、戦車兵の帽子をエポキシパテで作り、

「おゆまる」で型を作ります。

抜けはあまり良くないのですが、なんとか複製は可能なようです。
搭乗員の『豚』を表現するため、ポルコ・ロッソをおゆまる&エポキシパテで複製しました。

写真が酷くて見え辛いですが、オリジナルのポルコはレシーバーを頭に被せました。

色をのせた写真のほうが、まだいくぶん解りやすいかもしれません。


今作の難易度が高く、手を出していなかった部分も進め、

転輪も車体に接着。部分的にダークイエローの塗料ものせています。

搭乗員を仮乗車させるとこんな具合です。

履帯をダークアイアンで塗り、車体に取り付けます。

変わり映えしないかもしれませんが、一応たるみ表現らしき処理はしています。

いよいよ塗装開始。



ディテールにいろいろと不明点が多い訳ですが、今回は思い切って大半を省略し、だいたいのカタチが出せれば良しと考えました。
全体にダークイエローで塗装し、最後の㐁巡。もう2色加えての迷彩をやるべきか否か(;´▽`A``。

3色迷彩に踏み切りましたが、やはり下手な塗りです……ウォッシング&ドライブラシでいかに誤魔化すかです。このように。



2019年(当時)の完成品1号……1/76 ポルシェ・ティーガー Ver.豚の虎。


いずれにせよ酷い写真なのですが、だいぶごまかせたかと。
今年はなんとかこの位のペースで完成品を仕上げていきたいと考えています。
そのため、小品の連続の傾向が強くなっていくと思います。


最後は、走行時等の砲塔後ろ向きポーズです。
……と、2019年1~2月のプレイバックでした。
この頃は、かなりスランプな時期で、2019年の完成品も小品ばかりで確か6点(ノ_<)でした。


いつか1/48か1/35でも挑戦してみたいとは思いますが……ただ、スクラッチはかなりキツいので、1/35のキットが手頃か(*´~`*)と、日和ってます。
ポルシェ・ティーガー【2019年1~2月の再掲載】
さて、また旧ブログのアーカイブです。

先日、ひょんなことから1/76ポルシェ・ティーガーを撮影したことがあり、その連鎖です。
2019年当時、使用していたスマホのカメラ性能が劣悪で、かなり眠い写真になっていること、先にお断りしておきます。
以下、2019年1月~2月のアーカイブです。

さて、昔懐かしい1/76のエレファントと、初めての購入となったエアフィックスの1/76ティーガーです。
この2つのキットをニコイチでポルシェ(フェルディナント)・ティーガーをでっち上げようという企画です。
1/76スケールですので、ざっくりと形状が出せれば良いだろうと手を抜く気満々です。
ティーガーはフジミのものもありましたが、安さでエアフィックスに決めました。

フジミ1/76エレファント……漫画『幽霊軍団 THE GHOST ELEPHANT』(1969 松本零士)の主役機(?)ですから、やはり35、6年前に1度組んだことがあります。

続いてエアフィックスの1/76ティーガー……うぁ(゚ー゚;。何でしょうコレは?
箱はアレだが、随分……エレファントよりもはるかに古いキットでした。
安かろう悪かろうとはこのことか……。

まずはエレファントのシャーシー部分を組んでいきます。
垂直をきっちり出すために、使いそうも無いパーツを柱代わりにバシバシ使用しています。

そして車体後部を切り開き、形状変更の作業にかかります。

ティーガーのほうですが、ターレット部が……これはキツイです(;´▽`A``。
これでは旋回もままならんでしょう。

よくやる手ですが、持病治療用のインスリン注射器のキャップ部分を軸代わりにしています。これで砲塔の旋回は問題無し。

そして、砲身の上下動きのギミックも、バリが酷くてよく判らない状況です。
これをどうアップデイトするか……。

ガンプラの関節で上下動きを実現しようかと考えましたが、可動範囲が予想外に狭く、あまり可動にこだわる必要はないのかも……どうしたものかと熟慮中です。

続きです。
今回は車体の作業が中心です。
ティーガーの車体上面、ちょうど砲塔の回転軸穴を中心としたパーツを切り出し、上下逆にして、車体に接着しました。

砲塔を仮置きしてみると、こんな具合です。
雰囲気らしきものは出てきたかと。

カメラの設定をいじっていると、色味が変わってしまいました……後部の上面も塞いで、真鍮線で手摺を作っています。

このスケールでしかできない手抜きです。
左右の吸気口はウォーターラインシリーズの艦名プレートを切り詰め、開口せずにメッシュを貼ってごまかしました。
後部の排気口は、エレファントのパーツを2つ繋げたものを元に加工しています。

比較的順調に作業は進んでいます……ただ、2019年始まって僅か半月(当時)で、いろいろと煩わしい事やら何やら頭痛の種に事欠かない状況。もう少し落ち着いて作業をしたいところです。

砲塔の回転軸のパーツ構成を見たあたりで予感はしていましたが……砲身の上下可動のシステムも……いや……こりゃあちょっと無理があるだろうと(ノ∀`)。
ちょっと見直し再構築です。

で、前にチラっと紹介した、私のプランにも無理があり……ガンプラの関節を利用してスムーズ可動を実現……したものの、砲塔に収納出来ないサイズに( ゚д゚)。
なんとか削りこんで、収納可能サイズにしてみましたが、収納すると、砲塔前面の開口部が狭くて殆ど動かないという結果となりました。

砲身です。
えらく金型がくたびれているようで、抜けの状態はかなり劣悪。
砲口部はエレファントのもの……こちらのほうがまだかなりマシでした……と差し替え。
この差し替えが考証的にどうかは突っ込まないで下さいm(_ _)m。度外視しています。
さらに、砲身付け根部分もまるで「円」を維持していないため、削って、ウォーターライン関連の流用パーツでアップデイトしています。

砲塔天蓋部分は若干角度がついていますが、これを金ヤスリなどで、かなり強引に平坦に近くしています。
ティーガーの車体から切り取った板状の部品 (これは逆に削って角度を出しています)をセンター付近に接着。正面から見ると 凸 の様に見えますが、砲身を上下動させるクリアランスの関係上、この分のスペースが必要だったようです。数両ある量産型には無かったようですが。

砲塔に関しては、当初はティーガーのものがそのまま使えるなどと甘い見積もりをしていましたが、実は結構手を入れなければなりませんでした。


製作途中の写真を撮り忘れていますが、砲塔後部右側のハッチを塞ぎ、両側にハッチを追加しています。キューポラも適当な流用パーツを含めて構成。
続きます。

先日、ひょんなことから1/76ポルシェ・ティーガーを撮影したことがあり、その連鎖です。
2019年当時、使用していたスマホのカメラ性能が劣悪で、かなり眠い写真になっていること、先にお断りしておきます。
以下、2019年1月~2月のアーカイブです。

さて、昔懐かしい1/76のエレファントと、初めての購入となったエアフィックスの1/76ティーガーです。
この2つのキットをニコイチでポルシェ(フェルディナント)・ティーガーをでっち上げようという企画です。
1/76スケールですので、ざっくりと形状が出せれば良いだろうと手を抜く気満々です。
ティーガーはフジミのものもありましたが、安さでエアフィックスに決めました。

フジミ1/76エレファント……漫画『幽霊軍団 THE GHOST ELEPHANT』(1969 松本零士)の主役機(?)ですから、やはり35、6年前に1度組んだことがあります。

続いてエアフィックスの1/76ティーガー……うぁ(゚ー゚;。何でしょうコレは?
箱はアレだが、随分……エレファントよりもはるかに古いキットでした。
安かろう悪かろうとはこのことか……。

まずはエレファントのシャーシー部分を組んでいきます。
垂直をきっちり出すために、使いそうも無いパーツを柱代わりにバシバシ使用しています。

そして車体後部を切り開き、形状変更の作業にかかります。

ティーガーのほうですが、ターレット部が……これはキツイです(;´▽`A``。
これでは旋回もままならんでしょう。

よくやる手ですが、持病治療用のインスリン注射器のキャップ部分を軸代わりにしています。これで砲塔の旋回は問題無し。

そして、砲身の上下動きのギミックも、バリが酷くてよく判らない状況です。
これをどうアップデイトするか……。

ガンプラの関節で上下動きを実現しようかと考えましたが、可動範囲が予想外に狭く、あまり可動にこだわる必要はないのかも……どうしたものかと熟慮中です。

続きです。
今回は車体の作業が中心です。
ティーガーの車体上面、ちょうど砲塔の回転軸穴を中心としたパーツを切り出し、上下逆にして、車体に接着しました。

砲塔を仮置きしてみると、こんな具合です。
雰囲気らしきものは出てきたかと。

カメラの設定をいじっていると、色味が変わってしまいました……後部の上面も塞いで、真鍮線で手摺を作っています。

このスケールでしかできない手抜きです。
左右の吸気口はウォーターラインシリーズの艦名プレートを切り詰め、開口せずにメッシュを貼ってごまかしました。
後部の排気口は、エレファントのパーツを2つ繋げたものを元に加工しています。

比較的順調に作業は進んでいます……ただ、2019年始まって僅か半月(当時)で、いろいろと煩わしい事やら何やら頭痛の種に事欠かない状況。もう少し落ち着いて作業をしたいところです。

砲塔の回転軸のパーツ構成を見たあたりで予感はしていましたが……砲身の上下可動のシステムも……いや……こりゃあちょっと無理があるだろうと(ノ∀`)。
ちょっと見直し再構築です。

で、前にチラっと紹介した、私のプランにも無理があり……ガンプラの関節を利用してスムーズ可動を実現……したものの、砲塔に収納出来ないサイズに( ゚д゚)。
なんとか削りこんで、収納可能サイズにしてみましたが、収納すると、砲塔前面の開口部が狭くて殆ど動かないという結果となりました。

砲身です。
えらく金型がくたびれているようで、抜けの状態はかなり劣悪。
砲口部はエレファントのもの……こちらのほうがまだかなりマシでした……と差し替え。
この差し替えが考証的にどうかは突っ込まないで下さいm(_ _)m。度外視しています。
さらに、砲身付け根部分もまるで「円」を維持していないため、削って、ウォーターライン関連の流用パーツでアップデイトしています。

砲塔天蓋部分は若干角度がついていますが、これを金ヤスリなどで、かなり強引に平坦に近くしています。
ティーガーの車体から切り取った板状の部品 (これは逆に削って角度を出しています)をセンター付近に接着。正面から見ると 凸 の様に見えますが、砲身を上下動させるクリアランスの関係上、この分のスペースが必要だったようです。数両ある量産型には無かったようですが。

砲塔に関しては、当初はティーガーのものがそのまま使えるなどと甘い見積もりをしていましたが、実は結構手を入れなければなりませんでした。


製作途中の写真を撮り忘れていますが、砲塔後部右側のハッチを塞ぎ、両側にハッチを追加しています。キューポラも適当な流用パーツを含めて構成。
続きます。
再び緋色の…… ♯16
再び緋色の…… ♯15
再び緋色の…… ♯14
再び緋色の…… ♯13
再び緋色の…… ♯12
リックディアスの続きです。


手首の整形を続けています。

イメージしていたものに近付けるのはなかなか難しいです。
この、リックディアスの手首は、設定画を見ると、指以外全てモノコック構造のような形状ではないのか?と昔から思っているのですが……。

今度は形状変更した部分の脚部アーマーです。
旧キットは1/144、1/100ともに形状が設定と違っていましたが、何故か1/144ハイコンはきちんと表現されていました。
1.2ミリプラバンを切り出し、

微妙な台形に組んでいくのですが……これには手を焼きました。左右が全く非対称で「ひねり」がかかっているような具合です。


なんとかカタチにしました。

こんな具合です。

この工作が無事に済めば、下半身は特に恐れるような箇所はなくなったかと思います。
次はアタマを少し。

頭部左側面の円形ハッチが完全に消えてしまったので、彫刻刀の丸刀で少し掘り起こし……

Hアイズをこのように埋め込みました。

胸部分です。初期の設定にあったかと思うのですが……二の腕と同じようなスジボリを入れています。そして、塗装も進めています。
赤い部分はフラットレッド+オレンジ+ハルレッド
茶っぽい赤はハルレッドにフラットレッドを加えています。


塗りと組み上げを同時進行です。
続きます。


手首の整形を続けています。

イメージしていたものに近付けるのはなかなか難しいです。
この、リックディアスの手首は、設定画を見ると、指以外全てモノコック構造のような形状ではないのか?と昔から思っているのですが……。

今度は形状変更した部分の脚部アーマーです。
旧キットは1/144、1/100ともに形状が設定と違っていましたが、何故か1/144ハイコンはきちんと表現されていました。
1.2ミリプラバンを切り出し、

微妙な台形に組んでいくのですが……これには手を焼きました。左右が全く非対称で「ひねり」がかかっているような具合です。


なんとかカタチにしました。

こんな具合です。

この工作が無事に済めば、下半身は特に恐れるような箇所はなくなったかと思います。
次はアタマを少し。

頭部左側面の円形ハッチが完全に消えてしまったので、彫刻刀の丸刀で少し掘り起こし……

Hアイズをこのように埋め込みました。

胸部分です。初期の設定にあったかと思うのですが……二の腕と同じようなスジボリを入れています。そして、塗装も進めています。
赤い部分はフラットレッド+オレンジ+ハルレッド
茶っぽい赤はハルレッドにフラットレッドを加えています。


塗りと組み上げを同時進行です。
続きます。
再び緋色の…… ♯11
再び緋色の…… ♯10
再び緋色の…… ♯09
リックディアスの続きです。

お尻のアーマー部分に盛ったエポキシパテを整形し、スジボリを入れました。
殆ど見えない部分ですが(。-_-。)。

この流れで腰部分をいろいろ進めます。
フロントアーマーをカットした部分を外側からパテ盛りしておきます。
ちょっと見辛いですが、4カ所ピンバイスで開口しています、フロントアーマーの接続の為です。

そのフロントアーマーも整形が終わりました。

リード線の中を抜いたものをフロントアーマーに接着。

これに真鍮線を挿し、腰と接続予定です。

今度は背中です。胴体をカットしましたが、ちょうど背中に動力パイプが刺さる部分がカット部分に当たりました。

このようにプラパイプを接着しました。これはМGグフの動力パイプのパーツです。

腰の側面です。
パイプのパーツをそのまま接着し、

パイプ部分をカットし、更にピンバイスで開口しました。

パイプは手巻きの自作のものに差し換えます。
続きます。

お尻のアーマー部分に盛ったエポキシパテを整形し、スジボリを入れました。
殆ど見えない部分ですが(。-_-。)。

この流れで腰部分をいろいろ進めます。
フロントアーマーをカットした部分を外側からパテ盛りしておきます。
ちょっと見辛いですが、4カ所ピンバイスで開口しています、フロントアーマーの接続の為です。

そのフロントアーマーも整形が終わりました。

リード線の中を抜いたものをフロントアーマーに接着。

これに真鍮線を挿し、腰と接続予定です。

今度は背中です。胴体をカットしましたが、ちょうど背中に動力パイプが刺さる部分がカット部分に当たりました。

このようにプラパイプを接着しました。これはМGグフの動力パイプのパーツです。

腰の側面です。
パイプのパーツをそのまま接着し、

パイプ部分をカットし、更にピンバイスで開口しました。

パイプは手巻きの自作のものに差し換えます。
続きます。
再び緋色の…… ♯08
リックディアスの続きです。

裏側に積層プラバンを貼った前部アーマーです。
胴体からの切り出しの際に、欠損してしまった部分にエポキシパテを盛っておきます。

今回は二の腕と手首を進めます。

今回のリックディアス製作で構想していたことのひとつに、
「近藤版Zや、一部の設定画で描かれている、二の腕にビームピストルに装着する状態を可能とする」
を考えていました。
ビームピストル内に、ミオジム磁石を接着です。

さて、ビームピストルと、二の腕のプラの厚みを考えると、金属片では固定が厳しいと想像しました。

二の腕内部にもネオジム磁石を瞬着で接着しておきます。

手首を挿すポリキャップも、HGUCのものに更新し、二の腕パーツを接着しました。

位置決めがやや難しいですが、固定はなんとかなりました。

手首は軸先端をボールジョイント部品に置き換え、指部分はノーマルのものです。
手首に関してはいろいろ迷いましたが、実はリックディアスの手首はかなり大きく、このオリジナルパーツですら、少し小さいのではないかと感じています。
更に、二の腕を這う動力パイプが、この手首に繋がるという謎機構です。
この点に関しては、現時点で全くのノープランです。
ゴールデンウィーク間は少しお休みを頂き、次回は5月6日更新です。

裏側に積層プラバンを貼った前部アーマーです。
胴体からの切り出しの際に、欠損してしまった部分にエポキシパテを盛っておきます。

今回は二の腕と手首を進めます。

今回のリックディアス製作で構想していたことのひとつに、
「近藤版Zや、一部の設定画で描かれている、二の腕にビームピストルに装着する状態を可能とする」
を考えていました。
ビームピストル内に、ミオジム磁石を接着です。

さて、ビームピストルと、二の腕のプラの厚みを考えると、金属片では固定が厳しいと想像しました。

二の腕内部にもネオジム磁石を瞬着で接着しておきます。

手首を挿すポリキャップも、HGUCのものに更新し、二の腕パーツを接着しました。

位置決めがやや難しいですが、固定はなんとかなりました。

手首は軸先端をボールジョイント部品に置き換え、指部分はノーマルのものです。
手首に関してはいろいろ迷いましたが、実はリックディアスの手首はかなり大きく、このオリジナルパーツですら、少し小さいのではないかと感じています。
更に、二の腕を這う動力パイプが、この手首に繋がるという謎機構です。
この点に関しては、現時点で全くのノープランです。
ゴールデンウィーク間は少しお休みを頂き、次回は5月6日更新です。