10年前をプレイバック 『近藤版ズゴック』 前編【2013年5月を再掲載】
プレイバックが続きます。
ちょうど10年前に『コンコバコン3』出品用に製作した、『近藤版ズゴック』を振り返ります。
さて、いよいよ『コンコバコン3』が開催されました。

会場はこちら↑です。
こちらでは製作過程を振り返っていきたいと思います。
今年は『近藤版ズゴック』で参戦しました。
資料は出来るだけ絞り、あまり多くの画稿をチョイスするのは控えました。特に設定画(風の画稿)を最も意識し、「ここに描かれているディテールだけは、出来うる限り落とし込んでみる」ことを目標に、作業を開始したのが、2012年の9月末です。

下のほうから見ていきます。
まず、『足』からです。

通常タイプのズゴックとあまりに異なる丸い足。これのベースとして、マジンガーZの足をチョイスしました。
底板は、ズゴックのものを移植していきます。

『スネ』はMGのラルザクをベースに考えます。


足の装甲が重なっているように見える部分は、まずはプラ材で枠を仕込みます。


その枠に沿って、エポキシパテを盛って整形していきます。




『胴』です。
E型ズゴックをベースにしますが、通常タイプの胴に「二人羽織」のように被せて隙間にエポキシパテを盛り付けて整形していきます。
胸のダクト部分の土台も、もっと前方に張り出す必要があるので、そこもパテ盛りしていきます。

105
ざっと整形して、全体の構成を考えます。
腕はキットを2つ確保して、やや延長する方向で考えています。

スネ部分の不要と思える部分をカットし、肉付けのガイドとして、キットのランナー中央にある円部分を接着しました。


肩部分は、キットパーツの組み合わせにエポキシパテを盛って整形していきます。
スネもパテ盛り開始です。

ズゴック豆腐(当時、とういう豆腐が売られていました)ではありません。頭の形状に関して、しばし検討。E型は、近藤版ズゴックが元になって形成されたデザインであるので、これをそのまま使うのは構わないと思います。が…

画稿を延々と見ていると、通常型の頭を削りこんだほうが面白い形状になりそうな気が……しかし、通常型の頭部って、こうして見てみるとえらく尖がっています。
これはそうとう削り込まないと使えないのでは……まぁ、ここでは結論は出しません



『スネ』に戻ります。
膝アーマーをE型から移植し、エポキシパテの盛り削りを繰り返していきます。このスネの盛り削りは、結果的に3~4カ月費やしました。
完成してしまえば、もっと効率の良い作業のやりようももあったなぁ、とは思いますが(o^-^o)

『胴』に戻ります。
作業ポイントがやたらと横っ飛びしていますが、7ヵ月間の作業の進行状況は、【壁に行き当たったら、他の部分に逃げ、逃げられない状況になったら諦めて取り組む】というスタンスで進めていました。
腹部分にエポキシパテを盛り整形しました。


また全体像のチェックです。とりあえず通常型の頭頂部をエポキシパテで裏打ちして、削り込みましたが、どうするかまだ思案中……。

長い長い作業の果てに、数回のサフチェックを経た脚部がコレです。
今度はこれにスジボリを入れる、という恐ろしい作業が控えています。
当然、この時点では、他の作業に逃げますヽ(´▽`)/。
ということで、前編はここまで。
後編に続きます
ちょうど10年前に『コンコバコン3』出品用に製作した、『近藤版ズゴック』を振り返ります。
さて、いよいよ『コンコバコン3』が開催されました。

会場はこちら↑です。
こちらでは製作過程を振り返っていきたいと思います。
今年は『近藤版ズゴック』で参戦しました。
資料は出来るだけ絞り、あまり多くの画稿をチョイスするのは控えました。特に設定画(風の画稿)を最も意識し、「ここに描かれているディテールだけは、出来うる限り落とし込んでみる」ことを目標に、作業を開始したのが、2012年の9月末です。

下のほうから見ていきます。
まず、『足』からです。

通常タイプのズゴックとあまりに異なる丸い足。これのベースとして、マジンガーZの足をチョイスしました。
底板は、ズゴックのものを移植していきます。

『スネ』はMGのラルザクをベースに考えます。


足の装甲が重なっているように見える部分は、まずはプラ材で枠を仕込みます。


その枠に沿って、エポキシパテを盛って整形していきます。




『胴』です。
E型ズゴックをベースにしますが、通常タイプの胴に「二人羽織」のように被せて隙間にエポキシパテを盛り付けて整形していきます。
胸のダクト部分の土台も、もっと前方に張り出す必要があるので、そこもパテ盛りしていきます。

105

ざっと整形して、全体の構成を考えます。
腕はキットを2つ確保して、やや延長する方向で考えています。

スネ部分の不要と思える部分をカットし、肉付けのガイドとして、キットのランナー中央にある円部分を接着しました。


肩部分は、キットパーツの組み合わせにエポキシパテを盛って整形していきます。
スネもパテ盛り開始です。

ズゴック豆腐(当時、とういう豆腐が売られていました)ではありません。頭の形状に関して、しばし検討。E型は、近藤版ズゴックが元になって形成されたデザインであるので、これをそのまま使うのは構わないと思います。が…

画稿を延々と見ていると、通常型の頭を削りこんだほうが面白い形状になりそうな気が……しかし、通常型の頭部って、こうして見てみるとえらく尖がっています。
これはそうとう削り込まないと使えないのでは……まぁ、ここでは結論は出しません



『スネ』に戻ります。
膝アーマーをE型から移植し、エポキシパテの盛り削りを繰り返していきます。このスネの盛り削りは、結果的に3~4カ月費やしました。
完成してしまえば、もっと効率の良い作業のやりようももあったなぁ、とは思いますが(o^-^o)

『胴』に戻ります。
作業ポイントがやたらと横っ飛びしていますが、7ヵ月間の作業の進行状況は、【壁に行き当たったら、他の部分に逃げ、逃げられない状況になったら諦めて取り組む】というスタンスで進めていました。
腹部分にエポキシパテを盛り整形しました。


また全体像のチェックです。とりあえず通常型の頭頂部をエポキシパテで裏打ちして、削り込みましたが、どうするかまだ思案中……。

長い長い作業の果てに、数回のサフチェックを経た脚部がコレです。
今度はこれにスジボリを入れる、という恐ろしい作業が控えています。
当然、この時点では、他の作業に逃げますヽ(´▽`)/。
ということで、前編はここまで。
後編に続きます