黒い大坂城 ♯01

さて……箸休め(?)の安土城天主が完成せぬうちに、また新ネタです。これも箸休めです。
これも……20数年前から挑んでみたいと考えていたモノですので、あまり力まずにすすめていこうと思います。

やはり、時は西暦1978年に遡ります(*ノ∪`*)。
映画『さらば宇宙戦艦ヤマト』に衝撃を受け、秋から放映が決定した『宇宙戦艦ヤマト2』に期待を膨らませつつ、火曜日には『ハーロック』、そして木曜には『999』に入り浸っていた私が、もうひとつ入れ込んでいたのが、大河ドラマ『黄金の日日』でした。
そこで描かれていた安土城天主閣に……という流れで、安土城天主閣の企画を今やっている訳ですが……物語が進み、本能寺の変、そして第28話『安土炎上』以降、主人公の助佐(演:市川染五郎・当時)と縁が深い秀吉(演:緒形拳)が表舞台へ、第30話『大坂築城』へと進みます。

ここで描かれた、最上部の屋根が金という大坂城天主の艶やかなこと……おそらくは櫻井成廣氏の1970年の著書『豊臣秀吉の居城 大阪城編』での復元案が元になっているのだと、最近になってようやく調べがつきましたが……これにまたガツンと11歳の私はやられてしまいました(〃▽〃)。

今思うと……よくもまぁ同時期に色々なモノにのめり込んでいたよなぁ……と。
。さて、俄か城郭マニアとなった私が考えたことは、
インターネットで電話料金も気にせず、楽に地図を検索出来るようになるまで、あと少なくとも25年はかかる……本屋さんで都道府県地図を立ち読みだ」
ということでした(*ノ∪`*)。
地図で水堀や廓が今現在どのぐらいカタチを留めているのか……これをいろいろな城をチェックしていくわけです。

「大阪府地図」をパラパラとめくり、大阪城を発見!
おぉ……総構えの堀は無くなっているが、真田山公園、これがおそらく真田丸跡地(≧∀≦)かぁ。これで総構えのカタチは想像出来る。
外堀、内堀はほぼそのままだ。そして、天主閣……あれ?(・・?
なんだか違和感を抱きました。
後日、大阪城の空撮写真の掲載された本なども見る機会があり、その違和感は確信へと変わりました。

202204013.jpg

(画像はグーグルマップから)
……なんで……なんで天守閣の場所が違うの(・・?。

続く
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