ブービーダックSECOND ♯05 【これまでの総括】

さて、2017年にちょこっと手をつけていた1/72VF-1バルキリー・ファイターを完成させたところで、
「ハセガワの1/72ファイターは、どこに置いてあったかな?」と収納を漁ると……

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何かを収めた小箱が……これって何?

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これは……捨てていなかったのか(;゜0゜)。

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2017年当時、先日完成した1/72VF-1バルキリー・ファイターと、2020年3月に完成させた1/72スーパーバトロイドと並行して、1/100ジャンクを集めて、1/100スーパーバルキリー・ファイターを製作しようとしていました。

↓以下、2017年6月のアーカイヴです。
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ここのところ仕事が忙しく、家と職場を行き帰りするばかりの毎日です(´Д`。

気分転換を、と思い。ちょっとジャンクをいろいろと漁り、妄想を膨らませた結果をまとめています。
ちゃんと続けられるかは解りませんが(^-^;

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ネタはコレ↑アリイの1/100スーパーバルキリーです。このパーツじたいは、ガウォークのものなのかも知れませんが。
先日、今作業している1/72スーパーバトロイドの記事で政府開発援助さんに「80年代決着アイテム」というコメントを頂きましたが、当時は製作ペースを遥かに超えるキットストックを抱えていました。
基本的に、アリイ製品はやや厳しい、というのが当時を知る方のおおむね共通する感想だったと思うんですが、それでもイマイとはまた違った味もありましたし、劇場版の頃にはかなり力を入れたものもリリースしていたと思います。
そんなこともありいろいろと収集はしていたのですが、20代半ばの独り暮らしを始める際、また30代後半で家庭を持つ際に、マクロス関連はイマイ、アリイともに、かなりのキットストックを処分してしまいました。

……今考えると、バカなことをしたもんだと思いますが(^-^;。その折々の優先順位というものがありますのでいかんとも……。
ただ、ジャンクという形でいくつかは残しておきました。今回漁ったのはそれらのものです。

このジャンクの中からパーツをチョイスして、1/100のブービーダック1機はなんとか構築できるのではないかと思いつきました。

モノがモノだけに、アリイのパーツを中心に構成していくのですが、部分的にはイマイのものも活用してみます。

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例えば、バトロイドヘッドはアリイのもの(左)は形状的にこれですので、イマイスーパーバトロイドのものを下半分カットして使用してみます。

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こんな感じです。ちょっとオーバースケールっぽいですが、1/100同士です(*^-^)。
戦闘機が変形してロボットになるという無理矢理感の表現として、あえてこれでいいいんじゃないかと思います。

こんな無理せんでも、ウェーブさんのキットを作れば楽なのは解りきった話です。
ただ、それでは80年代にやり残してきたことに対する決着にはならんのです(´~`)

さて、このスーパーバルキリーが登場したのは(むろんテレビの話です)
♯24 『グッバイ・ガール』(1983-4-3)
♯27 『愛は流れる』(1983-4-24)
♯30 『ビバ・マリア』(1983-5-15)
のみであったかと思います(違っていたら教えてください o(_ _)o )
 『ビバ・マリア』の際はスカルワンは脇役でしたが、『グッバイ・ガール』では単機での初登場で「ブービーダック」というコードネーム(開発コードネーム?)もこの回で口にされたのみかと

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しかし、コレ↑には衝撃を受けました(゚0゚)。
なんと雄雄しい!と、高校入学を数日後に控えた15歳の心を鷲掴みです(≧∇≦)。
本題です。
思いつくところから気まぐれに手を動かしています

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足パーツからです。
これはアリイを使用。独自の解釈がされており、つま先・かかと(あえてこういう書き方をします)のノズル部分が各々密閉されるように仕切られていますが(左)、これはあまりにも違うので切り取りました(右)

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イマイのスーパーバトロイドより、足内部のパーツを移植します

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そして接着。ここは可動はさせません。……いや、出来ませんでした。
かつては……捨てても捨てても収納からアリイのポリキャップが出てきたものでしたが、今回いろいろ漁っていても、全く発掘することが出来ませんでした(○゚ε゚○)。
写真では見えませんが、奥にはやはりイマイのスーパーバトロイドからノズルを流用して接着しています。

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♯24 『グッバイ・ガール』(1983-4-3)をリアルタイム視聴していた際に、前回述べたブービーダックの雄雄しさと共に、「機体色が白くない……」ということもまた、大きな衝撃でした。
スカルワンは白・黒・黄の塗り分けというものがもう刷り込まれていただけにw(゚o゚)w。
おそらくこの回から、宇宙もしくは地球の夜のシーンでは、機体の白をこういった表現に変更していったというのが私の想像です。
かつてMAX渡辺氏もホビージャパンの作例で、この色合いのファイターを発表しておられたかと。
で、おそらく16歳になったばかりであった、39年前の、私なりの結論がコレ↓です。

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以前に書いた、イマイの変形バルキリーにスーパーパーツを取り付けたもの……私が完成させた唯一のブービーダックの、30有余年を経た残骸です。
白にグレーや青を微少に混ぜた試行錯誤の結果ですが、今見ても悪くはないと思えます。

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収納されているスーパーパーツ付き腕部は、キットオリジナルのものをそのまま使用します。
……このパーツはおそらく、テレビ版のキット(パッケージイラストのバックがピンクっぽい箱)ではないかと思います。
収納されているミサイル弾頭部(2×2)が省略されているようです。
あるいは私のジャンクの中にそのランナー類が無かっただけなのかもしれませんが……。
ただ、ヘッドパーツに干渉しそうなため、無しで良いかもと現時点では考えています

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ガンポッドです。上からイマイ・バトロイド、アリイ・ガウォーク、アリイ・ファイターです。
収縮状態のマウントとなりますが、ここはイマイ・バトロイドのものが有力かと、ただ、もう少しボリュームがあってもいいかなとは思います。

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スーパーパーツです。
下はキットオリジナルのもの。上はイマイ・スーパーバトロイドのものです。
かなりボリュームが違いますw(゚o゚)w。
上記した、テレビ版のアリイ製スーパーファイターはスーパーパーツのサイズが全体として小振りであったように感じます。
映画版のキットでは、右側にマウントされるS型の2連キャノンとの絡みがあり、スーパーパーツはリニューアルされていた……というのが私の記憶です。
今回映画版のパーツをほぼ発掘出来なかったので断言は出来ませんが、確かそうではなかったかと。
今回はイマイのパーツを使用予定です。
ところで、写真上のイマイのパーツは一目瞭然、映画版の1Aマックス機として当時製作したものの残骸です。
頭部はイマイ・ガウォークの1/72を加工し、角ばった手の表現として、1/72イマイ・オーガスの手首を加工したもので製作・完成しましたが、残っているのはこのパーツぐらいでした

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足先を紹介済みですので、今度はスネです。
キットパーツはちょっと厳しいかな、という感じです。
確かこのパーツも映画版キットではリニューアルされていたのではなかったかと思いますが……。

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イマイ・スーパーバトロイドのものと比較すると、ボリュームがかなり違います。
さて、どうしたものか……。

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当時心を鷲掴みにされたのはいろいろありますが、このブービーダックの、
「宇宙戦用なんで空気抵抗も重量も問題ないので、効率よく盛れるだけ盛ってみました(*゚∀゚)」
といったアンバランス感もひとつの要因であったように思います。
とにかくボリュームがありました。

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『グッバイ・ガール』での発艦シーンは何度見返してもワクワクします。
本題です(;´▽`A``

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で、そのボリューム感を表現したいということで考えると、キットパーツはちと厳しいというのが率直なところでして、上手くいくか解りませんが、イマイ・バトロイドのパーツを加工してみる方向で進めてみます。
足先とのバランスは問題ないかと

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アリイのパーツとは形状が違いすぎるのでスネのノーマル部分とタンク部分もイマイのものを流用です。
タンクが赤いですが……

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ミリア機として、完成間際までいったものの名残りです(ノд・。)。これもまた、昔の話

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モモ部分のことは飛ばして、インテーク部分を先に考えます。
ボリュームを考慮すると、アリイ・バトロイドのものが一番良いのですが、やはりそのボリュームがアダとなりました。厚みがありすぎます。

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左から、アリイ・ファイター、イマイ・バトロイド、アリイ・バトロイドのパーツです。
ファイターのパーツはちょっと使いたくありません(残りパーツのセットの問題)ので。アリイのバトロイドを加工することにします

……と、ここで作業は頓挫しました。そして、2022年12月……。
正直なところ、この3年間、これらのパーツは転居前の片付けで破棄していたと思い込んでいました(*´~`*)。

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ベクタードノズルと腿は、アリイ1/100ガウォーク。脛部分は全てイマイ1/100バトロイド。

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機首、主翼、機体はアリイ1/100ガウォーク。

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スーパーパックと頭部はイマイ1/100スーパーバトロイド、収納形態のスーパーパック付腕部はアリイ1/100スーパーファイター。
インテイク部分はアリイ1/100バトロイド。

と、キャノピーとバトロイド頭部のレーザー砲はパーツロスト。
ガンポッドも半端なパーツのみですが……これは、やってやれないことは、ない。

しかし……スカルワンの連発かぁ(*´~`*)……というのも無きにしも非ず。
しかし、ここで廃棄していたと思い込んでいたパーツが現れたのは……これも運命かも知れないですよね。

何かに背中を押されているのなら、それに従ってみますか(ノω`*)。
と、いうことで、2023年は1/100ブービーダックSECONDの作業再開からスタートします。
次回は、2022年総括です。
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